株式会社QuestHub会社紹介資料

はじめまして、大熊将八(@Showyeahok)と申します。今からちょうど4年前に友人の和田尚大と共に立ち上げた「株式会社QuestHub」の代表をしています。弊社は上場企業の中長期的な株主価値を最大化するためのコンサルティング・アドバイザリー業を手がけており、過去2年で売上高+1,500%以上という急成長を遂げています。ただ過去数年間、時おり経済紙にコメント・寄稿させていただく以外では大型資金調達やら業務提携を発表するでもなく、淡々と事業に取り組んでおりました。そのため対外的に、どういう思いでどんなメンバーがどういったビジネスモデルでやっているのか説明する機会がなかったので本稿にて説明していきたいと思います。どうぞお付き合いください。

QuestHubの企業理念/考え方

ビジョン:
「多様なステークホルダーが持続的に豊かに共存する世界を作る」

ミッション:
「資本市場に変革を起こし企業を成長させるハブとなる」

バリュー:

  1. 「Leverage Thinking:少ない投下資本で最大の成果を上げよう」

  2. 「Issue Driven and Aufheben:本質に向き合い二項対立を超えて解を見出そう」

  3. 「Think Big, Act Small:大きな目標に向けゆっくり急ごう」

  4. 「Love Spikes:強みを高め合おう」

  5. 「Can Do Mindset :最後は根性」


◎QuestHubのケイパビリティ

  1. アクティビスト目線:アクティビストが企業に対して何を求めているか理解している。

  2. 経営者目線:アクティビストを納得させられる経営戦略の策定と実行に長けている。

  3. メディア目線:多様なステークホルダーの考え方を熟知し複雑な状況を正しく把握し適切に対応できる

◎QuestHubが信じている前提

  • 日本の資本市場は発展途上であり改善余地は大きい。言い換えれば大きな成長余地がある市場である。

  • 全てのステークホルダーへの責務を充足してこそ、株主価値は複利的にまた持続的に成長し続けるため、株主以外のステークホルダーへの分配もできる。

  • 各ステークホルダーに適切な分配を行い企業の株主価値を中長期的に最大化させる仕組みを作り改善し続けることが、上場企業経営者に求められるコーポレートガバナンスである。

  • 上場企業経営者との対話を通じ上記の姿勢を促し、収益を最大化することが投資家の責任(スチュワードシップ)である。

  • より洗練された市場となることでリスクマネーが投資家からより効率的に提供されるようになり、企業は成長し経済が発展する。

事業詳細

◎顧客に対するQuestHubの提供価値とサービスライン

◎顧客基準

潜在的に高い成長性や高い資本効率の事業を有しているが、改善余地のある資本配分、過去の不祥事や不評、偏った株主構成など何らかの要因で資本市場から本源的価値に比べ割安な評価を受けている上場企業において、こうしたディスカウント要因と真摯に向き合い、ポテンシャルを解放する意志を持つマネジメント


◎フロントメンバー(候補)に対するQuestHubの提供価値 

  1. 構造的に確実に伸びるマーケットでかつ見晴らしの良いポジショニングにおり急成長している会社で、高い成長実感を味わえる。

  2. 顧客である上場企業経営者の究極的な意思決定に携われ、多くの刺激的なプロジェクトを手がけることができる。

  3. 優秀なメンバーと本質的な課題に集中してコラボレーションできる。

  4. 提供価値に見合った職位と業界最高水準の報酬が得られる。とりわけ、高い分配率のもとでの金融的なアップサイドとストックオプションによるキャピタルゲインの両方が得られる。

