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RE_PRAY横浜公演

羽生結弦さんのRE_PRAYツアー、ついに最終地の横浜を迎え、私は初日は現地、千秋楽の2日目はライブビューイングにて見ることができました。
まずは羽生選手、ワンマンでの演技お疲れ様でした!すぐにnotte stellataが控えてはいますが、ゆっくり休んで下さい。そして羽生選手はじめスタッフの皆様、素晴らしい公演を届けてくださり本当に本当にありがとうございました…!無事千秋楽を終えられたことおめでとうございます!

さいたま公演から比べると滑りもダンスもキレが増していて、ツアーで移動があって疲労もあるだろうにどんどん一つ一つのプログラムの完成度は上がっていきました。特に横浜では初日会場で自分の目で最初の「いつか終わる夢」の滑り出しで、「あ、今日はとても体調良いのだな」と素人の私でもわかるスケーティングでした。翌々日の2日目に至っては毎公演キツイ中滑る「破滅への使者」が初ノーミスの素晴らしい出来!千秋楽らしく締めくくるというめでたさでした。

「鶏と蛇と豚」では赤いレーザーで描かれた直線と羽生さんのスケート靴の踝あたりにも赤いレーザーの光線が照らされ、まるで足に絡みつく蛇のよう。上半身のMIKIKO先生振り付けの動きも無駄がなくキレキレの動き、それでもスケーティングは揺るがない鋭利なナイフのようなプログラムに仕上がっていました。今日が終わり上昇する小舞台でのダンスが始まっても余韻が残り、ゲームのキャラが氷上に現れて初めてほっと息をする感覚でした。

「MEGALOVANIA」前の無音部分のトウでカカカカっと進むところのリズムがさいたまと変わり、よりサンズの発する会話のリズムっぽくなっていたこと、また映像もよりクリアで綺麗になっていた中で特に骨が降るところの映像が表情だけでなくモニターにも映されたことでよりサンズからの攻撃の激しさが視覚でわかり、渦巻くプロジェクションマッピングの中攻撃を避けるスピンの動きも軸は全くブレず、本当にゲームのバトルシーンを見ているようです!もうこのプログラム好き過ぎです…!単体でもやってほしい。パンケーキスピンのところで足に挟んだ手を狂気に合わせて上下に動かして解く直前に片手でもう片方の手を撫でるような動き、最高です!あれをやってもスピンのバランスが崩れない技術力ったら…!

映画館で見た千秋楽の「破滅への使者」は6分間練習の時からジャンプも綺麗に決まっていて、これなら安心という気持ちで本番を迎えました。
最後の3Aだけ少しバランス崩しましたけど、ベスティスクワットイーグルにという羽生さんならではの体幹と筋力で繋げてノーミス完璧なものに!物語上仕方ないですが、この演技はCLEARのままセーブ出来て欲しかったです。
もっともあらゆる生物を倒してしまった破滅への使者から祈りに向かうには、ここでセーブ出来てしまったらRE_PRAYにはならないので仕方ないですね。

2部の「いつか終わる夢RE」が始まる前のロード画面、1部では布の幕があるのに2部にはないのは、セーブはされなかったにせよ、一旦ラスボスを倒してしまったことでリプレイするものの、ゲームのストーリー上では分岐しているスタート画面ということでしょう。四方に写っている格子はゲーム機の内部の閉ざされたデジタル空間のイメージかな。このデジタル空間から水を通じて飛び出すことで自由になる。暗闇だけど自由。この辺の発想が羽生さんらしいです。暗闇の中人はすくんで動けなるものですが、誰からも感知されないことで自由と感じるのは、普段からメディアやストーカー的な狂信者の👀に悩まされているからだとしたら哀しいけれど。

「天と地のレクイエム」も「あの夏へ」もとても幻想的でその間だけ天と地の狭間ではないですが、精霊の世界にいるような感覚。ランタンの光や水面の波の映像も素晴らしい!
「春よ、来い」は試合のエキシビションやアイスショーで様々な照明で見ていますが、見るたびに異なる印象を持つのは羽生さんの世界観の作り方のおかげ。

最終日のアンコールのMCで話された中には、ちょっと物騒な内容もあって、そんな危険性を感じることもあるのかと改めて身の回りには本当に気をつけて頂きたいし、できることならご家族も含めて警備の方にはついていてほしい時思うくらいですが、その辺もしっかりした羽生さんのことだからきっと対策されているのでしょう。ファンとしては氷と芸術の神様にお守りくださいと祈るだけです。

私自身RPGゲームは大好きで、ドラクエ全部、クロノトリガー、MOTHERなどはプレイ済み。UNDERTALEもこれをキッカケにダウンロードしましたが、いかんせん運動神経がないのでアンダインの槍が地面から出てくる迷路で停滞中。今回のRE_PRAYで取り上げられていたFFはまだ(ドラクエばかりやっていたせいで呪文とか道具類が覚えられず)なので一度クリアしたいのと、タイムリーに昨日MOTHER3がSwitchでプレイできるようになったとのことで久々にまたゲーム機本体を買いたいと思い始めてます😅羽生さんの作る世界は、自分の中にある何かを刺激して、スイッチを押してくれる気がするのですよね。
仕事がコロナ禍以来リモートになったことで、出勤の移動がなくなった分、行動範囲は狭くなったけど、自分から意識して運動するようになったし、行けるなら直接生で羽生さんが見られる場所に足を運びたいと思うし、演じられているものをできる範囲で理解したいと好奇心は持ち続けています。他にも好きなものはあるけれど、頑張る原動力をもらっているのは羽生さんから。
「僕のスケートは皆さんの写し鏡」と言ってくれましたが、こちらからもポジティブなエネルギーを羽生さんに注げるように、前向きに楽しく生きていきたい。

TELASAではアングル違いの映像もアップされましたね。リンクサイドからの映像はプレミア席に座っているような目線で新鮮!MEGALOVANIAのワープの所、観客にライトが当たる所ってハート型?なんだか色々気づきそうなので、これからゆっくり見てみましょう!








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