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梅ゼリー

うそ、2年経ってたよ!

先日冷蔵庫の整理をした。その時の記事は「冷蔵庫の中段」で書いたのでちょっと割愛。冷蔵庫の整理中に扉に入れてあった梅ジュースの瓶がとても気になった。2ℓある瓶だから存在感がしっかりあるはずなのにちょっと見ないふりをしていた。去年漬け方を教えてもらったもので1年経ってる。出来立ての時は何回も使ったり飲んだりしたのに、半分くらいで飲まなくなった。飽きたからじゃなくて、〇年もの、というビンテージ的なものにちょっとした憧れがあったから。年数を重ねると、よりまろやかで深みが出ることを知っていたから。

でもそれは、正しく保存、できていたらの話だ。私は正しく保存できていただろうか。そこには「梅の実は出して保存」という内容もあった。梅の実を入れっぱなしにしていたら、梅の実は腐ってくる可能性があるという。そしたら丸ごと駄目になってしまう。

でも私はもう少し置いてから、と梅の実を取り出すのを先延ばしにした。実は、梅ジュースを漬けた時の梅が大好き。小さい頃毎年祖母が作ってくれた梅ジュースの実をおやつに食べるのを楽しみにしていた。その梅の実を食べたかったのも梅ジュースを作った理由の1つ。時折無性に食べたくなるあの実。だから、梅の実をずっと漬けておきたかった。長く楽しみたいと思っていた私は、取り出したらすぐ食べないといけないと思っていたから。

でも、さすがに1年も入れっぱなしは良くないよね。勇気を出して瓶を冷蔵庫から出した。「駄目になっていませんように」

美味しい。とっても美味しい。その中にいくつか硬くなっている梅もあった。こっちの方が、歯ごたえが楽しくて味も梅とザラメが調和されて私にとってパーフェクトな状態。全く駄目になっていなかった。良かった~。

さすがにこれだけ経ったら分けないとね。原液と梅の実に分けて使うことにした。そして、後日衝撃を受けた。当時、初めて作った梅ジュースが嬉しくてメモをつけていた。それによると作成日は、2018年7月。なんと、2年経ってた! これは驚きだった。そんなに経っていたのか。しかもその間冷蔵庫から出そうとしなかったのか。冷蔵庫を開ける度にデンとした存在をいつも扉に感じていたのに。2年経ってたのか。

今年は飲もう、使おう、との考えに頭が切り替わった。こくがあって美味しい梅ジュース、何かに使いたい。そのまま飲んでもいいけど何か作りたい。この濃さを生かせるもの……。

そうだ、ゼリー作ろう。

<梅ゼリー ちょっと梅ジュース置きすぎたから心配、てへぺろ、の場合>
材料 2個分
梅ジュース原液 1カップ半(300cc)
水 半カップ
粉ゼラチン 5~10g
オリゴ糖 大さじ1(量は梅ジュース原液の酸味の程度で変える)
容器 200cc位(150ccがこぼれないサイズ)

作り方
1、梅ジュース原液と水とオリゴ糖を鍋に入れる。
2、中火から弱火にかけ、沸騰させる。
3、火を弱め、粉ゼラチンを入れて混ぜて溶かす。

4、火を止め常温まで冷ます。(ゼラチンが固まらない程度の熱さまで)
5、容器に入れ、冷蔵庫で2時間冷やす。
6、冷蔵庫から出して召し上がれ(^^♪
※今回は2年物の梅ジュースだったので


≪更新中≫

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