ロイヤルホストのイチゴパフェ


無職になり、とりあえず時間がめちゃくちゃできました。
働いていた頃は、無職になったら何も考えずとりあえずゆっくりまったりしよう。と思っていました。

しかし無職になってまず思ったのは、開放感でも喜びでもなく、罪悪感でした。

えっっっ、私働いてないのにランチこんなん食べとるやん。。。
えっ、私働いてないのに旅行の予定立てとるやん。。。
えっぅっ、私働いてないのに美容院で髪の毛染めようとしとるやん、なんならトリートメントいいのつけようとしとるやん。。。
などなど。。

1番ひどかったのは、ロイヤルホストにいちごパフェを食べに行った時でした。
いつかはロイヤルホストに行きたい!と思っていた私。最近引っ越しをして、まあまあ近所にロイヤルホストがあることがわかり、よっしゃ行ってみようと思って行きました。

春で、ちょうど大好きなイチゴの季節。
イチゴパフェたべよ〜♡って思ってた。
心では思ってるつもりなんだけど、もう1人の私がまた囁いた。

えっっ、無職のくせにイチゴパフェ食べてんの?!やばーーーッ 

美味しいって脳内では思ってるはずなのに、ジワジワじわじわ罪悪感が滲み出てきて、罪悪感を抑えても抑えても心から美味しい幸せって思ませんでした。

なんか思ってた無職生活と違う。
8年間働いたご褒美に1年くらいだらだら無職生活しようと思ってたのに。まだ無職になってその時1週間も経ってないくらいだったのに。
こんなにも働いてないことが自分の中で許せない?というか罪悪感・劣等感になるなんて思ってもいませんでした。


元々私は、自己肯定感が鬼のように低い自覚がありました。でもプライドだけは高くて、周りにいいな、すごいなって思ってもらえれば、自分の気持ち・考えなんてどうにでもねじ伏せることができました。
そのように30年間生きてきた私は、無職である自分は、周りの人から見ても価値がない&取るに足りない存在のように思えてしまったんだろうなと思います。

なのでロイヤルホストでイチゴパフェを食べる自分自身は自分だけで見ると幸せなのですが、他の人から見たら、「平日の昼間から30の女が1人ですっぴんでイチゴパフェを食べている」状態でしかなく、なんだかみじめでかわいそうな自分と思ってしまったのだろうと思います。

めちゃくちゃ冷静に分析できたけど、なんだか私可哀想じゃない?!
イチゴパフェを1人で食べてる自分が可哀想なんじゃなくて、その状態を楽しめない、良しと出来ない自分めちゃ可哀想じゃない?!

楽しみたい。今の現状を。
そして何にも持ってない、何もしていない、自分を楽しんで、好きになって、大切にしてあげたい。

またまとまりがなくなってしまった。ちょっと寝よう。。

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