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顎関節症かなと思ったら

早速本題入ります!!

顎関節症ってどんなもの?

  • あごの開閉時の雑音や動かしづらさ

  • 物を噛むときの痛み

  • ガクってなる感じ

これらの症状があって、顎関節症以外に疾患がない場合、「顎関節症」と診断されます。

男女比では圧倒的に女性が多いがその理由は明らかではないようです。

また、最初は軽い動かしづらさや雑音を感じることが多くて、そこから徐々に違和感や痛みが増加していくパターンがほとんどです。

原因としては、

  • 嚙み合わせの問題

  • 食いしばりなど筋肉の緊張

  • 片側の歯で噛む

  • 外傷

など様々あります。
臨床上、顎関節に違和感を感じている、もしくは痛みがある方に共通して、頸椎という首の骨に痛みがあることから、姿勢も少なからず関与していそうだと感じています。

あごの関節ってどうなっている??


側頭筋、咬筋


動きがある以上、多くの筋肉が関係しています。
それぞれの動きに分けて見ていくと、

  • 口を閉じるー咬筋、側頭筋、内側翼突筋、外側翼突筋

  • 口を開けるー舌骨筋、顎二腹筋、外側翼突筋

  • 下顎を前に出すー外側翼突筋

  • 下顎を左右に動かすー内側翼突筋

このあたりの筋肉が関係しています。
同じ筋肉が色んな作用をしているのは、
・目に見える動きとして関節を動かす
・動かすために関節内部で骨を動かす
この二つの違いがあるので、重複している場合があります。

顎関節の動きは?

関節のスムーズさが失われると、いびつな動きとなります。
加えて、ひとえにあごが痛いと言っても、動き方が全く違う場合があります。

  • あごを開けきった時にガクってなる

  • あごを開けている過程で左右にズレながら開く

  • そもそも普段からあご先がズレている

  • 噛んだ時に痛む

  • 開けた時に痛む

人それぞれ、バラバラです。
ですが、筋肉の働きや関節の動きを知っていることで、どこで何が悪さをしているかの推測が付くわけです。

顎関節症の痛みは緩和するために


まずは原因が何なのかを知っておくことは重要です。
一度歯科医院や病院(口腔外科)を受診しておくことはおススメしておきます。歯並びが問題の場合はそれを改善することも必要になってきます。

その上で、顎関節自体なのか、そこに関わる筋肉なのか、もしくはその両方か、痛みがあるという事はそこには炎症が起こっています。
その炎症を抑えるという事が一つ。
その炎症を起こしているのが筋肉であれば、その原因筋を緩めてあげる。

噛む時にグッと力を入れた時に盛り上がる頬の筋肉「咬筋」をほぐす事も効果的ですが、下手にぐりぐりしたり強くし過ぎると逆効果のことも。

痛み止めを飲んでその時痛みが楽になったとしても、原因がそのままであればまた痛みが出てくる可能性は高いです。

その点鍼灸では、原因筋に直接アプローチが可能なんです!
筋肉の緊張を緩めることも、炎症を抑えることも得意分野。
たった数回で痛みから解放されることもままあるので、悩んでるなら受けたほうがいい!

顎関節症ガイドライン(日本顎関節学会)
顎関節症の治療指針2020

http://kokuhoken.net/jstmj/publication/file/guideline/guideline_treatment_tmj_2020.pdf
によると、基本治療の中に、局所の血流増加や組織の可動性、痛みの緩和を図る目的で咀嚼筋のマッサージが入っているんですね。
それらの目的であれば、鍼灸も間違いなく有効なわけです。

ガイドラインに入ってないのが残念ですが…

まとめ

  • 痛みが無くても、顎関節症の始まりの可能性あり

  • 顎関節症の主な症状は、あごの開閉時の雑音、痛み、動かしづらさ

  • あごの様々な動きには多くの筋肉が関わっている

  • 筋肉の緊張が痛みの原因のこともある

  • ガイドライン上、基本治療の目的は、「血流増加」「組織の可動性」「痛みの緩和」

  • 鍼灸はそれらがすべて可能


悩まれてる方は早く治療受けて、痛みを無くしましょう~!


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