ニンジャスレイヤーTRPGリプレイ【バーン・アンド・ラン・アンド・バーン】#1
PC紹介
◆スピットファイア (種別:ニンジャ/ストリート・善)
カラテ 7 体力 9
ニューロン 4 精神力 5
ワザマエ 8 脚力 3/N
ジツ 0 万札 10
攻撃/射撃/機先/電脳 7/8/4/4
回避/精密/側転/発動 8/8/8/-
◇装備や特記事項
*ブラッドカタナ*、ショットガン、パーソナルメンポ
『◉◉タツジン:イアイドー』、『◉頑強なる肉体』、『◉知識:公僕の流儀』、『◉知識:ビークル(バイク)』、『◉知識:犯罪』、『◉交渉:共感』
(モータルネームはセビ・アカネ 簡単なPCの紹介は1回目のエントリーにて)
やっとイアイ系統攻撃・連続攻撃が可能になり、攻撃に安定感が増してきました!(当たるとは言ってない)
シルバーカラスとの出会いと彼のインストラクションが無軌道な女ニンジャを長く険しいイアイの道へと導きます。果たしてその道は祝福なのか呪いなのか。好敵手と同じ得物とか流派な展開ってなんか燃えるよね。
本編
店員:「はい、エスターテで良かったですよね?」
アカネ:「わかってんじゃん。ドーモ」
ミナ(第1回のサイバーゴス):「お姉さんどうしたの、なんか今日はちょっと機嫌いいじゃん!」
ミナはアカネを見るなり隣の席に移動してきてしつこく絡んでくる
アカネ:「…ミナにまでバレるなんてな、まったく我ながら浮かれてる」気恥ずかしげにサーブされた酒を飲む赤毛の女
ミナ:「えーヤバイ、なんかあったの。教えてよ教えてよ! もしかして男?」
アカネ:「まさか……あれだ、今日が昨日よりマシな一日で終わりそうだってだけ」
アカネ:「首尾よくビズは終わり、美味い酒、かわいい女」
ミナの頬に触れ、低い声で囁く。
ミナ:「ハイハイ。アカネ=サンいっつもそれだもん。いい加減耐性も付くよ」
アカネ:「なんだよ、つまんねーな」言葉とは裏腹に表情は穏やかだ。
店員:「じゃあそれに追加。この一杯はサービスしときますよ」
店員:「お客さんの口利きでNSPDの人がよく来てくれるようになって、ヤクザが来ることも減ったんですよ」
初めて訪れた時のアデヤカには重く気怠い空気が漂っていたが、今となっては貴重な『安全に飲めるバー』として客足が戻りつつあるようだ。
アカネ:「荒い連中も多いけど…まぁ、『ヤクザよりはマシ』って事にしておいて」
店員はニコニコと笑うと、窓の外のマッポカーを見た。
店員:「時々ああやって駐車場代わりに使われてますけど……」
アカネ:「覆面車輛…?マナーがなってねえな」
店員:「デッカーの方たちが使ってる車らしいんですけど、捜査の途中で『ちょっと置かせてくれ』って。断る理由もないからOKしてますよ」
NinjaSlayer : (4B6>=3) → 1,3,3,4 → 成功数3
アカネ:「相変わらずチマチマ小銭稼ぎして…」呆れた顔をするが、警官のみならずこの街ではよくある話だ。
……無論、アカネとて身に覚えが無い訳ではない。
店員:「けどあの車の持ち主の人、カギ挿しっぱなしで行っちゃったんですよ。流石に危ないから一旦私の方で抜いてカギ預かってるんですけど……
もし警察署に寄る用事があったら、渡しておいてもらえますか?」
困ったように苦笑する店員はそう言って車のカギをカウンターに置いた。
アカネ:「ったく…公用車パクられたら始末書どころじゃ済まねえんだぞ。一体どこのウカツ野郎だ」小言を言いながらカギを受け取る。
……アカネはそのカギについた風変りなセンスのキーホルダーに見覚えがあった。
アカネ:「げぇっ」
ミナ:「うわっ、お姉さんめっちゃ渋い顔になったwwwワロスwww」
アカネ:「いい歳して何やってんだか……ま、タダ酒もらった手前、断れないしな。アイサツも兼ねて返しておくよ」
そうして久々に平穏な夜が訪れようとしていたその時――
NinjaSlayer : (4B6>=4) → 2,5,3,1 → 成功数1
???:「――――!」
スピットファイアのニンジャ聴力が、外から子供の悲鳴を捉えます。
次の瞬間
KRAAAAAAAAAAAASSSH!!
