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新宿葬命 感想 / ビジュアルノベル

新宿葬命は、2024年5月24日に Steam にて配信開始されたビジュアルノベルです。物語は日本をベースにした仮想都市で展開されます。他国籍の人間が集まるスラム街がメインの舞台になるため、登場人物は日本人っぽくない名前も多く見られます。

■ストーリー

きらびやかな街[歌舞伎町]、その傍らで荒廃したスラム[新宿九龍]が広がっている。
社会からあぶれた貧困者、ならず者、国を追われた者━
新宿九龍は様々な人間の命と欲を飲み込みながら肥大していった。
この街で命を葬る男「緋衣良 虎生」。彼が命を葬り続ける理由とは━?

ゲーム紹介文より

■ゲームシステム

各エピソード内に5個程度のチャプターがあり、最後にエピローグで結ぶという形式で物語が進んでいきます。

下図のようなキャラクタ選択と数個だけある物語の進行に関係のない選択肢以外にプレイヤーに選択できるものはなく、ひたすらノベル(文章)を追う形の作品となっています。

■ゲーム時間

コンプリートまで6時間弱でした。オート再生でプレイするともう少しかかるかもしれません。

■感想まとめ

シナリオはとても良く練られていて、少しづつ明かされる登場人物たちの素性を追うことにより、独自の世界観を持つ物語に引き込まれていく充実感を味わえる良い作品だと思います。

魅力的なキャラクタが多く、キャラクタはフルボイス、キャラの立ち絵も素晴らしく、口パクなどの表現もあります。

ただ、昨今のゲームの価格から考えると、10時間未満で終わるノベルゲームが4000円弱するのは高いと言わざるを得ません。幸い、Steam では頻繁にセールが実施されるので、半額以下のセール対象になるまでプレイを控えていても問題ないと私は思います。

■リンク

Steam:

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