見出し画像

認知特性

視覚優位:カメラタイプ
写真のように、2次元で捉え思考するタイプ

視覚優位:3Dタイプ
空間や時間軸を使って考えるタイプ

言語優位:ファンタジータイプ
読んだり聞いたりした内容を映像化して思考するタイプ

言語優位:辞書タイプ
読んだ文字や文章をそのまま言葉で思考するタイプ

聴覚優位:ラジオタイプ
文字や文章を「音」として耳から入れ情報処理するタイプ

聴覚優位:サウンドタイプ
音色や音階といった音楽的イメージを理解・処理できるタイプ

1回目

👀カメラ☞41
👀3D☞40
🔤ファンタジー☞36
👂サウンド☞29
🔤辞書☞21
👂ラジオ☞19

2回目

👀カメラ☞57
👀3D☞37
🔤ファンタジー☞37
👂サウンド☞26
🔤辞書☞21
👂ラジオ☞19

👀

視覚認知が不得意なケース

視覚認知が不得意な場合、板書の内容を
正確に書き写せないことがあります。
また、文字を読むことが遅く、書き写す際に時間がかかるのも
視覚認知が不得意な子どもの特徴です。
中には、ノートに書き写すこと自体を嫌う子どももいるでしょう。
また、ノートをとる際に、升目や罫線に収まるように
描くことが苦手なケースもあります。

認知特性=情報の認識や処理方法の特性

優位とまではいかないけれど、高い。
でも板書が苦手。
黒板→ノート が苦手で、ノート→脳 では助かっているのかな?

視覚優位を活かす指導法・勉強法

視覚優位を生かす指導の1つは、
板書を視覚的に分かりやすくまとめることです。
重要なワードを枠で囲ったり、文章ばかりではなく
イラストや図を使ったりするなど、
視覚に訴えかける板書を心がけましょう。
コンピュータなどのICT機器を使うことも効果的です。
また、児童・生徒に意見交換させる場合には、
プリントや付箋、小さなホワイトボードなどを使用して、
お互いの意見が目で見えるようにすると良いでしょう。
視覚優位を生かす勉強法としては、単語カードを用いる方法があります。
また指導方法と同様、重要な部分は色を変えるなどして、
視覚的に分かりやすくまとめると良いでしょう。

🔤

言語認知が不得意なケース

言語認知が不得意なケースでは、
教科書や黒板に書かれている内容を書き写せても、
その意味は理解できないということがあります。
基本的に、言語認知が不得意な子どもは、
文章を読んでも理解しづらい場合が多く、
文面での指示や教科書に書かれている内容なども上手く理解できません。
また、時系列に沿って話すことが苦手という特徴もあります。

認知特性=情報の認識や処理方法の特性

理解は苦手だな。
噛み砕かないと、文字の形で理解せずに見てる感じがする。

言語優位を生かす指導法・勉強法

児童・生徒に対する問いや考えるためのヒントなどは、
文章に起こして伝えましょう。
また、習った内容を教科書の文章を使って振り返ることは、
言語優位の特性を持つ児童・生徒の知識定着を助けます。
自分や他者の意見や考えを書き起こす作業を取り入れることも、
言語優位を生かす指導法の1つです。
言語優位を生かす勉強法には、
語呂合わせを利用するという方法があります。
また、ノートを図式化してみるのも良いでしょう。
例えば、ノートの左上には新出単語を書き、
その下には単語を使った例文をまとめるといったように、
ノートのどこに何を書くのかを決めておくという方法があります。

認知特性を生かす指導法・勉強法のポイント

👂

聴覚認知が不得意なケース

聴覚認知が不得意な子どもは、
教師の口頭での説明・指示を理解することが苦手です。
そもそも教師の話が聞けない子どももいるでしょう。
また、聞いたことを理解しづらいため、
話の内容をメモすることを難しく感じるケースもあります。
周りが騒がしいと相手の話が聞き取れず、集中力が保てないのも、
聴覚認知が不得意な子どもの特徴です。

認知特性=情報の認識や処理方法の特性

これは、 →耳 だと好きな手段なんだけど
耳→脳 だと苦手なんだな。

聴覚優位を生かす指導法・勉強法

聴覚優位を生かして指導する際には、
新出単語や重要キーワードを繰り返し口にして伝えると効果的です。
イラストを使用する場合でも、イラストの内容を口頭で説明すると、
聴覚優位の特性がある児童・生徒にとっては理解しやすいでしょう。
また、児童・生徒自身に意見や考え、
答えに至るまでのプロセスを口頭で説明させるという方法もあります。
CDなどの音声教材を用いるのも効果的です。
児童・生徒が勉強する際にも、リスニング教材は効果を発揮します。
また、覚えたい箇所を音読して、自分の声を聞くことも、
聴覚優位を生かす勉強法の1つです。
教師の発音やイントネーションを真似してみるのも良いでしょう。

認知特性を生かす指導法・勉強法のポイント

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?