店の扉を叩き開けるように、一人の少女とそれを追うヤクザ二人が店に乱入!
ヤクザ:「「ザッケンナコラー!!」」
アカネ:「……ネオサイタマの夜がそう簡単には更けないわな」
つまらなそうな表情でぼやいた後、鞘の鯉口を切る。店内に響く殺気を伴った硬質音。様子を窺っていた他の客たちがおずおずと店の奥に集まる。
少女:「っ! ア、アイエエエ……!!」
予想通りというべきか、ヤクザ二人は双子のごとき容貌、クローンヤクザだ。手に持ったチャカ・ガンを少女に向ける。
スピットファイア:「――待てよ」
クローンヤクザ:引き金をひこうとしていた指が止まる。「「アッコラー?」」
少女:「……ア、アイエ……」
スピットファイア:「折角人が良い気分で飲んでたってのにいきなりチャカとはどういう了見だ、エエ?」
スピットファイア:「ここは酒を紳士淑女の社交場だ。ティーンの屠殺場じゃねえ」
クローンヤクザを窘めるような、あるいは揶揄うような口ぶりでアカネが待ったをかける。
クローンヤクザ:「貴方には関係ないことですね」「すぐに要件を終えて引き取ります」
人間味の無いセリフを返すと、再びクローンヤクザはチャカガンを少女に向ける。もし止めようとするならば最早カラテによってしかない。
勿論、それをすれば君は面倒事に巻き込まれることうけあいだ。
少女:「ア、アイエ……あ、あなた……!」
少女が君にすがるような目を向ける。
スピットファイア:「(そんな目で見られたら、助けるっきゃねえよなぁ……)」嘆息と共に立ち上がり、静かに抜刀。カタナの鎬には荒々しく刻まれた銘、"アデヤカ"。
ミナ:「ア、アカネ=サン……?」
不安そうに見上げるミナにウィンク。
スピットファイア:「悪いな二代目、掃除が面倒になるかもしれんが」「お前達も早く物陰へ」
赤毛の女は横に薙ぐように構え、少女とクローンヤクザの間に割って入る。
「エ……」少女は自分をかばうように立った君に目を丸くする。
「「ア……? ザッケンナコラー!!」」同時に、クローンヤクザ二人は君のことを敵と認識したようだ!
「――社会勉強だ、よく見てな。火の粉の払い方ってやつを教えてやるよ」
アカネ――否、スピットファイアは少女にひどく攻撃的な微笑を向けた後、下手人達へ正対した。
ネオサイタマの夜に、血の花が咲く。
NinjaSlayer : (4B6>=4) → 1,3,6,4 → 成功数2
NinjaSlayer : (5B6>=4) → 1,3,6,2,2 → 成功数1
スピットファイア:「イヤーッ!」
イアイの優位性は"後の先"にあるが、このシチュエーションでクローンヤクザ相手に遅れを取る事は無い。左のクローンヤクザの脚に斬撃!返す刀で右のクローンヤクザの首を飛ばす!
クローンヤクザ:「グワッ…!?」
斬撃で脚を飛ばされたクローンヤクザは転倒しながら反射的に発砲!居合わせた客のカクテルグラスを粉砕!
しかし――それ以上の発砲は無かった。砕けたガラス片が床に到達するまでのコンマ数秒でスピットファイアの三の太刀が煌き、クローンヤクザはチャカガンごと袈裟に斬られていたのだ!
「「グワーッ!!」」即座に二人のクローンヤクザが死亡!緑色の血飛沫が舞う!
