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東京カップvs南葛SC(超詳細)

いざ初観戦!のはずが、コロナ対応で無観客試合に。

でも仕方ないです。せっかくmucujoo配信があるのでマッチレポートを作成してみました。

※追記…次戦キックオフ時間、正しくは12:30でした。

写真と選手プロフは23FC公式インスタから。
山本選手の出身地がわからなすぎました。すみません。

戦評やMOMは独断と偏見です。選手にみてほしい気持ち半分、見られたら恥ずかしすぎて死んでしまう気持ち半分。
と思ってたら、ツイートの数分後に吉田選手からいいねがきてパニくりました。ありがとうございます…!

〈コメント〉

「今シーズンわんちゃんあるんじゃないか?」
これが一番の感想です。
私は昨シーズンまでの23FCを、実況隊さんのハイライトとネットの情報でしか知りません。
けど、期待したくなる、ワクワクするサッカーがそこにはありました。

勝手に実況隊さんのダイジェスト動画を貼っておきます

◆システム

新監督のバウルさんは、言わずと知れた"鉄人"CB。
厳しい闘いが予想される関東リーグを見据え、守備のセオリーというか、システムを整えてくるだろうなとは思ってましたが、期待以上でした。

システムは3-4-3(5-4-1)。
攻撃時やハイプレスのときは前がかりに3-4-3となり、相手のボールポゼッション時や大きく蹴りこまれそうなとき(大雑把にいえば守備時)にはウィングが下がって5-4-1を構成します。

押し込まれる展開になると重心が低くなり、攻撃に転じにくいという欠点はありますが、最低限「負けない」ことが求められるリーグ戦を考えれば妥当な戦略だと思います。

◆鍵となる3トップ

さて、南葛SC戦に話を戻すと、この試合は唯井選手、山本選手、渡邉選手の前線3枚が利いていました。立ち上がりの3人のハイプレッシャーは相手にとって脅威だったのではないでしょうか。ウィングバックに入った右の荒木選手、左の多田選手がそれぞれ連携し、相手を困らせることができたと思います。

特にセンターFWの山本選手の貢献度は計りしれません。
この試合の大半を占めた押されている時間帯、山本選手はほぼワントップの状態になることがありましたが、うまく気を利かせて相手CB2人からのパスコースを塞ぎ続けていました。
また、時には最終ライン間際までプレスバックし、かと思えば相手の状態を見てハイプレスをかけるなど、コートを縦横無尽に奔走していたのが印象的です。前半9分の2点目はそんな攻めのディフェンスが実を結んだシーンと言えます。

これらの理由から(勝手に)Man of the Matchに選出させていただきました。開始早々に華麗なFKを叩き込んだ唯井選手とめちゃくちゃ悩みましたが…笑。(ごめんなさい!!!)

今回は立ち上がりで相手がペースを掴む前に2点決め、開始10分でほぼ試合を決めることができたのが一番の勝因だと思います。敵のプランは完全に崩れてしまったことでしょう。

◆苦しい時間帯をなかなか抜け出せず

2失点後、早い段階で交代カードを切って体制を立て直す相手に対し、ボールを回される展開がだいぶ長く続きました。重心が重くなりがちなシステムの弱点から、相手の状態を丁寧に見て、タイミングを図ってはめに行く、全体でスイッチを入れてボールを奪いに行くことが求められますが、奪いきれず網をかいくぐられたり、マイボールにしても繋ぎきれない場面が目立ちました。
このあたりは改善してくると思うので、次戦を楽しみにしたいと思います。

結果的に、左FWに小泉選手を投入してから再び流れを引き寄せることができましたが、2-1という嫌なスコアを早めに切り抜けたかったというのが正直なところではないでしょうか。

◎気になった選手

全員分書きたいですが、ちょっとだけ。

GK 21 吉田選手
ファインセーブ連発でした。枚数の少ないDFラインとのボール回しでしたが、プレスのかかる場面でも落ち着いて繋いだり、もしくはロングボールを選択するなど、冷静な判断が光りました。繰り返しになりますが、ツイートいいねありがとうございます。

CB 7 望月選手
5バック時にもラインを下げすぎず、ディフェンスリーダーとしてラインを安定させていました。ビルドアップでも再三鋭いパスを前線に送っていたのが印象的です。ゲームキャプテンとして文句なしの働きでした。

MF 24 亀田選手
流通経済大学から新加入のルーキーにして、ボランチでフル出場でした。サイドが流動的なシステムのため、立ち位置や周りの選手との距離感が難しかったと思いますが、引き気味のポジショニングでコンビの沓掛選手と連携を取っていました。アグレッシブなプレーが増えるとさらに良さが出るかも…?

LFW 32 唯井選手
1ゴール1アシストの活躍で、勝利に大きく貢献しました。なぜ自分がMOMじゃないんだ!と怒られないかビクビクしています。でも普段のSNSでのいじられ(なめられ?)っぷりを見る限り、優しそうな方なのでたぶん大丈夫でしょう。攻撃はもちろんですが、立ち上がりのハイプレスをはじめ、上下への豊富な運動量でシステムをうまく機能させた立役者。

LFW 9 小泉選手
途中交代で入り、見事に試合の流れを変えてくれました。縦への動きだけでなく、中央にも果敢に動き出して相手のペースを乱していました。3点目はボールこそ触っていませんが、咄嗟の判断で相手GKにプレッシャーをかけたことが、沓掛選手のインターセプト、そして加藤選手のゴールに繋がりました。試合終盤にあんなに足の速いひとが追ってきたら、そりゃミスも出ますよね。

マッチレポートに書ききれなかったことを軽く書くつもりが大長編になってしまいました。ほんとはもっと他にも書きたかったです。

余裕があれば今後も続けます。ありがとうございました。

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