自分の気持ちに嘘をつくなとあの人は言った

  • 書かないけど色々なことがあった。変革期、あるいは繭期に入ってるんだろうなと捉えている。

  • 高校時代、可愛がってもらっていた社会の先生に、会話の流れと少し外れたタイミングで「自分の気持ちに嘘をついたらだめだ」と言われたことがある。日頃と違うその真剣な雰囲気に、今は分からないけど、歳を重ねると重みがわかる言葉なのだろう、と思ったのを覚えている。

  • 今になってあの言葉を思い出す。確かに嘘をついてきてしまったのかもしれない、ずっと蓋をして嘘をついてきた反動での今かもしれないと思う時もある。一方で、「本当」なんてそんなに奥底に探すものじゃないのでは、とも思う。かの人の文脈とはだいぶ違うのだが。

  • 分かっているのは複雑さを複雑なまま受け止めることの大事さと、その為に(しなやかな)強靭さが必要だと言うことだ。

  • たまたま今の場に来られた幸運への感謝と責任感から描く未来と、自分自身がもつ純粋な興味や関心・やるせなさから描きたくなる未来に乖離があるように思えて、なんだかなぁと思う。私にとっては求められるものも求めているものもどちらも大事な私。本当は両方がしたいのだが。

  • どうせ別に自分のことであっても自分の進路を完全に決められるわけでもない。今の状況で出来ることを最大限やって川に浮かび続けることが今の目標で、次に来た筏に掴まればいいし、それしかないのだろうと思う。筏がどんな種類や性質のものなのかは運次第。多分そんなもの。その意味ではある種気楽なものかも。

  • 一年前に比べると、自分なりのモチベーションの持ち方とか今の自分の立ち位置とか生活の見通しが何となく見えてきているので、やっぱりだいぶ楽になったような気がする。

  • 多分来年の方がコクが出て良い仕事が出来てるだろうと、素朴に信じられて取り組めるのはいいことだ。

  • 基本仕事……というか自分の情熱と関心に向けて生きる人間なのはもう変わらないんだと思うけど、今年はもう少しプライベートにも愛を注げるとよいな。

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