「まだまだ神速とはいかないもんだな…」刃の血脂をクローンヤクザの衣服で拭いつつ無感情に呟く
スピットファイア:「さて……今日も厄介事に首を突っ込んじまった。せめて多少の金になれば良いんだが」
少女:「あ、あ……」
尻もちをついたまま少女がスピットファイアを見上げる。燃えるような深紅の瞳と視線が交わった。
スピットファイア:「…それじゃあ、次は貴女。しっかり話聞かせてもらうからね。どこのバカ共に追われてるのか、連中は何が目的なのか」
少女:「あ…………」
その少女の顔に生気が戻り、次の瞬間
少女:「――貴方でいいわ! 貴方がアタシを守りなさい!!」
スピットファイア:「……あァ?」想定外の物言いに思わず地金が出る
ヒイロ:「アタシはヒイロ、大丈夫! 報酬は弾むから!!」
ヒイロ:「詳しくは後で説明するから、早く急いで!」
スピットファイア:「なっ、勝手に話を進めるんじゃ…!」
鼻白むスピットファイアの反応を待つこともなく
KRA-TOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!
次は爆音が建物の外から響いた!
スピットファイア:「今度はなんだってんだ…!」
ヒイロ:「早く早く! もうアイツらが追いついてきちゃうから!」
スピットファイア:「オイ!乗り掛かった舟とは言え、展開早すぎじゃねえか…!?」
爆音に君が外に出ると、すでにそこには大量のクローンヤクザ、そしてヤクザベンツが殺到していた。
クローンヤクザ軍団:「「「「「ザッケンナコラー!!!」」」」
しかもヤクザ達はチャカガンではない、アサルトライフルやマシンガンの重武装体制だ!
ヒイロ:「まっず、もうこんなに……!」
スピットファイア:「おーおー…戦争でも始めようかってアトモスフィアだ。どこの組か知らないが、小娘一人相手に随分羽振りが良いな」
スピットファイア:「(このガキ、一体何者なんだ?政治家の娘?それともコーポ役員の線か?)」
カンバギ:「アァン……? なんか一人変なのがついてきたな」
指揮官らしき男が君の姿を目にとめる。
カンバギ:「おい、そこのお前! 何のつもりか知らんが、そこの娘から離れろ!」
カンバギ:「今すぐ離れて全てを忘れればこっちもお前を見なかったことにしてやる!」
スピットファイア:「…あの連中から守ってほしいんだな?」
傍らで身体を強張らせたヒイロに最後の確認をする。
ヒイロ:「……なによ、当たり前でしょ!」
少女は強気に振る舞うが、君の袖をつかむその手は震えている。
「ほ、報酬が必要なら後でいくらだって払うわ、だから、だから――」
ニンジャ第六感を使うまでもない、この少女は"クソヤマ"だ。金になるどころか自分のケツに火をつけかねない。しかしながらスピットファイアは、6代続くマッポの家の一人娘だった。つまり――"強きを挫く"などという古風な価値観をアップデートし切れない、血統書付きのお人好しである。
スピットファイア:「……オーライ。一つ、アタシは安い女じゃない。適性料金を頂く。二つ、ケガと物損の補償はクライアント持ち。事情は後でジックリ聞かせてもらう」
ヒイロと名乗った少女はスピットファイアの言葉に目を丸くし――
ヒイロ:「ありが…………わかったわよ! だから早くこの窮地を脱しなさい!」
スピットファイア:「ったく…さっきまでションベン漏らしそうな顔してたクセに、威勢の良いガキだぜ……請け負ったよ。クライアント=サン」
この少女の事情はさておき、契約は成立した。
それなら、この後の展開は決まっている。
スピットファイア:「……はァ?アタシ達、今からデートなんですけどォ!邪魔しないでくれますゥ?」
間延びした声とキツネサイン挑発!とてもシツレイな女だ!
カンバギ:「ハァ~~~……」
カンバギ:「まとめてハチの巣がご希望らしい。総員、射撃用意」
ノゾミ:「この車ドロボー!!!」
カンバギ:「撃て」
クローンヤクザ軍団:「「「「「ザッケンナコラー!!!」」」」」
BRATATATATATATATTATATATA!!
ヒイロ:「ア、アイエエエエエ!!」
回避:
NinjaSlayer : (3B6>=6) → 4,3,4 → 成功数0
NinjaSlayer : (5B6>=6) → 4,4,5,3,1 → 成功数0
クローンヤクザ達の圧倒的な火力がスピットファイアの手足を裂く!『たくさん撃てば実際当たりやすい』のマサシの警句どおりである!