◎業務内容

  • 上場企業の資本市場における変曲点となる情報の収集・分析

  • 株主目線を取り入れた中期経営計画、インオーガニック成長戦略、IR戦略の策定

  • 株主構成最適化に関する提案書の作成

  • 顧客企業・顧客候補企業経営陣に対する株主価値向上施策の提案とディスカッション

  • プロジェクトの進行・マネジメント

  • コーポレートガバナンス、アクティビズムに関する調査・分析

◎採用基準

資本市場変革に熱意を持てる、既存の組織では飽き足りないプロフェッショナルファームやファンド所属者

  1. 資本市場を本気で良くすることに熱意を持てる、倫理観のある人

  2. コンサルティングファームや証券会社、PEファンド、ヘッジファンドにおいて既存の組織では飽き足らずより裁量を持てる組織を探している人

  3. 金融業界の仕事やプロフェッショナルな働き方が好きな人

  4. 将来のエスタブリッシュメントとなるブランドを作ることに興味がある人

◎募集している職位

  • シニアマネージャー
    :自らプロジェクトを獲得しその責任者を務めることができる。

  • マネージャー
    :プロジェクトの責任者を務めることができる。

  • シニアアソシエイト
    :マネージャーのもとで業務遂行にあたることができる。


代表メッセージ:なぜQuestHubをやっているのか、QuestHubで何を成し遂げたいのか

もともと私は学生時代から、ジャーナリストとして企業の問題を的確に指摘しより良い方向に導くということに興味がありました。瀧本ゼミという企業分析を学ぶサークルで身に着けたスキルを活かし、とある東証一部上場企業の不正会計の予兆を公開情報分析により発見し2016年に記事を書いたところ、2017年には同社は赤字転落、2018年には上場以来不正会計をしていたことを認めることとなりました。同時期に、「空売りファンド」と呼ばれる、企業不正を調査しレポートを公表して株価下落を狙い稼ぐファンドが伊藤忠商事や日本電産などの日本企業を狙っていることを知って興味を持ち、空売りファンドのマネージャーに会いに渡米しました。結局入社を断られたのでファンドの道を諦めて一旦はテレビ局に入社しましたが、その直後知人から前職の上場株ファンドを紹介してもらい、採用していただきシンガポールに移住しました。
前職では沢山の貴重な経験をさせていただいたものの、誰かの下で働くことがどうしても得意になれず、当時マッキンゼーのインドネシアオフィスで働いていた和田に声をかけQuestHub社を創業しました。最初の1年はいろいろなスモールビジネスで日銭を稼いでいましたが、創業翌年の2019年にLIXILグループで創業家の潮田洋一郎氏に追い出された瀬戸欣也元社長が機関投資家の支持を得て株主総会で勝利して社長に返り咲くという日本の資本市場にとって画期的な出来事が起こり、「株主の影響力で日本の上場企業の経営が変わる時代が来る」という確信を持ちました。その後LIXILグループはノンコア事業の売却などを推し進めた結果、時価総額は約2倍となり、一時、上場来最高値を更新しました。ガバナンスの変更に伴い聖域なきポートフォリオ変更が断行されたことで何千億円もの価値が創出されたのです。
そこで経営陣を正しい方向に導きステークホルダー全体が享受できる価値を高めるというポジションが世の中から求められていると思い、現在の事業の原型が出来ました。その後2020年に3期目に入り黒字化を果たし、4期目の21年には数億円の純利益を稼ぐに至りました。しかし現時点では単なる資本市場の一プレーヤーに過ぎないため、「資本市場全体を活性化させるハブ、プラットフォームになり、次々と資本市場の課題を解決し発展し続ける組織を作る」という目標にアップデートしました。これから「第2の創業期」が到来します。そのためにもまずはアドバイザリーとしての実績を積み増し、多数の案件を手がけられるハブを目指していきたいと考えています。そのキードライバーとなるのが、とびきり優秀な人材の採用です。

私はQuestHubを「多様なステークホルダーが豊かに共存できる世界を作る」という創業以来の理念のもと経営しています。しかし以前は、ジャーナリスト時代から起業の初期は、私自身が貧しく、周りで成功している人を妬む気持ちもあり、(「借対照表」を「借対照表」と書くなど)実力も追いついておらず「企業(特に大企業)のダメな部分を見つけて叩きたい」というややルサンチマンに基づいた思想を事実として持っていました。また、私自身が周囲と衝突してばかりいました。
しかし、事業を通じて様々な上場企業の経営者やファンドマネージャーといった資本市場のプレーヤーと接していくうちに次第に「ただ批判して現状の体制を攻撃するだけでは意味がない。建設的な提案と実行を通じて市場や企業をより良い方向に変革したい」という考えに変わっていきました。また、自分自身が少しずつ豊かになるにつれて他者を思いやる余裕が生まれたことを実感し、「なるべく多くのステークホルダーを経済的に豊かにし余裕を作り出すことこそ異質なコミュニティ同士の対立を縮減させるのではないか」と考えるようになりました。
残念ながら足元では日本社会全体がどんどん貧しくなり、余裕が失われています。高い投下資本利益率を生み出す企業を増やし、その株主として個人投資家や年金基金を通じ国民が潤うことで豊かになり、生み出された富が企業の成長のために再投資されるという好循環を作り出す一助になることがQuestHub社の理想です。分かり合えずとも折り合いをつけることが出来るのは金融の力であり、こうした「限られたパイを取り合うのではなくパイを増やして異質なもの同士に折り合いをつける」ことにやりがいを感じています。

株式会社QuestHub代表取締役 大熊将八

社名: 株式会社QuestHub
設立日: 2018年4月9日
代表取締役: 大熊将八
資本金: 約6,300万円
本社住所:106-0032 東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー 3F


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