not監督生Webオンリー「My Another Story」アンケート結果
2021年12月19日に開催した「My Another Story」は、大盛況の末、無事終了することができました。これを受け、第2回の開催を決定いたしました。ご都合よければ是非ご参加いただけると幸いです。
また、終了後に実施したアンケートでコメントをいただいたことや、公益性のある項目が存在していたため、イベント方針の共有も兼ねて個人が特定されない範囲で結果を公開いたします。
グレーの背景は頂戴したコメントの引用です。
概要
【イベント】
開催日時:2021年12月19日(日)10:00~23:00
会場:pictSQUARE(ピクスク)
参加サークル数:100サークル(主催含)
参加人数:564人(サークル・一般合計)
【アンケート】
集計期間:2021年12月19日(日)~2022年1月3日(月)
回答人数:85人(サークル参加:57人、一般参加:28人)
どのようなご参加でしたか?
pictSQUAREのイベントに参加したことはありますか?(複数可)
リアルイベント(オフイベント)に参加したことはありますか?(複数可)
イベント参加の有無に関しては複数選択可にしてしまったため見づらいグラフになってしまいましたが、いずれかの形でイベントの雰囲気を知っている方が多いようです。「オンオフ共に経験ないけどサークル参加したよ!」という方も数名いらっしゃいました。
当イベントを知ったきっかけは?
サークル参加者の場合は告知アカウント経由、一般参加者の場合はサークル参加表明経由で当イベントを知るのが半数ほど。
サークルにとっても一般にとってもイベントは認知されてこそ真価を発揮するので、RTや参加表明などで話題に上げていただけるのはとても助かりました。
参加を決めた理由は?(複数可)
イベントコンセプト的に「not監督生オンリー」という部分に重きを置いてくださっている方が圧倒的に多かったです。twst関連のオンリーは数多くあれど、対象をnot監督生に絞ったイベントは立ち上げ当初なかったため、「not監督生のみのイベントが欲しかった!」というお言葉を沢山いただきました。わかります。主催も欲しかったので立ち上げました!
次点は「オンラインイベントだから」という理由でした。地方勢だとリアルイベントは遠征する必要があるため都合をつけるのが難しいものの、オンラインなら居住地に依存せずに参加できるのが強みですね。
参加に関して、難しかったり、つまずいたところはありましたか?(複数可)
サークル視点では頒布・展示方法に関する内容を複数、一般視点では操作性に関するコメントをいただきました。
基本的なシステム操作に関しては各自で確認・検索をお願いしていますが、頒布物・展示物の設定はイベントにおける最重要項目なので、イベントページ内にも提示しておこうと思います。
各種不具合やワープ機能等の要望に関してはpictSQAREへ報告いたしました。
サーバーは以前よりも強化されてきているものの、同日に300SP規模のイベントが開催されていたため不安定な時間帯もあったようです。現在のpictSQAREはβ版のため、今後に期待します。
当日はどのように過ごしましたか?(複数可)
頒布物や展示物を楽しむだけでなく、各種ツールでメッセージを送ったり参加者同士で交流したりと各々お楽しみいただけたようです。
他にもTwitter上で参加者ホストのマイアナストを楽しむスペースを聴きながら会場散策をした方も。オンラインイベントならではの楽しみ方ですね。スペース是非拝聴したかったです。
当日の自スペースでは、どのようなコンテンツを公開しましたか?(複数可)
多くのサークルがイベント合わせで新たな作品を準備したようです。
ネットプリントは有志企画として立ち上げていただいたのもあり、開催季節の冬らしい作品を沢山拝見することができました。
便宜上「新」「既存」と区別した形になりますが、初めてその作品に出会った人にとっては既刊も既存作も実質新刊・新作なので、より多くの人にご自身の作品に触れてもらえる場になったのなら幸いです。
また、イベント終了後にTwitter上で設定した「#マイアナスト_アフター」のタグにもご参加くださりありがとうございます。個人的に時間やご縁がなくて逃していた作品があったため、再掲や再販等のお知らせをいただけたことにより救われる命がありました。2月19日までは見かけたらRTするので、引き続きご利用ください。
今回実施したイベント内企画や素材で、よかったものはありましたか?(複数可)
マップは「賢者の島の赤い三角屋根の家が並ぶ街並みを歩きたい!」と思っていたのもあり、賢者の島のイベント広場をイメージして作成しました。クリスマスが近かったので中央にモミの木を配置し、夜にはライトアップするなどのギミックを取り入れたことで変化をお楽しみいただけたようです。
組み込んだ現在地のミニマップやタイムスケジュールも含めてマップは大変好評でした。
イベントに参加するとなると、作品以外にもサークルカットやお品書きなど準備することが沢山あります。サークルには作品に注力してほしかったため、各種テンプレートや店舗外観など、できる限り手間を省くことのできるよう主催側から準備させていただきました。
告知シートはTwitterでの使用を想定し、クリックせずとも全体が綺麗に見える「8:9」のアスペクト比で作成したためpictSQAREの推奨比率ではありませんでしたが、会場内のお品書きに流用したサークルもあったようです。
オンラインイベントの媒体はいくつか存在するものの、pictSQUAREは単なるリンク集ではなくアバターを使ってリアルタイムで交流できるところに優位性があると思います。
当日のレクリエーションとしてご用意した記念撮影や○×クイズ大会といった時間が決まった企画は、チャットで交流しつつ賑やかな時間になりました。募集していたクイズ問題はいずれも難易度の塩梅がよかったです。ご応募くださった方ありがとうございました!
