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音の葉
この文章は、ただ私が過去、SEVENTEENというグループに助けられたという話である。
また、現在進行形で助けられているという話。
音楽に助けられているし
音楽に絶望に落とされたし
音楽に愛を教えて貰えたし
音楽に殺されかけた
決してネガティブな話をしたい訳では無い。
F*ck My Life、聞いた。
死ぬほど泣いた。本当に、
本気で本気で、めちゃくちゃ泣いた。
音楽には幸せにする力も不幸にする力も沢山備わってると思ってる。私自身色んな音楽を聞く人間だけど、マニアと言えるほど聞いてるわけでもなく、感情を込めて泣きながら、時には笑いながら聞く時もあれば、ただの暇つぶしとして聞いてる部分もあった。
ウジという素敵なプロデューサーに出会ってわたしの人生の中での音楽はとても重要なものになったよ。
わたしはひねくれているから、アイドルが聴き手に寄り添ったり共感性のある詞を歌っているのを見ると「あ〜?ほんとに思ってんのか」「適当なこと抜かしてんじゃないよ、どうせ思っても無い言葉並べてるだけのくせに」と思ってしまう。
本当にひねくれている。
しかしながらひっくり返った。
初めてSEVENTEENと出会った時、本気で感じて本気で届けてくれている、と思った。
コロナ禍で、色々なことが重なり、今を生きてることに疲れを感じて、もうどうにでもなれ、と人という者を諦めようとしたことがある。
友達は沢山居たはずなのに、悩みを打ち明けることも無く、ただひたすら1人で、じっと考えて考えて考えて、大事に描いてきたひとつの線が途切れかけてしまっていた。
その時にSEVENTEENの「ひとりじゃない」に出会った。
その曲自体は、ファンであるCARATとSEVENTEENの綺麗で鮮やかな思い出と共に固く結ばれた絆から生まれた曲だと今では思っているけれど
その時は「神様はいたんだ」って本気で思った。
だけどたったひとつ覚えてる言葉がある 忘れないで
"ひとりじゃない"
こんなに私の中で心が動いた詞は後にも先にもこの曲だけだと思う。
こんな受け取り方をしてるのはきっと私だけかと思うけれど、こんなに大切で宝物な歌と出会えたのは本当に私は幸運だったんだなと。今考えたら思う。
綺麗事が苦手。
どんな人にもドロドロに深い闇があると思っているし、アイドルにだってそう思ってる。でもそんな中幻想を見せてくれる、だから私はアイドルが好き。
でもSEVENTEENには心の底から光を感じる、メンバーにはもちろん、音楽からも。
無条件にただ眩しくて輝いているものではなく、相手に寄り添うような、助け合っているような、そんな光。
沢山の人がその光に助けられていると思う。
私もそのひとりだ。
正直言うと、CARATと言えるほど熱中して13人を応援出来ているわけではないが、私が辛い時、へこたれている時、挫折をしている時、自然とSEVENTEENの曲を聴いている。
ただただ無条件の愛を沢山与えてくれる曲や、
一緒に頑張ろうと励ましてくれる曲、
甘酸っぱい恋愛の曲もあるし、
かっこよくてかっこよくて仕方の無い曲もある。
ただ共通していることは、SEVENTEENの曲は本当にパワーをくれる。
心から出会えてよかったと思うアイドルのひとつだ。
いつも力をくれてありがとう、寄り添ってくれてありがとう、大切にしてくれてありがとう。
ただの「ファン」だからなにか恩返しをして上げれることは出来ないけれど、SEVENTEENに明るい未来が沢山あって13人全員が幸せの中にいてくれたら嬉しいな。
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