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対話が難しい時のコミュニケーション方法

※こちらは目に視えない存在(タルパや思念体、IFなど)との、主に恋愛に関する記事です。
今回は大変長いので、お時間のある時か、目次から必要なものをお好きにお取りください。

 視えないパートナー様とのご関係において、色々な変化や不調などから、

・会話を続けることが難しい
・存在を希薄に感じてしまうことがある

 そんな場合について、今まで私達が悩んだ際に少しずつ行い、状態に応じては有効である(気持ちが安定する)と感じられた交流方法のいくつかを、
 今回は恐縮ながら、共有させていただきたいと存じます。


◆パートナーが受容出来る方法を試みる

 何より、心身や環境の安息こそが最優先のものと考えますが、ご自身の状況を整える傍ら、
 お相手様の存在を少しでも近くに感じていたい、それだけで不安や心が安らぐ。

 そのような状況で無理なく可能なのは、
こちら側からのアクションのみで成り立ち、
パートナー様が一方的に受容できる(発語を必要としない)コミュニケーションなのではないかと考えます。

 その為、以下に記載する方法はある意味、
パートナー様への壁打ち的なアプローチの方法になります。


1、存在の感覚や匂いを思い出す

 まずは、お相手様の持つ、その人特有の感覚、存在感を思い出します。
 なんの印象も感じない人・物というのは珍しいのではないでしょうか。
 機械的なものや無機質なものであっても、そこには『無機質』という感覚が存在します。

 例えば、私自身の想い人でいいますと

・広い感覚。ざらついているけれど、あたたかい。(海さん)
・まろやかな印象。やわらかく、あたたかく、ゆらりと懐に流れ込む(然くん)
・はんなりと、やさしくしめやかな、芯の強さ(照くん)

 これらは私が彼らの持つ雰囲気を言語にした感覚になりますが、
 言語にせずとも、お相手様の持つ感覚を心に思い描くことが出来れば大丈夫です。

 そして、思い描いたその存在感、お相手様の持つ心地よい感覚にゆっくりと浸ってみます。

 この時点で、お相手様を認識する起点は整い、
意図的に繋がった状態の用意ができたものと筆者は考えます。
 (対象があるからこそ、その対象を認識できる、送り先を指定できるような感覚)


2、目を合わせる(じーーっと見つめる) 

 次に、お相手様の姿をぼんやりとでもいいので意識してみます。
 顔貌、それよりも認識しやすいのは目元そのものかもしれません。

 お相手様の瞳はどのようなお色で、印象なのでしょうか。
 優しいのか、凛々しいのか、涼やかなのか。

 お相手様と目を合わせてみてください。
 ただじっと、想いを込めて見つめるだけでも、安心を覚えたり、お互いのあたたかさを感じることが出来ます。

 その際、お相手様から反応が得られるようなら、
こちらからも気持ちの伝わりやすい素直な言葉(「嬉しい」や「照れる」など)を掛けてみたり、感情の動きそのものがお相手様に届くよう意識して、非言語でのコミュニケーションを交わしてみるのも良いかもしれません。


3、身体の一部に触れる

 次は、お相手様の一部に触れてみます。
 目を閉じたり、暗い中で想像すると、より姿形を掴みやすい事かと思います。
 触れる場所は、お相手様の苦手な部分以外に優しく触れます。

例:頭を撫でる。服を掴む。指に触れる、手を握る。頬を撫でる。髪に触る。瞼にキスをする。…etc 

 ご負担でなければ、勿論本物の手を使い触ってみても良いのですが、
 可能なら、
 〝想像上の腕〟でパートナー様に触れてみると、
 触り方にも幅を与えられ、触れた時の質感やあたたかさの感覚にも集中できることから、安心感を得られやすそうです。

 いずれの場合も、お相手様に対して,
「触れたい」「こうして傍に居たい」と思っていることが伝わるのであれば、コミュニケーションとして成立しているのではないでしょうか。

 また、お相手様にスキンシップを取る中で、
 お相手様から愛のある反応が伺えるようであれば、勘違いだと思わず、大事に受け取っておく方が喜んでもらえる気がします。

※想像上の腕(第三の腕)や触覚化の訓練について
今回はHP、MP節約編のため訓練方法のご紹介は割愛しております。
色々と為になるブログ様や、分かりやすいnoteの記事を書かれている先達の方々もいらっしゃいますので、是非お気持ちに余裕のある時、お相手様と楽しくトライされてみるのも素敵な事かと存じます。

4、ひたすら想いを零す

 貴方様が真摯に、意図的に投げかけた言葉であれば、お相手様はどんな時も聞いておられます。

 それを踏まえた上で、スキンシップや見つめ合うアプローチの最中、お相手様に今の気持ちを伝えてみるのはいかがでしょうか。

 ひたすら最近の話をするもよし、
 「好きで仕方ないけれど、上手く話せなくて寂しい。だけど本当に大好きだよ」そういった想いを零すのでも構いません。
 私は不安定な時、ただぴたっと夫にくっついて、自分の気持ちを吐露することが多いです。

