東京カップ2024vs渋谷シティ

ご無沙汰しております。もしくは、初めまして。
簡単にではありますが、今日の23FCの試合を勝手ながら振り返らせていただきます。

※今回、配信のアーカイブなしということで、記憶違いなどあるかもですがご容赦ください。

1.試合情報

2024年東京都社会人サッカーチャンピオンシップ
(東京カップ)2次戦 1回戦
🆚SHIBUYA CITY FC (東京都1部)
🗓️3/10 17:30 kickoff
📍駒沢補助競技場

2.試合結果

東京23FC 1-1 SHIBUYA CITY FC
  前半   0-0
  後半   1-1
【得点】56分失点(PK)
    75分半田(松本)
【PK】先攻SHIBUYA❌❌⭕⭕⭕ ⭕⭕⭕⭕
    後攻23FC   ❌⭕⭕⭕❌ ⭕⭕⭕❌

3.講評

まずは今回のメンバーです。

(1)主導権を握れなかった前半

カテゴリの違うチームとの対戦、加えてスタートの多くが今季新加入メンバーということで、立ち上がりが不安定なのは想定内だったかと思います。しかし、キックオフから15分経過しても蹴り合い、空中戦の競り合いのような展開が続き、いつまでもゲームが落ち着かない印象を持ちました。
原因としては、まずポゼッション時にボールを持ってから出しどころを探してしまい、タッチ数が多くダイレクトプレーがほとんどなかった点が挙げられます(ダイレクトで出しても味方と合わなかったりなど)。
そして、迷っているうちに相手に寄せられて大きく蹴るのですが、その時点では相手DFも準備ができているので対応されてしまう→ファースト・セカンドと拾われて相手ボールになるというシーンが目立ちました。

さらに守備時については、共通認識はあるものの、完成途上の印象を受けました。
上記の通り基本的な形は4-3-3ですが、FW3枚は攻守とも非常に流動的で、相手ポゼッション時は1枚がMFのラインまで下がり4-4-2のブロックを作り、そこから相手にプレッシャーをかけていくというのが共通認識となっていたかと思います。
ただ、前線2枚が相手ボールホルダーに寄せにいくのか、それとも相手のパスコースを切るだけにするのか、その瞬間瞬間の共通認識が統一しきれず、相手がパスをだしてから寄せに行くという後手後手の対応になってしまっているように見えました。
行くべきところと待つところの意識、チームとしてFWが寄せにいったらそれをスイッチにしたり、逆にDFがFWを止めたりといった声かけが少ないのかな?と感じたので、今後の課題になってくると思います。

(2)想定外の事態から追いかける展開となった後半

後半立ち上がりはポゼッションで持ち直し、チャンスにつながるダイレクトプレーが見られるようになりました。
しかし、後半8分に守備の要である栗田選手が一発レッドで退場となってしまい、PKから先制されます。
すかさずFW14澤選手に代えてDF梶山選手を投入し、守備陣形を4-4-1としていました。この交代はCBの穴を埋めるというのが第一ですが、長身の梶山選手をいれることで、セットプレーのターゲットを増やす狙いもあったかと思います。(併せて、1トップになったことで前線でボールを追う28半田選手の負担が倍増しています。)
とはいえ、アタッキングサード(相手ゴールに最も近いコート3分の1のエリア)に侵入しないことにはチャンスもセットプレーも生まれないわけですが、数的不利の状況ではそれも難しく、失点後はなかなかボールをキープできない時間が続きました。この場合、前線の選手を交代し、ポストプレーが得意な選手orスピードがあってドリブルが得意な選手を入れて流れを変えてもいいのではと考えましたが、右サイドのきれいなクロスから28半田選手が見事に決めましたね。体力的にきつい状況からよく落ち着いて決めてくれたと思います。

(3)波乱のPK

状況的には追いついた側の23FCが有利かに見えましたが、心理的に有利とされる先攻を取られてしまったのが大きかったと思います。外したら即終了の6人目以降であれば尚更です。9人目まで蹴るPKは久々に見ました笑。
キッカーそれぞれ個性出てて面白かったので、可能であれば見返したいところです。

以上です。さらっと書くつもりが長文になってしまいました…。
東京カップは残念ですが、新体制チームのリーグ戦、期待しています。

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