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アリとキリギリス

振返えって見れば、バブルが膨れるのも、破裂するのも、そして、其後の「失しなわれた十年」x 2.5 も、其々、其成りの事情が有ったのが見える。要は、振返って見る意志が有るか否かです。朝日新聞の言う「高齢単身女性」は、バブル期にブイブイ言わせてた人達です。言わば、キリギリスさんに冬が来たって感じです。

取り敢えずのグッドニュースは、彼女達は現状を受け入れてる。会社社会に馴染め無かった女性で旦那が居無い人は、どうしても現役時代の収入が限られてるので、年金も厳しい。今後、そういった女性陣が退職年齢を迎える。此は、女性陣の意識が変るまで、当分続きます。上の方で暴れてる女史達は一般大衆には気を廻さ無いので要注意かと。原因はバブルを招いた原因と同じ、団塊シニアの社会的女子の発明です。此が欲望の箍を外し、努力は不道徳と思込ませた。

小澤征爾氏を筆頭に、団塊シニアは消えつつ有り、団塊ジュニアを先頭に戦後の民主教育を受けた人達が社会を動かす時代になってます。更に、個人主義の人達は頭が良いし、知恵やお金の価値を知ってる。若い世代が社会を動かすのはそんなに遠い将来では無いでしょう。

唯、此は日本だけです。世界的に見れば、民主主義がアメリカ拝金主義の宣伝文句で、「法治 (法の支配, rule of law)は法律の弾力的運用」、「自由は法律・合意からの逸脱」だと信じてる人が大多数です。渡る世間は鬼ばかり、です。

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