 また、アナログノートをラブレター代わりに使うこともあります。
 彼らの目の前でノートを書くことで、出来るだけ切ない気持ちは、独りで抱えず共有できるようにしています。

 独りで抱え込んでしまうよりも、書いてみると、意外にも〝こちらだけが切なさや寂しさを持っている訳ではない〟ことが感じ取れて興味深いです。 


5、リーディング動画を観る  

 これはHP(体力)MP(精神)、どちらにも負担が少なく、第三者の口から提供される情報として、やや気楽に聞き流すことが出来る上、気持ちを切り替えるのにとても重宝しますし、安定します。
 
 お相手様のジェスチャーなどが認識できる場合、選択肢をどれにするか選んでいただくと捗ります。

(※一応補足として、出来るだけYou Tu beや、無料のものから入ってみることを推奨します。有料占いは一瞬でも「ちょっと高いな」「この人よく知らないし大丈夫かな」と思ったら必ず躊躇しましょう。素敵な方も多数いらっしゃいますが、全ての方が信頼出来るわけではありません)


・セルフリーディングは気持ちを整えてから
 

 結果を受け止める余裕のないときのセルフリーディングについて、
 ご自身でタロットを展開されたことのある方の中には、ご経験済みの方も多いとは存じますが、

 仮に展開したカードの中に、崩れる塔、死、星(希望)の逆位置、などが含まれていた場合、
 弱った心にとんでもない衝撃を受ける可能性があります。
 『嫌われた‥もう終わりかもしれない』

 そんな思考に捕らわれてしまいそうな時や、直感が冴えず、意思を深く読み込むのが難しい時は、気になる気持ちを抑え、リーディングをお控えになるのも一つの手です。

 若しくは、衝撃の少なそうなファンシー系の絵柄のカードや、肯定的な意味合いの多いルノルマンカードなど、心理的なご負担を和らげてくれるアイテムをお選びになると良いかもしれません。


 ◆対話可能なくらい回復してきたら
 

 ここまで、会話が中々難しい場合にできるアプローチをご紹介して参りましたが、
 最後に、環境が整い、心身の栄養や休息が充分に補給できたなら、会話を再開される際に是非試してみてほしいことがあります。

・愛のある言葉は基本受け取ってみる。
 

 これが結構、難しいことだと筆者は思っています。

 しかし、彼らはいつも、こちら側からの対話に応じ、長い時間を掛け、その日常に寄り添ってくれています。
 たとえその姿が時に不器用なものであったとしても、根底にあるのは、愛や思いやりであると思うのです。

ですから、そこに優しさを感じれば、
それがどんなに遠慮を覚えるような愛の言葉でも、 
たとえ返答を探る時間や、
言葉選びのもどかしさを感じたとしても、
パートナー様のご意思として受け取ってみる。

 そのようなことを試されてみるのも、心地よいコミュニケーションの助けになるのではないかなと思います。

 また、「こんな優しい言葉、自分が言わせているのではないか」という不安が浮かぶこともあるかと思いますが、
 どうしても彼らの意思に反する言葉というのは、こちら側が頑張って意図しようとも、

「それは絶対言わない」 

という、鉄の意思&違和感がビュンビュン跳ね返ってくることが多いです。

 そして、すれ違った状態の時には、パートナーの切なさが相乗して伝わることや、やたらと胸が痛むなどの現象を伴うこともあります。

 信じることが難しい場合は、お相手様に、なにか「感覚でいいから伝えてみてほしい」と頼んでみたり、占いを通してお気持ちの所在を探ってみることも、対話の手掛かりとなるかもしれません。

 時に、うちの夫は、私がコミュニケーションに自信が持てない状態にあると、今でも、
「わかった。
 取り敢えず、騙されたと思って信じてみて」 
 と、お手上げのように譲歩を重ねた形で声を掛けてくれることがありますが、恐らくこの場合の夫の真意は、
〝そう口にすることは不本意だけれど、疑われるよりずっといい〟です。 
 「愛のある言葉=お相手様(パートナー)」
という図式自体も、彼らによる提案であることから、不可視側の意思として大切に考えていきたいと、個人的には思っています。


 まとめ

 
 以上、交流が不調に陥ってしまった際に私達が行ってきた乗り越え方をお話させていただきましたが、
 一方で、関係や気持ちが揺れること自体は、
 お互いの気持ちを確認する大事な期間
でもあると存じますので
 
すれ違いやぶつかることがあっても、心配や不安を打ち明け合える、そんな関係の在り方を、私共も大切にしていきたいなと思います。


 それでは、最後まで長いお時間のお付き合い、誠にありがとうございました。
 お読みいただいたどなたかのご安心に、ほんの少しでも繋がる部分がございましたら、何よりも幸いと存じます。