サブミッシブの話

このワードについては最近知った、本当に一昨日くらいに知ったけれど、知って理解を深める為に検索してみて、自分の今感じていることを発信してみたくなって書いてます。

先に、筆者の情報を並べておきます。
あと何故知ったかという話も。
本編に早く入りたい方はスクロールしましょう。



・30代 女性 既婚
・性別関係なく愛せるが同性交際は未経験
・同性同士の恋愛作品を好んで読む

上記を見ていただければ察しがつくかも知れませんが、つまり、たまたま男性同士の恋愛作品を目にしたとき、「Dom/subユニバース」という内容で、ドムサブって何だ?界隈特有の新ジャンルか?…という邪心による感知をしていましたが、よくよく調べてみると、実際にそういった性癖についてのカテゴライズがある、という理解に至りました。
※この時点で間違った解釈をしている可能性も微レ存なのでご容赦ください





それで、本題に戻りますと。

早い話が、私はサブミッシブに当てはまるということ。
いくつかドムサブの表現が出てくる作品を読んでいて、主人公がサブの人で、めちゃくちゃ感情移入しました。

専門家でも何でもないんですが、自分の過去の経験から非常に紐づく部分がありまして、より自身がサブミッシブであるという自覚と、サブミッシブとしてドミナントの方に支配されたいという欲求で脳味噌が溶けそうになりました。

過去の話を一旦置いておくとして、サブミッシブを自覚して〜というあたりについて書いてみます。
結局過去の話を間に挟む必要が出てくるかも知れませんが…

D/s(ドミナント/サブミッシブをこう書くようです)を知る前は「自分はMなんだろうな〜」くらいの認識で、そういうプレイに踏み出してみたいけど、恥ずかしくてできない!みたいな感じでした。
知ってしまった今はもう結構やばいです。
正直今すぐ誰かにそういうプレイをして欲しい!と心から願うくらいではあります。元々性欲は強めだと思います。夫には割と隠してます。

今まで自分の性癖をはっきり認知できていなかったというか、「Mとは何か違うような?」という感覚がありました。
単純に、痛いのは嫌、というか男性に暴力を振るわれるのが怖いからです。(大半の人がそうだとは思いますが…)
でもそれが愛情の上に成り立っていたら?
一方的な暴力や、いきすぎた愛情の暴走ではなく、互いに欲求を理解した上で、尊重しながらプレイをすることができたら…?
想像だけで涙が出ました。嬉しすぎて。

Mという性癖については、勿論諸説あるといいますか、偏見によるところが大きくなってしまいますが、「痛いのが気持ちいい!」「虐げられたい!」という欲求によるものかと、私は認識しています。それだけを執拗に受けたら私はしっかりと凹みます。快感には繋がりません。
ドミナントとサブミッシブの関係は、「支配したい・支配されたい」というところがあり、まさに自分はそこに当てはまると思います。
叩かれたくはないけど、縛られるのはいいかも!いや、寧ろ縛ってください!という感じ。
(多分調教されたら叩かれるのもありかも知れない)

命令されて、上手にできたら褒められて、失敗したらお仕置きされる。全部互いの欲求を理解した上で、愛情の上で行われる…想像だけで心が満たされます。
私なんかが従うことで心が満たされるドミナントの方がいるのならば、大抵の言うことは聞きます!命令を!ください!
…感情だけで表現するとそんな感じです。



ここで疑問に思われると思うので、書いておきますと、夫はノーマルです。日常生活からしても、プレイからしても至ってノーマルです。
だからこそ言い出せずに困っています。行き先のない感情を拗らせてこんな文章を書いているわけです。
じゃあ何故婚姻を?というと、性癖とは一切関係ない愛情によるものです。体の相性は悪くないので。


話を戻しまして、まとめますと、
今までもや〜っとしていた性癖だったけれど、世間には既に私の該当するカテゴライズが存在していて、D/s自覚のある人達の間では理解されていて、受け入れてもらえる…かも知れない…
ということが、安堵と興奮に繋がりました。