「出られなかったけど次回あったら参加したい!」というお声もいただいたので引き続き実施します。
また、参加者がいなかったため実施していませんが、企画のひとつにメロンブックスおよびとらのあなによる委託書店イベント支援(エアイベント)がありました。
書店は委託手数料の高さがネックですが、送料をひとつにまとめることができるため購入数によってはBOOTHよりも合計金額がお得になるメリットがあります。サークルとしても本を送るだけであとは書店が全てやってくれるのでとても楽な頒布方法です。一方で手続きの面倒さや時期によっては発送の遅延等のデメリットもあるので中々難しいところです。
頒布媒体に関してはBOOTHの自家通販が圧倒的に強く、書店委託はジャンル柄浸透していないのもあり申請登録者がいなかったのだと思いました。次回は主催が最初から準備しておくのではなく、参加サークルから希望があれば動く形とします。
初めてのイベント主催だったため、どの企画・素材に有用性があるか判断できず、自分が参加した際にあってよかった・欲しいと思ったものを取り入れる形になりました。回答結果や費用対効果を振り返りつつ、リソースの割き方を考えていきたいです。
次回開催されるとしたら、いつ頃がいいですか?
次回開催されるとしたら、どんな参加形態を予定していますか?
上記2つの設問の結果や自由記載欄の「また参加したい」というお言葉がとても嬉しかったため、2回目を開催する運びとなりました。
日程については5月のご意見が最も多かったものの、多忙な新年度の翌月であるということ、リアルやpictSQAREで行われるイベント開催状況など、様々な要素を考慮し設定しています。
pictSQAREでは最大23時間50分のイベント開催が可能なため、次回は試験的にほぼ一日を使って開催する予定です。日曜日をメイン日とし、前日の土曜を前夜祭として扱うイメージをしています。
次回開催されるとしたら、どの程度のサークル参加費であれば参加してもいいと考えますか?
※ 設問の補足で「次回開催される場合は運営費とサポートプラスを導入予定です」と説明していました。
検討した結果、次回のサークル参加費に関しては運営費を200円とし、参加費750円にサポートプラス併用とする予定です。
ありがたいことに運営費への肯定が多く、サークル参加者側からは「それ以上(1,000円以上)でも可」というご意見も約3割を占めているため当イベントの満足度の高さが反映されたのだと思います。オンラインイベントの運営費については現在相場がなく妥当性を見いだすことが難しいですが、固定価格を高く設定することで参加を見送ってしまうサークルが増えるよりも、一つでも多くのサークルに参加してもらうことでイベントが盛り上がる方が望ましいため、ひとまずこの価格設定に落ち着きました。
あと単純に原作のキーナンバーである「7」を取り入れたかったというのもあります。50円は7寮以外のキャラクター分ということで。
運営費の使い道に関しては、
・主催としてイベントの立ち上げから終了まで責任を持って行う対価
・企画やコンテンツなどホスピタリティの向上
・運営協力者への謝礼
を主に想定しています。
構想はあったものの、時間や技術、金銭的に断念したコンテンツもあるので、今回の内容をベースに+αで要素を追加できればと思います。
また、今回のサークル参加費はpictSQAREのシステム利用料のみの550円で固定の運営費を設定していませんでしたが、サポートプラスを頂戴しました。信頼に足る運用実績がないにも関わらず、ご期待くださっているという励みになりました。ご支援ありがとうございました!
