3.11 あの日を忘れない。

2011年3月11日 14:46
東日本大震災から10年が経ちました。

当時小学4年生でしたが、今でも鮮明に思い出します。
音楽室の棚から落ちてくる楽譜や楽器、泣いている隣の子、混乱している先生たち。
保護者が来るのを待つ不安の時間。
家に帰ると朝とは全く違う荒れ果てた部屋。
僅かな隙間からトイレに逃げていた愛犬の姿。
テレビをつけると津波警報の文字。

10年経っても忘れられません。

津波の被害の大きさに言葉を失う毎日。
映像が流れてきては胸が苦しくなる日々。

今でも被災地では仮設住宅で暮らしている人や、行方不明の家族を必死に探している方が沢山います。
時は経っても心が癒えることはありません。

10年経っても15年経っても、当時のことを忘れずに未来へ伝えていきたいです。

そして、こうした何気ない日常がとれだけ幸せなことなのか、感謝すべきことなのかをしっかりと感じて生きていきます。
防災グッズのチェックや避難所の確認も家族でしっかりと。

当時のことを思い出すと心がとても痛くなります。それほど私を変えた、世界を変えた出来事でした。
"安心"を過信せずに、"命"を大切に。

二分の一成人式をしたあの日、感じたことを忘れずに。
二十歳になっても三十歳になっても。

大切な人を守るためにも、自分を守るために。

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