今まではっきりとしない、満足できないけど、何をするべきかわからない…そんな疑問が解決しました。嬉しい反面、やばい領域に足を踏み入れようとしているのかも知れません。



上手くまとまったような気がしたので、この辺で終わろうと思いましたが。

過去とサブミッシブが紐づいている部分についてを、よかったら、読んでいってください。

















躾として暴力を受けていました。
育った家庭の中で、愛情を感じたことは一度もありません。
所謂毒親の元で育ちました。

痛み、寒さ、空腹、孤独…そういったものを耐える必要がありました。なので本当は痛みには耐えられます。
縛られた経験もあります。
幼かったので朧げですが、言うことを聞かなかった私を、親は椅子に縛りつけました。
そこから直接「縛られたい!」なんて結びつけたらかなり病んでると思うので危険な感じですが、そういうことではなく。

愛情がなかったのです。どこにも。

大人になった今、親の気持ちがわかる!なんてことは一切ありません。
理不尽な関係。利己的な暴力。
そう感じています。
叱られたら叱られたまま。時間経過でなんとなく普段に戻っていくだけ。
何故叱られたか、そこには「いけないことをした」ということだけ。悪いことをしたんだと自覚させられるだけ。
親の愛情があってのものだ、ということは教えられなかったので、理不尽に対する反抗的な感情を持ちつつも、従わなければ生きていけないという環境を受け入れ、従うしかありませんでした。
なんなら「従わないならひとりで生きろ」というようなことも言われていました。
子供にそんなことはできないと、わかった上で言うんです。恐ろしいですね。

例えば、門限を破ってしまった。
何故門限を守る必要があるのか?門限が設けられているのか?
ルールとして必要、というのもあると思いますが、そもそもは「親が子を心配しているから」だと思います。
親によってはそれをきちんと子に説明しているのではないかと思います。何故叱るのか、それはあなたのことが心配だからだよ。危険な目に遭ってほしくないからだよ。
愛情の上で、叱ったり、罰を与えたりすることもある。それを知っているか、そうでないかでは大きく違うと思います。

納得できない理由で暴力に晒されることの苦しみに苛まれて生きてきました。

また、褒められて自分を肯定する、という機会に飢えています。
幼い頃から完璧主義だった私は、親が褒めてもあまり喜びませんでした。それ故に親が褒めなくなり、自己肯定感というものを知りません。
人に褒められても、基本的に他人を信用していないので、数値のはっきりしているもの以外は自分を肯定的に評価することができません。

命令されて、上手にできたら褒められて、
お仕置きされても、ちゃんと愛してもらえる関係

私にとってどれだけ魅力的な関係か…
今まで救われなかった過去の私、私の根底に存在する大きな穴を、D/sの関係が埋めてくれるのです。
どれだけ愛されたかったか、どれだけ褒められたかったか…私がサブミッシブを自覚した理由はそこにあると思います。

親の支配下にあったので、自我があまりなく、自発的に動けないという部分もあります。
拘束されて、相手の好きなようにされたい、そんな欲求に繋がるような気がします。

ただ、色々妄想した中で、頬を平手打ちされるのだけはトラウマを抱えているので、ひいひい泣きながら錯乱する可能性大ということがわかりました。

D/sの間柄は、相手の嫌なことはしない、嫌だったらセーフワードを言う、配慮があってこそ成り立つものだと思います。
私のトラウマやコンプレックスは、我慢しなければいけないものではなく、配慮してもらえるものなのだと。思うだけで幸せです。





自覚したばかりのサブミッシブについて、書きたいことを書き散らしましたが。
まるでD/sについて理解しているかのような文章も見受けられるかと思いますが、D/s自覚のある方と直接話したこともないので、正直ただの知ったかぶりです。
どうにか、まだあまり普及されていないカテゴライズについて、共有できる人がいないかな…
と思ってこんなものを書いてみた、っていうのもあります。
noteでこんなこと書いて大丈夫か…?って思ったりもしてますが、まあ、やってみないとわからんしなーという感じで、思い切って投稿しておきたいと思います。

何かしらの反応が、得られたらいいな
そんな淡い期待を込めて…

最後までご覧いただき、
ありがとうございました。

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