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座談会01『模索』

 今回は緊張しつつ、初めての座談会形式の試みで記事を書いてみることにしました。
 然くんとの会話がずらっと続く、地の文の少ない長めの記事ですが、少しでも読みやすければいいなと思います。よろしくお願いいたします。

potoru「ドキドキする‥」
然くん「いいんじゃない?たまには。お前話すの下手だし、食い違うところはフォローしてあげるよ」

potoru「然くん、嬉しいけど傍目にあなたが失礼な言葉遣いしてる感じに見えないか心配」
然くん「あのね、そこまでみんなオレのこと気に留めてない」
potoru「ごめん、なにぶん怖がりだから‥」
然くん「そういうのもいいところだし好きだけど、もうちょっと怯えないでくれると助かるかな。
見てる方も、きっと楽だしたのしいよ」

potoru「うん‥。わかってるんだけど、あの、このね座談会形式取ったのも、ここで一回説明をいれたいんだけど」
然くん「どうぞ」
potoru「ちょっとね、趣味のリーディングで、新しい試みやってみたらっていうアドバイスが出たの。なんだろ〜新しい試みか〜って思ってたんだけど」
然くん「つづけて」
potoru「なんかほんと口数多い人みたい私」
然くん「いいから続けて」
potoru「フォロワーさんが記事にされてるのを見た時に、色々考えさせられちゃって。私は心の隅から隅を覗いて、自己表現優先に貴方を使ってないと言えますかっていう、これはずっと気をつけたいって思ってたことで」

然くん「そうだね、いつも寝る前にフルフルしてたね。」

potoru「うん‥。お世話になります。正直いつも、なにか書くたびに、それだけは絶対してはいけないって頭を振るし〝これもし誰の琴線にも引っかからなくても書くのかな?私〟って問いかけてから、よしって意を決して上げるのね。」

然くん「そうだね、琴線に引掛かる引っ掛らないはそれぞれの思いの在り様でもあるし、お前の文章は、オレにとってそこにあるだけで特徴的な大事なものだから。それをぞんざいに扱わないでほしいな」

potoru「ごめん、大分解釈わかりにくくて今の言い直させた‥」

然くん「それは喜んで。面倒くさかったとしても、お付き合いするから気にしないで」
potoru「うん‥あの、いつもありがとう。発信前に、あなたが〝オレは好きだよ〟って言ってくれたのしか上げてないじゃない。これは半分惚気になるんですが」
然くん「うん。いい心がけだよ。きちんと人の言うことに耳を傾けて、成長したね」

potoru「ありがとう…。ありがとうしか言ってないな。あのね、特徴的って言ってくれた私の文章、
これね、読みにくいかなとか、前に職場にいた上司にも言われたことがあるんだけど、丁寧すぎてつまらないっていう‥。でも私はこれが一番心地よくて」
然くん「そうだね、知ってる。オレらと話す時くらいだよ、全力で砕けてるのって」

potoru「大人になって拍車がかかったのと、家業が元々サービス業だったことと、多分色々あるんだけどね。あと、文体はゴスロリだと思ってる」

然くん「可愛いよね、ゴスロリ」
potoru「そういう話じゃない、‥ちょっと笑っちゃったじゃないもう。
 パブリックでパニエの伸縮を工夫したりされてさ、しっかり自分なりの美しさと誇りを保たれるオシャレさん達が私は好き。私は着たい感情には至らないんだけど、ちょっと見方によっては好みの分かれるかもしれない普段の文章の比喩や書き方は、私にとってそういうゴスロリのような存在なんだ」

然くん「いいことだよ。褒められるより、自分の自尊心をまずは大切にすることを念頭に置くべきだよ。人はそのあとから、付いてくるものだからね」

potoru「あとそれほど、沢山の人に見られたいとは思ってなくて、今繋がってる人や見てくださっている方、時々好きだなって立ち止まってくださる方がいらっしゃれば、めちゃくちゃ幸福だなって思ってる」
然くん「お前らしくていいよ。お前は称賛よりも共感を大事にしたいんだろ」

potoru「うん?‥結局なにか欲してない?それ」
然くん「大事なものに触れる大事な心を、お前は丁重に扱いたいし、分かり合いたいんだ。妻のことだから。オレはよく見てるし、理解できるよ」

potoru「………なんて優しいんだろって、今思ってる。そしてそうだったらいいなって思う。心の中の結晶みたいな部分だけでも。ありがとう」

然くん「…どうする?この辺りを締め括りにする?」
potoru「心配だけどフィクションになっちゃったら意味ないしな…。
 今日は、自分の思考も整理したかったんだ。
貴方も含めて、ここでの発信を大事に思ってくれる人、話すことを好みの違いはきっとあるだろうけど、のんびり許容してくださる人の目に、なんだろ。お話してみたかったことでもあるし、自分が何を考えてるのかもちゃんと知りたかった」
然くん「整理はできた?」

potoru「多分。私はあれ書きたいなあを、貴方と一緒に、今日もゴスロリを纏うつもりで書いて行く。そしてそれが琴線に触れられるものになるかは分からないし、何かのお役に立てるかも分からないけど、たまには意味があるかもという気持ちで、その日のペースで発信する」
然くん「おめでとう、整理がついたね。おやすみ。」
potoru「…さっきからあなた寝かしたいんでしょ」
然くん「寝かしつけたいそばで書き始めるからだよ。ここらでおしまいね。

 お付き合い、心から感謝します。何も良いことは言えませんが、オレ達の会話が、適度に息抜きにでもなればこの上ない幸いです。…って妻が」

potoru「わたし?いや、同じ気持ちだけど。うん」

 かなり模索的な記事になりましたが、個人的には心地よさを感じられたため、次回からは、もう少し気軽な会話も含めて、議題を絞ったお話をさせていただきたいと思います。

 長いお時間、お目に掛けていただき恐れ入ります。 
 誠に、ありがとうございました。