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8.父の退院の付き添いをしました

こんにちは。
今日は、あたたかくて過ごしやすい1日となっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は、2回目の抗がん剤治療で入院していた父が退院する為に母と病院に行ってきましたよ。
私の住んでいる地域では今日から緊急事態宣言が発出されました。
私の身近な人でコロナにかかった人はいないけれど、今日病院に行ってきて、感じたことはコロナ以外でも病院を必要としている人が多くいる事です。
全て予約の人だと母は言ってましたが、診察や検査の為に多くの方がロビーで待っておられます。
また、高齢の方が多いのでどうしても付き添いが必要だったりするので、人数も多くなってしまうのかなと想像を膨らませます。
エレベーターに乗るのも5人までで、面会禁止だし、荷物の受け渡しはナースステーションでと病院は厳戒態勢です。
テレビやニュースで伝えられる医療ひっ迫。
肌で感じた瞬間でした。
一人一人感染拡大に対する意識を持ち続ける事が大切だなと感じました。
宣言が出たから、他人軸で考えるのではなく、自分軸で考えてる事が幸せにつながると思いました。自粛自粛という言葉を聞くと本当に萎えてしまいますので…。

父に荷物を看護師さんに渡してもらい待合スペースで父が来るのを待ちます。そして、まもなく父が来ました。
お正月に会った時には少し痩せているなという印象でしたが、今日は帽子を被っているものの襟足から地肌が見え、短い髪の毛が白髪になっていることがはっきり分かります。
いつも着ている服に膨らみがなくなっていて、一瞬誰だか分からなかったです。それと、すぐに何と声をかけていいのか、言葉が出てきませんでした。

まもなくすると、退院手続きに行っていた母が戻ってきました。
1週間入院して、費用は14万円ほどでした。そして、車で帰宅。
お昼ご飯はどうする?という話になり、父は食欲がありません。
ですが、1週間ぶりの外の景色なので、吉野家の牛丼か丸亀製めんのうどんのどちらかを頑張ってみようかといいます。
嬉しいじゃないですか。
食欲が落ちているので、あまり食べたくないようですが、食べてみようという気持ちを一緒にいる時に起してくれたという事が!
ミニ牛丼ではありますが、それをテイクアウト
お昼の時間ではまだ食べれないようでしたが、本人の食べたい時に食べるでしょう!少しでも自分の食べたいものを食べて、体力をつけて欲しいな。

そして、会話はお墓の話へ。
父はお墓を建てようと考えています。母とも下見に行ったようですが、費用面も鑑みて、自治体が運営している墓地に絞ったよう。
墓地の広さや場所によって値段は違うようですが、自分の考えている予算で墓石なども考えていることを教えてくれました。
私自身は今思うのはお墓はあってもなくてもいいのでは?と思っています。
死んだ後の事なんて、正直分かりませんし、誰かの心の中で生きていればいいのかなってぼんやり考えています。
お墓って必要ですか?
まぁ父のお金で父がしたいようにする事なので、特に私は意見する事はないですし、生きた証を残す事は悪いことだとは思いません。
それに、駅から離れた場所にお墓を作る予定で、そこに行く足代の事まで気にしてくれていました。
お墓参りに行くか行かないかで相続のパーセンテージが変わるとか変わらないとか。そういう事で推し量れないものがあると思うのですが…。
まぁ人それぞれ価値観がありますので、それを否定せずに全員が喜ぶ形で進めていければいいなと思いました。

それと、父と母が2人でお墓や今後の話をするよりも子どもや誰かがいて、話をする方が穏やかに進むことも実感しました。
どちらかの肩を持つわけではないけれど、ヒートアップしないようにする事って大事だなと。
相続やお金の話は誰にでも出来る話ではないので、子どもが一番いいのかもしれませんけどね。
あまり触れたくない話をオープンにしてくれる両親に感謝です。
数十年後?に経験するであろう死に支度の話について、一緒に勉強させてもらおうと思いました。