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【2023年最新版】デリバティブ取引って案外ローリスクかもと気づける3つのキーポイント

今回はデリバティブについて説明して行きます。
デリバティブには「先物・オプション・スワップ」があります。
投資家も人間なので飽きていくので、証券会社の人たちはどんどん新しいものを作って行きます。
その1つが「デリバティブ」と言われているものです。
そのため、デリバティブが投資の中で最先端です。
デリバティブは言うなれば、投資の基本を知り尽くした人たちが新たな投資先を探していた先にあったのもと思っていただければ理解していただけるかと思います。

なので、投資の基本を知らない人がデリバティブに参入すると、一生金持ちの財布にされてしまいます。
そうならないためにも、デリバティブを今回は説明して行きますい。中々
ここまで詳細に説明しているものはないので、ぜひ最後まで見ていただけると嬉しいです。

ちなみに前提として、先物取引は一般的な投資と同じで証券会社やオンライン証券で購入可能です。

ではここからデリバティブについて詳細に見て行きましょう。
①「先物」=「予約権」
こちらは「予約権」と考えていてもらえればとおもます。
例えばiPhoneは大体毎年9月に発売されると思いますが、この最新版のiPhoneの予約権が10万円で売られているとします。
実際に9月になった時に出た最新のiPhoneが15万円だったらお得ですよね。逆に9万円とかだとすると損しますよね。
ただ「先物取引」の場合、この新しいiPhoneが予約券より高くても低くても予約した値段で買わなければなりません。
先物取引の種類としては具体的には、株価指数先物取引、金利先物取引、債券先物取引、通貨先物取引、商品先物取引、排出権先物取引、電力先物取引があります。
先物取引の例として、りんご農家を想像して見てください。農家の方々からすると今年豊作か不作かわからないですよね。この不安を保証するために商社は先物取引を思いついたのです。
農家は「高く売れたのに、安く売ったリスク」があり、
投資家は「安く買えたのに、高く買ったリスク」があります。
この「お互いのリスクを一定の保証しますよ」と、保証を証券化しているのが先物取引だと考えていただければと思います。
ここでポイントとしては商社は何のリスクも負わずに手数料だけで儲かるところが、さすが商社と感銘を受けるところでもあります。

ここからは具体的な先物取引についてご説明させていただきます。
ここでもりんご農家を例に出して行きます。
予約権として「半年後りんご1つ100円」として発行したとします。
この予約権は例え半年後豊作で「りんご1つ10円」になったとしても予約権で取引を実行しなければなりません。
これでは投資家としてはうまくない話なので、次にできたのが、②で説明する「オプション取引」です。


②「オプション」=購入権
こちらは「購入権」と考えていてもらえればとおもます。
ここでもりんご農家を例に出して行きます。
購入権として「半年後りんご1つ100円で購入できる権利が10円」のように発行されます。
なので、半年後100円で取引されると思っていたりんごが実際は50円で取引されるとなった場合に、この購入権を放棄することが可能です。
要するに「購入権」=「自分が得をする時にだけ売買を行える権利」と考えるとわかりやすいと思います。
また、オプション取引の価格は「自分が負けないための保険料」だとも考えられます。
この購買権の売買は自由だが、購入権を行使された場合は絶対に売らなければならなりません。

また、オプション(OPT)取引には「コール」と「プット」があります。
簡単にいうと、「コール=買う権利」、「プット=売る権利」です。
例えば、コールオプション(りんごを100円で買う権利)を持っていたとした場合、市場のりんごの価格が「150円の場合、権利を執行し」、「50円の場合、権利を放棄」します。
逆に、プットオプション(りんごを100円で売る権利)を持っていたとした場合、市場のりんごの価格が「150円の場合、権利を放棄し」、「50円の場合、権利を行使」します。

ここまで説明させていただくとOPT取引が思っていた以上に低リスクかが理解できたかと思います。
なので、みなさんがこれからOPT取引を実際に実施するために、具体例を出して理解度を是非確かめてみてください。

第1問!!!
りんご100円で買えるプレミアムを10円で買います。そのりんごが85円になった時はいくら損でしょうか。

第2問!!!
りんご100円で売れるプレミアムを10円で買います。そのりんごが85円になった時はいくら儲かったでしょうか。

正解はこの記事の最後に書いているので確認してみてください。

本題に戻ります。まとめると、
「先物=売買予約(キャンセル絶対不可)」
「OPT=売買権利(キャンセル自由)」
「コール=買う権利」
「プット=売る権利」

③「スワップ」
先物やオプションに比べると、そこまであまり重要じゃないかなと思いますので、参考程度に簡単にご説明します。
以下の2つの会社があるとします。
・A社:借金100億円「変動金利5%(今年)」
・B社:借金100億円「固定金利5%」
この時に各社それぞれが以下の通りに考えた際にスワップができます。
・A社「変動金利が来年も5%とは限らない、上まる可能性もある」
・B社「来年は金利が低くなりそうだから、固定金利では損だ」
この場合にお互いの支払いを「SWAP」し、それぞれ支払うというのが、スワップの流れです。

これでデリバティブについて皆様は大変理解できたことだと思います。
ただ、このような経済投資は自己投資や事業投資を行なって、自分の稼ぐ力を強くする投資を行なってからの方が、結果は雲泥の差になります。
なので、次の記事からは、「事業投資」=「実際に事業を持つ」ために実施すべきことについて説明して行きたいと思います。

【答え合わせはこちらです。】
第1問!!!
答えは「10円」です。
プレミアム権利金以上は絶対に損はしません。

第2問!!!
答えは「5円」です。
プットオプションで売る権利を行使します。
100円(売れる金額)−85円(実際の金額)−10円(権利金)=5円となります。

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