見出し画像

道新杯2022 レースレポート

クラス:エリート
結果:9位
出走人数:30人程
コース:長沼町水郷公園特設コース(1.6km)
天気:曇り
路面:ドライ
距離:32km
周回数:20周
時間:0:43:37:34
主観的運動強度:18


アップを完了して、ギリギリでスタートラインに並ぶ。
そして、スタートが切られる。
ジュニアの時のペースアップよりもかなり強いペースアップが起こった。
そしてバックストレートあたりで、アタックが発生する。
すぐにチェックに入った選手はいなかったが、徐々にペースが上がっていき、吸収。したものの、ペースは上がったままで、そこそこキツかった。だがこの動きで集団は半分くらいに。
自分の脚を使わなかっただけに、良かったが、だがこの序盤のペースアップで、ここまで疲労してしまうと、この先どこまで持つか、とても不安になった。速くも勝利の黄色信号が出始めた。
しばらくペースは落ちき、このように1、2、3周目を終える。

4周目(ポイント周回)
集団のペースが上がる。ポイント周回なので位置を集団後方から、前方の方まで位置を上げていく。
そしてこの周ではアタック合戦になり、何度か集団が割れたり、戻ったりした。それに巻き込まれて、自分も脚を削ってしまった。
そしてホームストレートへ帰ってくる。
自分は10人ほどいる集団のうち、若干後方。
スプリントが始まる。風上に入ってしまい、自分は伸びていかず、5位となってしまった。
ポイントなし。
もうこのレースの勝ちはないなと思った瞬間であった。

その後も同じような流れで、アタック起きる→吸収→ペース落ちるorカウンターの流れで、レースは進んでいった。
だがペースが落ちると言っても、全然sst くらいは踏んでいたと思う。その中にアタックが続き、500〜700wくらいは踏まされるのだから鬼キツイ。普段のメニューの中にこんなのがあったらと思うとゾッとする。
正直自分もそのアタック合戦の中に入って、レース上位を狙っていける位置にいると思い上がっていた。
実際はそんなことなくて、ついていくことで精一杯だった。
2回目(8周目)のポイント周回でも、最初のポイント周と同じような流れだったと思う。
このキツい状況だとどうもスプリントが伸びていかない…

その後も同じ様に小橋さんたちに脚を削られていく。
10周目を終え、レースは終盤へ。
ここまでかなりキツかったけど、ここからはほんの少しだけ楽になった印象。
でもキツいことには変わりない。
特にコーナーの立ち上がりアタックや、中切れが起きた時、自分でブリッジをかけた時などで脚を削られた。

11周目のバックストレートで、1人逃げが。
次のポイント周回の事もあり、自分もトライしてみた。わりとすぐに追いつき、自分主体で前を引いた。
だがしばらくは逃げさせてもらえたものの、後ろがそれを許す訳もなくポイント周回(12周目)に入り、バックストレートで吸収。
そこそこキツい状態だったため、ポイント争いには絡めず、ここもポイントなし。

そこから集団は落ち着き、1人逃げができるも1人、また1人とブリッジをかけ、それに釣られて最終的には全員が追う展開に。そして吸収。

確かそんな感じで16周目(ポイント周回)に入り、前方でスプリントをスタートできたものの、またもや5位で終わってしまった。

そしてしばらくして、アタックがかかり3人の小橋さんを含む、逃げ集団が生まれた。
この時中切れなどがあって、かなり差が開いてしまった。
おそらく10秒ないくらい。
誰もチェックする素振りを見せないためこの集団にいてはだめだと思い、バックストレートの登りで自分からアタックをかけた。
単独になって、前を追う。

19周目のゴールラインを通過して、前と4〜5秒くらいになったがあと一歩が詰まらない。
そして後ろから1人、同年代の高校生である、渡辺選手が追いついてきて、追走は自分含む2人に。だがすぐには前に出てくれなかったため、思わずバックストレートの登りで「早く!」と叫んでしまった。
が、追いつくゴールライン通過前に追いつくことができた。
ゴールラインを通過し、最終周へ。

通貨と同時に、1人がアタックをかけた。
小橋さんのチームメイトの1人で、小橋さんたちが追うはずがない。
自分も脚がなかったので、すぐには追わなかった。だが1番前にいたのは自分だったため、仕方なく追う展開に。
バックストレートの登りまで前を引いたが、登りでアタックをかけられ千切られてしまった。

そのまま惰性でゴール。
着順では6位だが、無得点のため、最終的に9位と言う結果に。

前を引き過ぎだなと思った。
渡辺選手はほとんど後ろの方にいて、脚を使っていなかった。ゴール時を除く、ポイント周回ですら。
対して自分は横風の時に風下に入られたり、ブリッジを自分がかけざるを得ない状況になったりなど、自分に脚が有れば別だが、今回は自分が思ってた倍歯が立たなくて、こんなに弱いことがわかっていれば、渡辺選手のようなターゲットをゴールだけに絞った選択をしていたかもしれない。
スプリント力でも劣っていると感じた。
確かに自分より脚を使っていないかもしれないが、最終局面で小橋さん相手にあそこまで善戦できるのはすごいと思った。

それと最終周の逃げには、すぐに反応すべきだったと思う。それで追いつくのに結局自分の脚を使ってしまった。

今回のレースで、自分の思ってる通りにいかないと言うことをミーティング時から聞かされていたが、ここまでとは思っていなかった。
もっと自分は動けると思っていたが、ダメダメだった。
これを体感できたのは何よりも良かったと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?