しかしながら、圧倒的な鉄量をもってしてもニンジャを射止める事は容易ではない!スピットファイアは剣舞めいた動きで斉射を躱し、あるいは銃弾を払い落した後、ヒイロを小脇に抱えて車へ!
カンバギ:「なんだぁ今の動き……まさかニンジャか?」
カンバギ:「……チッ、チェン=サンに連絡をとれ」
覆面マッポカー:『ハローワールド』マッポカーの車内で運転AIが君を笑顔で出迎える。
スピットファイア:「ハイドーモ!」ヒイロを助手席に投げ入れた後、自らもエントリー!おびただしい出血!「さっさと出せ!舞踏会に遅れちまう!」
覆面マッポカー:『安全第一でドーゾ』スピットファイアの指示を聞くが早いかマッポカーが加速を開始!
「「「ザッケンナコラー!!!」」」
後方からは銃弾の雨が続くが、マッポカーの装甲は多少の傷を負うのみだ!
スピットファイア:「あーあ、姐さんになんて言い訳すっかなぁ…!」
後方から響く小気味の良い音がセビ・アカネの残滓を呼び戻す。新人時代に飛び石でノゾミの車に傷をつけた時のトラウマがフラッシュバックした。
ヒイロ:「そ、それより貴方、血が……!」青ざめた顔でスピットファイアの傷を見るヒイロ。
スピットファイア:「一丁前に人の心配なんかして…弾は抜けてる、ツバつけときゃ大丈夫だ」少女に笑ってみせた。バイオ水牛の革を使った高級シートは既に鮮血で赤く染まっている。
ヒイロ:「……! そうよね、高い報酬払うんだからそれくらいやってもらわないとね!」
少女は何かを言いそうになるのを飲み込むと、半ば震える声で言った。
――大量の車輛が遠くへ行き去った後、アデヤカには静寂が訪れた。
ミナ:「…終わった?」
店員:「お、おそらくは」
ゴロリと転がったクローンヤクザの首と視線が交わる。
店員:「…………」
店員:「これ、片付けどうしよう……」
スピットファイア:「銃撃が落ち着いたな」
「うん……」助手席でヒイロは魂が抜けたような顔をしていた。安堵感が一気にきたのか、NSPD流の運転で寿命が縮んだのかどちらかは分からない。
スピットファイア:「アタシの運転が上手だからってそのまま寝ないでくれよ」
スピットファイア:「逃げ込む先にどこかアテは?」
ヒイロ:「……いま、あちこちに連絡してる」会話をしながらもその手はIRC端末を忙しなく操作し続けている
ヒイロ:「自己紹介もまともに出来てなかったわね……アタシはヒイロ・カネモノ。カネモノ・インダストリと言ったら聞いたことないかしら」
深く息をつくと、ヒイロは君を見た。年の頃は10代前半といった所か。
カネモノ・インダストリといえば、ネオサイタマでは老舗の工業企業……規模は大きくないながらも確かな技術力でかなりの売上を誇っていたメガコーポだ。
スピットファイア:「ドーモ。セビ・アカネだ。その名前と身なりから見て、カネモノの御令嬢ってトコロか」
ヒイロ:「意外とモノが分かるじゃない」フン、とヒイロは鼻を鳴らす「だから報酬は心配しなくていいわよ」
スピットファイア:「カネモノのプロダクトには随分世話になった。…ロッカーの扉だとか、デスク裏のキャビネットだとか…蹴とばしても簡単には壊れない」
「…………」君を見る目に少しだけ怯えと反省が混じったようだ。
「冗談だよ。…それで、連中はどこの使いだ?」
ヒイロ:「経営はパパがやってたから分からないんだけど……ネコソギ・ファンドってところみたい」
ヒイロ:「よくわからないうちに詐欺みたいな理屈で経営権の半分を奪ったと思ったら、いきなり誰かも分からない親戚を担ぎ出して、私達創業一族にはアレよ」
スピットファイア:「ネコソギ・ファンド、ねぇ。どっかで聞いた事はあるかもしれないが」
ヒイロ:「ともあれ、パパもどこかで生き残ってるはずだわ。あと少し頑張れば仲間のメガコーポと協力してあんなやつら追い出してくれるはず」
