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【現実的にスグ稼ぐ】在宅コールセンターで月3万円の副業収入

在宅でできる仕事のひとつに、コールセンター業務があります。ヘッドセットとパソコンがあれば気軽に始められる仕事で、数年前から在宅の定番業務として人気がある職種です。

今回は「在宅コールセンターについてあまり知らない」という方に、概要をお伝えしていこうと思います。

今、在宅コールセンターの求人が増えている 

数年前から、在宅で可能な仕事として常に一定数の求人が出ているコールセンターですが、最近また求人の数が増えてきています。

理由は明確で、やはり人が密集して会話せざるを得ないコールセンターは三密になりやすく、大手企業のコールセンターも、拠点の閉鎖やアルバイトの解雇をしている状況だからです。

とはいえ仕事はあるので、そこでどうするのかというと、在宅で業務が続けられるように考えるわけですね。

コールセンターの仕事は、しっかりとした丁寧なマニュアルと、管理システム、遠隔でも指導できる管理者がいれば、十分に自宅でも作業することができます。

一度在宅で運用できるノウハウが確立されれば、わざわざ出社タイプの拠点を作らなくても、人を増やすことができるわけです。今に限らず、今後もますます在宅案件が増えていく職種だといえます。

それでは次に、「コールセンター業務とは一体なに?」という方に、少しずつ説明をしていきます。

在宅コールセンターのメリットとデメリット

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まず、自宅でコールセンターの仕事をするにあたり、メリットとデメリットをお伝えします。

■メリット

1)通勤時間がないため時間に余裕ができる・・・これはコールセンターに限らず、在宅ワークであればどんな職種でも魅力的なポイントです。通勤時間を家事にあてたり、自由な時間に使うことができます。

2)ひとりで集中して仕事することができる・・・周りの人に話しかけられたり邪魔されることがないので、効率的に集中して仕事を進めることができます。

3)人の目を気にせず業務にあたれる・・・コールセンターだと、自分の会話が周りに聞こえることを気にする場合がありますが、ひとりなので関係ありません。

■デメリット

1)ほとんどの場合、必要な機材を自分で揃える必要がある・・・PCやヘッドセットなどは自分で購入しなければいけません。会社の経費で出してくれる所はまず無いと思っておきましょう。

2)雑音や騒音が入らない環境を用意しなければいけない・・・子どもの声はもちろん、ペットの鳴き声や電車の音など、あらゆる音を気にする必要があります。

3)タイムマネジメントが苦手な人には向かない・・・自分で時間管理し、きちんと仕事が進められるよう計画を立てられないと、サボったりダラダラしてしまうことがあります。

コールセンター業務は大きく分けて2つある 

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コールセンターには、2つの種類があります。インバウンド(受信)と、アウトバウンド(発信)です。

インバウンドは、こちらからお客様に発信するのではなく、お客様から電話がかかってきたときに、受ける役割です。インバウンドはアウトバウンドに比べると、初心者でも始めやすい業務が多いですね。

例えば、「ガスや電気の開通を受け付ける」「テレフォンショッピングで購入を受け付ける」「クレジットカードの入会を受け付ける」など、一般の主婦層でもイメージのしやすい仕事が多いのが特徴です。

一方でアウトバウンドはその真逆で、こちらからお客様へ発信する役割となります。

「料金の未払いを督促する」「クレジットカードの入会を促す」「新しいサービスや商品を案内する」「アポイントを取る」など、アウトバウンドは営業要素が強い仕事が多いですね。

それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

■インバウンド

メリット① 初心者でも始めやすい簡単な業務が多い

メリット② 営業要素がないので、話を聞いて受け付けるだけでよい

デメリット① 自分のタイミングではなく、相手のタイミングでかかってくるため、常に待機状態にしておく必要がある

デメリット② 忙しいコールセンターだとトイレ休憩すら取りづらい

■アウトバウンド

メリット① 営業をかけることが多いため、会話力が身につく

メリット② インバウンドに比べて給料が高い場合が多い

デメリット① 発信した相手に嫌がられ断れるケースが多い

デメリット② メンタルが強くないと続けられない

「アウトバウンドのほうがキツそうだな」と思うのは当然ですが、個人的にオススメしているのは、アウトバウンドです。トークスキルの向上はもちろん、精神的にも強くなるので、この仕事ができれば他の職種でも活かすことができますからね。

話す相手は法人か?それとも個人か? 

インバウンドとアウトバウンドの紹介をしましたが、今度は「お客様は誰か」という話をします。

ほとんどの場合、話す相手は「法人」か「個人」のどちらかになります。「法人」はtoB(トゥービー)と称されることが多く、「法人顧客=企業」ということです。「個人」はtoC(トゥーシー)と称され、「個人顧客=消費者」となります。

コールセンターの仕事に慣れている人であれば、「自分は法人のほうが得意」「個人客は苦手」など明確に決まっていることが多いですね。

それでは、法人と個人の、それぞれのメリットとデメリットをご紹介していきます。

■法人への受発信(toB)

メリット① ビジネストークのスキルが身につく

メリット② 個人対象の案件より、給料が高い場合が多い

デメリット① 発信の場合、断られることが多いので精神的にキツイ

■個人への受発信(toB)

メリット① 法人ほどカッチリとしたトークスキルを必要とされないケースが多い

メリット② 相手も同じ消費者なので話しやすい

デメリット① 法人に比べて、理不尽なクレームや罵倒されることが多い

デメリット② 発信の場合、断られることが多いので精神的にキツイ

どちらも、発信の場合はどうしてもガチャ切りがあったり、なかなか成果に結びつかなかったりするので、精神的な負担はかかってきます。

でも、そこを乗り越えて慣れてしまえば、しっかり安定して稼げること間違いなしの仕事です。

月3万稼ぐなら、時給制か?コール単価制か? 

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コールセンターの仕事は、時給制かコール単価制になっています。時給制は一般的なアルバイトなどと同じ仕組みなので、コール単価制について簡単にご説明します。

コール単価制とは、1件電話を受発信するたびに数円~数十円の報酬が支払われるタイプのことです。1件あたりの単価は、商材や会社規模によって幅があり、1件あたり3円という所もあれば、50円という所もあります。単価が高い=難易度の高い案件だと思っておくとよいでしょう。

この場合「成約を獲得できたらインセンティブがつく」ことが多いですね。1コール10円で1時間200円しか稼げなくても、1本成約できたらいきなり5000円が手に入る…というイメージです。

そのためコール単価制は、経験豊富な人であれば効率的に稼ぐことができますが、初心者の人にはハードルが高いといえます。

確実に月3万円を稼ぐなら、時給制を選んだほうが無難でしょう。

さいごに

簡単に在宅コールセンターにお話をしましたが、いかがでしょうか。どんな仕事も未経験のうちは不安なことが多いと思いますが、始めてみないことには何もわかりません。

「アウトバウンドが苦手」だと思っていても、商材が変わるだけで得意分野になることもあります。一方で「インバウンドが楽そう」だと思っても、意外と飽きてしまい続けられなくなるケースがあったりもします。

AIの台頭でコールセンター業務が減っていくとも言われていますが、まだまだ先の話です。数年は在宅コールセンターの求人は増えていくと思われますので、ぜひ挑戦してみてください。

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