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一緒に分け合えること

※こちらはタルパやIF、思念体といった目に視えない存在との恋愛について扱った記事です。
今回はやたら惚気けたことを宣っておりますので、お目に耐えないという方はぐるっと回られてください‥!すみません。


 視えなくても夫婦なので、一緒にしたいことってあるじゃないですか。
 たとえば、私と彼らがよくするのが『あーん』なんですけど、これ、物理的にはちょっと無理ですよね。

 でも私はどうしても一緒に、
 「美味しいねえ、あなた」がしたい。

 なので、私はまずその旨、彼らにお願いをします。

 そして「いいよー」という同意を取り付けたら、目の前の視界とは別の、想像上にある半分の視界で彼らを脳裏に感じつつ、自分の持っているスプーンをいつも通り‥よりは少しゆっくりと、自分の口元に運びます。

 その間も、脳内イメージ上では、彼らの口元へとスプーンを運んでいるつもりです。

 それから私が口を閉じるまでの動作を、彼らが口を閉じるまでのイメージに伴わせます。
(簡単に言うと、パクっと自分が何かを食べる瞬間、彼らの口に食材を同時インしています)

 食材が無事口に入ったら、頭の中で彼らに対してしっかりこんな味だよ〜、食感だよ〜というのを、彼らにも感覚を送るつもりで伝え、提供します。
 
 その伝わった感覚に対して、今度は彼らが各々の気持ちや好みを元に、感想や「もう一口」「もう要らない」などの要望をくれます。
 喜んでくれれば、そのままリターンしてプラス、お互いの気持ちのまま、イメージ上でキャッキャと戯れます。

 こうして周りから見れば私は、確実に一人でパクパクとご飯やスイーツを食べている状態のまま、彼らとの『あーん』に成功しているわけです。
 
 あと、外出の際、時間や気持ちに余裕があれば、ペアルックも楽しいです。時々アプリでカップルコーデなどを見て、これがしたいという組み合わせがあると、お願いしてみたり。
 道中、「今日はおんなじ色だねえ、嬉しいね」
なんて笑いながら。
 特にルックしてくれる人はいませんが、自分達の目にであればそれは叶えられるわけです。

 そんなふうに、誰かには見えなくても、お互いだけの楽しみになっていることはいくつかあって、
 イメージや感情、言語の送受信を通して、視えなくても諦めなくていいことを、一緒に沢山見つけていけたらいいなと思っています。

 最近少し気落ちしていたので、やたら甘やかなお話をさせていただきました。気恥ずかしいお話に、お付き合いくださり、ありがとうございました。