ヒイロ:「だからその少しの間アタシを守るのが貴方の仕事ってわけ」
スピットファイア:「なるほどな。今度の仕事は子守りか」
ヒイロ:「子守ってなによ! 相手はカチグミのレディなんだからね!」
スピットファイア:「万札で一杯のケースでも出てくりゃ拝んでやっても良いんだがな」
スピットファイアは意地の悪い言葉を放ってみる。
「エト……」ヒイロは財布の中身を覗いてみたが、あまり芳しくはなかったようだ
スピットファイア:「――まぁいいさ。お前のお父様から後でキッチリ請求させてもらうから、今は逃げ切るのを優先だ」
ヒイロ:「……ええ、だから貴方も私のことをしっかり守り――――あ!」
財布の中をほじくっていたヒイロが大きな声をあげると、得意げな顔で貴方を見る。
ヒイロ:「バンソーコーが入ってたわ! ありがたく使いなさい!」(体力1回復)
スピットファイア:「……あー、そうだなぁ…ふふっ…うん…ありがてえなぁ…」
スピットファイア:「恩に着るよ、ヒイロ=サン」
ヒイロ:「なによぉその顔、ちゃんと感謝しなさいよね」
心外だと言わんばかりの表情でスピットファイアを睨みつける。
スピットファイア:「ちゃんと感謝してるさ。元からこういう顔なんだ」
ヒイロ:「なにそれ、折角元は美人なのに――」
一瞬だけ車の中で穏やかなアトモスフィアが流れたその時――
BRATATATATATATATTATATATA!!
ヒイロ:「アイエエ!!?」
再び背後から銃声が君達を襲う!バックミラーには3台のヤクザベンツ!
スピットファイア:「ハーフタイムは終わったみたいだな!」
そして3台だけではない……君のニンジャ視力はその後ろに続くヤクザベンツ達をも捉えている。
クローンヤクザ:「「ザッケンナコラー!!!」」
クローンヤクザが窓から身を乗り出すアサルトライフル銃撃!BRATATATA!!
スピットファイア:「あー…何か割れる音の度に姐さんの顔が浮かぶ…」
ノゾミ:「ただではすまさん」
ヒイロ:「ア、アカネ=サン……!」
スピットファイア:「まだ大丈夫だ。だが…撃たれっぱなしじゃ埒が明かねえ」
覆面マッポカー:『イエス、ミストレス』
マッポカーが君に答えるように自動運転モードに入る。
アカネの荒っぽい運転と比べて遥かに安定している。しばらく任せても大丈夫そうだ。
スピットファイア:「――いい子だ!」
ヒイロ:「アカネ=サン、なにを……?」
両脇に機関銃や見慣れない物を抱えて車の外に出ようとするスピットファイアをヒイロが不安そうな目で見る。
スピットファイア:「気にせずドライブを楽しんでな!ちょっくら後ろの連中にアイサツしてくるよ」
ヒイロ:「や、やられたら契約違反なんだからね!」
ヒイロ:「だ、だから、無事で――」
スピットファイア:「…契約なら守らねえとなァ!」
戦闘開始
NPCデータ
◆ヤクザベンツ (種別:ヤクザ+ヴィークル)
カラテ 1 体力 3
ニューロン 1 精神力 1
ワザマエ 3 脚力 -
攻撃/射撃/機先/電脳 1/3/3/3
◇装備や特記事項
・マシンガン:ダメージ1、連射3、難易度N
・特攻突撃:ダメージ3、自傷ダメージ2、近接時のみ使用可能、車体を対象とし自動成功する
【脆弱性】:近接攻撃によるダメージ+1
●1ターン目 ヤクザベンツ:3台
スピットファイアの手番(1回目)
スピットファイア:「好き放題マッポの車に傷つけやがって…熨斗つけてお返しだコラー!」
スピットファイア:抱え落ちはしないぜバズーカだ
NinjaSlayer : (8B6>=4) → 3,5,1,2,4,5,3,3 → 成功数3
デッカーといえど、対戦車火器を実際に撃つ機会はそうそう巡ってこない。果たして当てる事ができるのか――そもそも発射できるのか?
スピットファイア:「コレをこうして、コレを立てて……イヤーッ!!」
巨大な弾頭が煙と共に吐き出される!
