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東工大の必修英語を単位認定しようと勧める記事

この記事の目的

恐らくどの大学のどの学部に所属していても避けることができない必修科目に「英語」というものがあります。英弱大学として名高い(?)東京工業大学にも当然あります。ただこの大学に英語の授業を受けたい人がどれくらいいるのか?と。自分も受けたくないです。1限必修は悪。月曜1限必修じゃないだけましか。

しかし、東工大には英語の授業を回避してなおかつ無条件に100点を貰える素晴らしい制度があるんです。テストも授業も受けず課題も出さず100点。嬉しいね。外部英語試験による単位認定制度と言います。ほんとにこんな名前だったかは忘れた。この記事は、その単位認定制度を使って英語の授業を合法ぶっちしよう!と布教しついでに単位認定制度を使う上でわかりにくかった部分をメモ程度に残しておく目的で書いています。あとは TOEIC の成績を自慢したいので(え、自慢できるほど高くない?はい……)。

単位認定基準と(自分の独断と偏見による)試験ごとのおすすめ度

単位認定に使える外部試験の成績は英検、TOEFL iBT、TOEIC L&R、IELTS の4種類になります。試験ごとの認定基準は次の表の通り。

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それぞれがどのようなコンセプトで実施されていて、どのような出題傾向なのか?という点は各自で調べていただくとして、ここではそれぞれの概要と、どの試験がおすすめかを(自分の独断と偏見で)基準達成の難易度ごとに分類して述べたいと思います。

おすすめ度 ⭐︎3

① TOEIC L&R
ぶっちぎりでおすすめなのが TOEIC です。自分もこれで取りました。出題内容はビジネス英語に強く偏っていますが難易度はセンター試験(今後これも死語になってくのか……)に少し毛が生えた程度、他の3つと違って Listening・Reading の2技能だけで受けられるのでかなり負担が少なくて済みます。それに加えて、受験料も他の試験よりいくらか安く、6000円程度です。あまり話しても生存性バイアスを晒すだけなのでこの辺にしておきます。

おすすめ度 ⭐︎2

②実用英語技能検定
あとの3つは正直似たり寄ったりだと思いますが、その中で1つ推すなら英検だと思います。自分は1級は実際に受験してはいないので、準1級までの受験経験と1級の対策をした上での個人的な感覚を基にしています。あんまり信用しないでください。出題内容は、この4つの試験の中では最もオーソドックスで、特に長文の雰囲気は大学受験英語とかなり近いです。また、単語問題が多いので、単純な暗記で対処できる範囲が広いのも特徴です。ただし1次試験で Listening・Reading・Writing の3技能が、2次試験で残りの Speaking が評価されるので、例えばSpeakingが苦手であっても他の3技能でカバーするというような作戦が通用しません。なお受験料は TOEIC の次に安く、1級であれば 8000円程度です。

おすすめ度 ⭐︎1

③ TOEFL iBT
TOEFL の難しい方です。東工大の1年生が今度の冬に受ける ITP とは全然別物です。もう一度言います。難しい上に基本的に受験環境が酷いです。こちらは自分も今夏受けたのですが、狭い試験室に30人ほどが入れられて来た人からバラバラに試験開始となります。そして TOEFL は英検と違って Listening・Reading・Writing・Speaking の4技能に関するテストの解答を用意されたPCで入力するので、自分が Listening をやっている横で Speaking が始まることもザラです。ちなみにアメリカ方面の大学に留学したいならまたいつか受けなきゃいけない。加えて問題そのものの難易度もそれなりに高いので、自信がある人はぜひ挑戦してみてください……という感じ。TOEFL iBT 100点と TOEIC 875点が同じ基準にされてるのが信じられないですが。この基準決めた人、TOEFL 受けたことある?ちゃんと100点取った??受験料は日本円で20000円程度です。

おすすめ度 不明

④ IELTS

これだけ受けたことも対策したこともないのでよくわからないです…… TOEFL iBT が「アメリカ方面に留学したい人向け」ならこちらは「イギリス方面に留学したい人向け」。ただ受験環境や採点は TOEFL よりはしっかりしているみたいです。よく知らないので話せることがないですね。多分おすすめ度は1.5くらいじゃないかな……イギリス方面に留学する予定はないので多分受けないかな……受験料はこちらも 20000円程度です。あとはパスポートがないと受けられないらしい。

単位認定申請の手順

そろそろ書くの疲れてきました。もうちょっと書いたら終わります。東工大の外国語事務室のサイトに飛べば単位認定申請の手順が見られますが、わかりづらい上に直接メールしても要領を得ない答えばかり返ってきていらいらしたのでここにメモ程度にまとめます。

①単位認定基準を満たす成績を取る

これがないと始まりませんね。取りましょう。

②単位認定の時期や要項を確認する

東工大の外国語事務室のサイト内にある掲示板の中に「xx年度英検TOEFL等による単位認定について」みたいな欄があるのでそこを見ます。書類作成などの手順はそこに書いてあります。

③単位認定申請をする

書類を埋めて提出します。公式成績証やそれに類するもの、学生証のコピーの添付も必要です。公式成績証が手許にない場合は早めに請求しましょう。団体によっては届くまでに結構な時間がかかります。もしどうしても期間中に間に合わない時は、担当まで直接メールで連絡して、仮成績証に類するもの(TOEIC や TOEFL、英検ならばインターネット成績閲覧)を添付して仮申請を行い、公式成績証が来たら速やかに追って送付します。

④認定を待つ

認定審査の結果はその後直接メールで知らされます。書類到着から認定結果が出るまでの時間は公式回答では1〜2日となっていますが、自分の場合は到着から2時間ほどで認定結果が出ました。認定結果が出ないということは普通あり得ないので待ちましょう。認定されるとそのメールの中に「英語第 n の申告専用を履修登録してね!」みたいな指示があるのでそれに従って履修登録を行います。そうすると何もしなくても学期末には英語に100点の成績がつくらしいです。まだもらってないので知りませんが。めでたしめでたし!

おわりに

英語外部試験の布教なのか東工大外国語事務室のネガキャンなのか自慢なのかよくわからない記事は以上になります。適当に書いたので質問を投げられても困ります多分。疲れたのでもう終わり。TOEIC とか英検での点数の取り方なんて知らないので訊かないでね。

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