一部は、ダブルチェック兼アドバイザーをお願いした友人達へのお礼として使わせていただいています。当初主催一人で全ての準備を行っていたものの、一人だとどうしてもミスが生じたり判断に迷ったりすることがあると中盤で感じたため急遽依頼しました。快諾・助力いただき大変心強かったです。この場で改めて感謝申し上げます。
一般参加に関しても2021年11月にサポートプラス機能が実装されたため次回以降は導入予定です。30%がシステム利用料、残りが運営費となります。(基本の参加費は変わらず無料です)
システムの維持にも当然費用が発生していますし、pictSQUAREへ要望を出す以外にも主催として出来る働きかけのひとつとして行いたいと思います。
いずれも無理のない範囲でご協力いただければ幸いです。
今回のイベントについて、良かった点・改善した方がいいと感じた点、こんな機能や企画がほしい!など、ご意見ご感想をお教えください。
【マップについて】
デフォルトマップを一部編集するのではなく完全新規で用意したため、ベースの作成に時間を取られあまり撮影スポットを作れなかったのが主催としても心残りでした。今回のマップをベースにしつつ、お楽しみいただける要素を追加していけたらと思います。
マップの寮ごとの色分けは公式を参考に設定しました。近似色のオクタヴィネルとイグニハイドはマップの最上部・最下部に配置することにより区別を試みましたが、もう少し識別しやすくなるよう調整します。
【配置について】
イベントは特定のキャラや傾向を楽しむだけでなく、新たな作品と出会う場という一面もあります。当イベントでは、原作キャラやnot監督生の性別・受け攻め等、not監督生作品であるという一点以外の要素は不問としています。
二次創作は原作を基盤として作品が成立するという考えから、 寮>キャラ>not監督生の性別 と原作の寮・キャラを最優先した大・中・小分類で配置を行いました。
その他の傾向に関しては配置として取り入れると公平性に著しく欠けてしまうため、次回も同基準での配置とする予定です。企業イベントとは異なる区分で混乱した方もいたかと思いますが、作品の多様性を尊重する方針のためご理解いただければ幸いです。
とはいえ何をどう楽しむかは個々で異なりますし、受け攻めやnot監督生の名前の有無については事前情報としてあってもいいと感じたため、Googleスプレッドシートを利用したサークルリスト項目の追加により抽出精度の向上を図ることとします。
【アナウンスについて】
定刻の22:30より閉会式を行っていましたが、主催画面上では他の参加者が弾かれる動作が見られなかったため気づきませんでした。そのため、折角時間を作って出向いていただいたのに混乱させる結果となりました。
当日の時間が決まった催しに関しては、開始のアナウンス以外にも終了のお知らせを行う予定です。
その他にも沢山のお褒めの言葉や主催個人では気づかなかった改善点をいただきました。よいと思ったもの、実現可能なものに関しては積極的に取り入れブラッシュアップしていく所存です。
総括
「not監督生作品をいっぱい浴びたい!」という想いで立ち上げたイベントでしたが、想定していた数倍の規模となり、驚きとそれ以上の嬉しさがありました。主催の至らなさによりご不便をおかけした点も多々あったかと思いますが、「楽しかった」「また参加したい」とのお言葉を沢山いただき、頑張って準備してきてよかったなぁと幸せな気持ちに包まれています。
イベントは参加者がいてこそ盛り上がるものです。サークル・一般に関わらず一人でも多くの人に認識され、参加したい・してよかったと思えるものにしていきたいと思います。そのためには皆様のお力も必要となるため、イベントの周知やRT、各種企画への参加など、可能な範囲でご協力いただけると助かります。
改めて、当イベントにご参加いただいた皆様、アンケートにお答えくださった皆様、本当にありがとうございました!
「My Another Story」は“主人公の数だけ物語がある”というコンセプトのもと名付けたタイトルでした。
これからも原作への最大限のリスペクトと二次創作の多種多様性を大切にしつつ、皆様とnot監督生作品を楽しめる場を用意していきたいと思います。
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