クローンヤクザ:「ザッケ……グワーッ!!?!!?」
KA-BOOOOM!!バズーカを受けてヤクザベンツの一台が爆発!中のクローンヤクザごと吹き飛んだ!3ダメ、撃破!
スピットファイア:(今まで味わった事の無い快感に震えるスピットファイア)
「ザッケンナコラー!!」しかし仲間がやられてもクローンヤクザ軍団の士気は落ちない!
敵NPCの手番
クローンヤクザ:2台がそれぞれ車両狙いで射撃。(スピットファイアによる代理回避可能)マシンガン:ダメージ1、連射3、難易度N
NinjaSlayer : (3B6>=4) → 3,6,2 → 成功数1
NinjaSlayer : (3B6>=4) → 3,1,3 → 成功数0
クローンヤクザ:1ダメージが1発!
BRATATATATATA!銃撃がマッポカーを襲うが本当に当たりそうな銃弾は僅かだ!
回避:
NinjaSlayer : (8B6>=4) → 4,6,4,2,1,4,2,3 → 成功数4
「余韻に浸ってる場合じゃねえな!」スピットファイアはバズーカの撃ち殻を捨てて素早く抜刀!
「イヤーッ!イヤーッ!」弾道を見極め、危険な物のみをカタナで精密に撃ち払っていく!
スピットファイアの手番(2回目)
スピットファイア:マシンガン撃ってみよう 3,3,2で
NinjaSlayer : (3B6>=4) → 4,5,4 → 成功数3
NinjaSlayer : (3B6>=4) → 1,2,1 → 成功数0
NinjaSlayer : (2B6>=4) → 3,2 → 成功数0
TARATATATATATA!!!
GTTTTTTTTTTTTT! ヤクザベンツ装甲に銃弾が火花を散らし、窓ガラスを破砕!しかし撃破には至らず!
クローンヤクザ:「ザッケンナコラー!」
●2ターン目 ヤクザベンツ:3台
ヤクザベンツ移動・増援
「ザッケンナコラー!!」
銃撃を受けたヤクザベンツがアクセルをキックしマッポカーに並走!肉薄して攻撃を仕掛けようとしている!
スピットファイアの手番(1回目)
ヒイロ:「ア、アイエ……!」銃弾で揺れる車内で必死にシートベルトを掴んでいる。
スピットファイア:「しっかり頭下げとけよ!ヒイロ!」
ヒイロ:「う、うん!」
スピットファイア:特攻車輛をショットガンで撃ちます
NinjaSlayer : (8B6>=4) → 5,2,4,6,2,1,3,3 → 成功数3
スピットファイア:「ドーモ、色男!」
BLAM!危険接近してきたヤクザベンツの運転手に片手撃ちで散弾発砲!
クローンヤクザ:「アバーッ!!」
車内でクローンヤクザの頭部がパイナップルめいて爆散! 窓ガラスを内側から赤く染める!運転手を失ったヤクザベンツは失速、側壁にぶつかり爆発!!
スピットファイア:「ハッハーー!!」
敵NPCの手番
カンバギ:『女ふたりに何を手間取っている、集中射撃でさっさと殺せ』
無線通信の音が僅かにスピットファイアの耳に届く
「「「ヨロコンデー!!」」」マシンガンによる集中砲火だ!
NinjaSlayer : (3B6>=4) → 5,6,4 → 成功数3
NinjaSlayer : (3B6>=4) → 1,5,4 → 成功数2
NinjaSlayer : (3B6>=4) → 1,6,5 → 成功数2
NM:ダメージ3、2、2。全部別々に回避が必要だ!
BRATATATATATATATTATATATA!!
スピットファイア:4,4で1発受けだ
回避:
NinjaSlayer : (4B6>=4) → 6,4,5,5 → 成功数4
NinjaSlayer : (4B6>=4) → 6,4,6,2 → 成功数3
NM:車体には2のダメージ!(体力:11→9)
なんたるワザマエ!これまで潜った死線かあるいはシルバーカラスのインストラクションの賜か!
だがそれでも捌ききれぬ銃弾がマッポカーの後部装甲に穴を穿ち始める!
