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今年の7月も終わりましたね。

渓流釣りの方は、自己ベスト更新29cmのイワナ。やはり自分が攻めている流域ではこれくらいが最大なのかもしれません。6月までは週に1〜2度は山に行っていたのですが、時と共に入渓する人の累計が重なるほどに釣果も厳しくなるため、7月からは特にタイミングを計るようにしました。

雨が降った後の29cmに続けて26cmをあげた後、勢いで入渓した翌日は久々のボウズもありました。その辺りも、様々な要因を組み合わせた駆け引きということを実感しました。学ぶことは多くあります。

また薄暗い森の中、降り注ぐカナセミの声と雷鳴に風情を感じるタイミングもなかなか良いものです。

時折出会う鹿の逃げて行く様子を観察したり、せせらぎに浮かぶ岩の上に残された鮮やかなブルーと黒のストライプ模様の鳥の羽。

魚でなはくヒキガエルやカワネズミが泳ぐ姿にぎょっとすることも。

糸や針に絡まる蜘蛛の糸の強靭さに感心したり。

大雨の後の渓相がまるで違った場所であるかの如き姿は畏敬の念が湧いてきます。

当初は大量に持ち込んだ補給用水分ですが、途中からは川の水を濾過して飲むための道具を装備し、それだけでも身軽になりました。

渓流釣り最高です。

さて、仕事の方ですがこちらも色々と学ぶことが多いです。

最近の課題は「謙虚さを保つ」ことですね。

心の有り様から自然と謙虚にいられることがあるべき姿なのでしょうが、自分の場合は「家族のために頑張らなければいけない」という気持ちが枷になり、内部のバランスを崩してしまうようです。

山の空気は、そんな自分を笑って拭い去ってくれるので助かります。

※写真は見つけたカケス羽

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