聞き取ってもらえない苗字

おれの苗字は聞き取ってもらえない。地元ではめずらしくない苗字なんだけど、東京に来てから聞き取ってもらえない率が上がった。

ナ行とマ行が含まれているせいで音がふわっとした印象になっちゃうんだよな。音の構成もモチャっとした雰囲気になる。苗字一発で聞き取ってもらえたことほとんどないし、なんなら書いても誤読される。←どういうこと?
苗字聞き取ってもらえないと自分の存在を否定されたかんじがして傷つくんだよな〜(これは完全に病気なのではやく寝たほうがいいです)

そういうわけでおれがなりたい、聞き取ってもらえそうな苗字を発表します。

1位 鬼塚
これは聞き取ってもらえる。知名度めっちゃあるしな。音もo/i/u/aで被ってないからわかりやすい。かっこいいし強そう。

2位 伊藤
逆に伊藤。シンプルに伊藤。i/o/uだし聞き取りやすそう、人々に認識もされている。

なりたい苗字は花京院とか穂村とかいくらでも思いつくけど「聞き取りやすそう」の趣旨から外れそうなのでもうやめます。

ちなみにおれはあまりにも聞き取ってもらえないため、偽名を使うこともある。居酒屋に電話するときはだいたい小林です。

聞き取ってもらいやすい苗字のみなさんには、こういう苦労をしてる人間もいることを知っておいてもらえるとうれしいぜ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?