スピットファイア:「クソッ、捌き切れねえ」ニンジャとはいえ馴れない車上戦闘と数的劣勢、思わず表情が歪む
ヒイロ:「こっちはダ、ダイジョブ! 怪我は無い!?」
窓の中からヒイロが君を見上げる。
スピットファイア:「ドーモ!アタシはまだまだ元気だよ!」表情を戻しサムズアップを見せる
スピットファイアの手番(2回目)
NinjaSlayer : (8B6>=4) → 5,3,1,2,2,5,3,6 → 成功数3
「イヤーッ!!」飛び込み台のようなフォームで空中に身を投じるスピットファイア!
「ザ、ザッケンナコラー!?」突如車上に飛び移ってきた敵に狼狽するヤクザ達!
スピットファイア:強化精密だ
NM:弱点でダメージ+1だ!イケーッ!
NinjaSlayer : (9B6>=5) → 5,1,4,5,4,3,1,6,2 → 成功数3
6が入ってるので1+痛打1(タツジン:イアイドー)+弱点1で3ダメ!撃破!
ルーフに着地したスピットファイアは刃を車内にねじ込む!ドライバーの脳天に煌めく白刃!
クローンヤクザ:「アバーッ!!?」
脳天から串刺しにされ運転手ヤクザ死亡! 窓の外に出していたアサルトライフルがブザマに乱射され、そのまま手から転げ落ちる!
●3ターン目 ヤクザベンツ:2台
覆面マッポカー:『システムオールグリーン……グリーン……』
覆面マッポカー:『…………通信アリ、アリ……ザザザ……』
マッポカーからスピットファイアのインカムに向けて通信が入る。
ノイズ混じりの電子音声はやがて――
ノゾミ:『やっとつながった!!』
スピットファイア:「エッ、姐さん!?」
ノゾミ:『エッ、じゃないわよ! 自分の車が街中で派手に銃撃戦繰り広げてたら誰だって連絡するわよ!!』
ノゾミ:『というかやっぱり貴方だったのねアカネ=サン!』
スピットファイア:『ど、ドーモ…』デッカーの剣幕に押されている!
ノゾミ:『…車泥棒の件は後で問い詰めるとして、大体の事情はこっちでも掴んでるわ』
ノゾミ:『でも例によって上層部の動きは遅いの。多分政治的な圧力がかかってる案件だわ』
スピットファイア:『こっちの小包はコーポ絡みです。今は説明の余裕が無いですが!』
ノゾミ:『カネモノ・インダストリね。説明は大丈夫、とにかくそのままできる限り耐えて。逃げ込む先については今こっちで見繕ってる』
この車がノゾミの登録車であった事は僥倖だったかもしれない。こういう時、この先輩は頼りになる。
スピットファイア:『早めに頼みます、いかんせん数が多い』
ノゾミ:『頑張りなさい、女の子でしょ』
ノゾミ:『逃走ルートはそのAIに送ったけど、適宜状況に応じてアカネ=サンの方で指示してあげて』
ノゾミ:『アイヨ!』
NinjaSlayer : (6B6>=5) → 2,4,5,3,2,2 → 成功数1
NM:適切なルート設定に成功! 耐えるべきターンが短縮!
スピットファイア:(現在地一帯はマッポ時代の巡回ルートだった。近道になりそうな小道をいくつか知っている)
覆面マッポカー:『ルート設定を承認しました。速度制限を犯罪者捕捉モードに変更、加速します。』
ノゾミ:『事件の裏取りもこっちでやっとくわ。ま、うまくやんなさい』通信が切れる。
カンバギ:(ち、チョロチョロと……)
スピットファイアの手番(1回目)
スピットファイア:「姐さんの手筈が済むまではとにかく耐えるっきゃない…」
スピットファイア:自車に戻り→マシンガン3連射(3,3,2)
NinjaSlayer : (8B6>=4) → 3,5,5,5,5,3,1,3 → 成功数4
NinjaSlayer : (3B6>=4) → 5,5,4 → 成功数3
NinjaSlayer : (3B6>=4) → 2,2,4 → 成功数1
NinjaSlayer : (2B6>=4) → 2,6 → 成功数1
スピットファイア:「カンが掴めてきたな…!」
先ほどより遥かに精密な連続射撃がベンツに送り込まれていく!
「アバババーッ!!」ヤクザベンツはフロントガラスを重金属弾でぶちぬかれ、そのまま運転手の脳まで貫通!
ヤクザベンツはそのまま後続ベンツを巻き込んで爆発! KABOOOM!
スピットファイア:「ガッチャ!」
カンバギ:『ええい……さっさと決めろ!なにをやってる!!』
カンバギ:『失敗したら死ぬのは俺なんだぞ! クソッ!!』
敵NPCの手番
ヤクザベンツ増援(1→3台)
ギャギャギャギャ!!両横道から挟み撃ちせんとヤクザベンツ強襲!
「「ザッケンナコラー!!」」窓から身を乗り出しながらマシンガンをマッポカーに向ける!
スピットファイア:「ハッ、減らしたと思ったらすぐコレだぜ!!景気が良いねェ!!」
NM:増援即攻撃なので難易度HARDで処理
NinjaSlayer : (3B6>=5) → 3,5,2 → 成功数1
NinjaSlayer : (3B6>=5) → 4,3,3 → 成功数0
NM:あとは後ろのベンツ
NinjaSlayer : (3B6>=4) → 4,4,1 → 成功数2
NM:1ダメ、2ダメの2回!
3方向からの十字射撃だ!BRATATATATATATATTATATATA!!
スピットファイア:1ダメを3個、2ダメを5個で回避
回避:
NinjaSlayer : (3B6>=4) → 6,1,2 → 成功数1
NinjaSlayer : (5B6>=4) → 2,4,2,5,5 → 成功数3
スピットファイア:「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」
ニンジャ認知能力で危険な弾道を瞬時に捕捉、的確に弾丸を弾いていく
クローンヤクザ:「ワッザ……!?」驚嘆するヤクザ達!
しかしながら数的優位は依然揺るがない!横道から現れたヤクザベンツたちはそのままマッポカーを挟むように近接!
カンバギ:『体当りしてでも良い!そいつを止めろ!殺せ!』
クローンヤクザ:「「ザッケンナコラー!!」」
スピットファイアの手番(2回目)
スピットファイア:飛び乗って強化強攻撃だ
NinjaSlayer : (8B6>=4) → 4,2,6,5,1,3,2,5 → 成功数4
NinjaSlayer : (7B6>=6) → 3,3,5,4,1,4,2 → 成功数0
車体の振動で刃の軌道が逸れた!一瞬の気の緩みか、それとも不運か、ヤクザベンツの装甲がカタナを弾く!
●4ターン目 ヤクザベンツ:3台・指揮官登場
カンバギ:「クソッ、ニンジャっていうのはどうしてどいつもこいつも……!!」
ひときわ豪華なヤクザベンツに載っているのは先程の指揮官ヤクザだ!その肩には巨大なロケットランチャーを背負っている!
カンバギ:「ええい、もういい! 俺が直接あの娘を殺してやる!」
カンバギ:「もしあの娘を殺せなければ、俺が……!」
カンバギ:「この任務をやり遂げ、俺はラオモト=サンに認められる……レジェンドヤクザになるんだ……!!」
◆カンバギベンツ (種別:ヤクザ+ヴィークル)
カラテ 5 体力 9
ニューロン 3 精神力 3
ワザマエ 6 脚力 -
攻撃/射撃/機先/電脳 1/3/3/3
◇装備や特記事項
・マシンガン:ダメージ1、連射3、難易度N
・ロケットランチャー:ダメージ3、連射1、回避難易度H、残弾2
・特攻突撃:ダメージ3、自傷ダメージ2、近接時のみ使用可能、車体を対象とし自動成功する
【脆弱性】:近接攻撃によるダメージ+1
スピットファイアの手番(1回目)
NinjaSlayer : (8B6>=4) → 6,1,6,3,4,6,1,6 → 成功数5
NinjaSlayer : (8B6>=4) → 3,4,5,3,3,1,6,3 → 成功数3
スピットファイア:「オラーッ!」横っ面に至近距離バズーカ!
クローンヤクザ:「グワーーーッ!!?」KABOOOOOOOOM!ヤクザベンツはたまらず爆発四散!!残骸は火の玉となって脇のアパートに激突!
スピットファイア:「フーア!!映画みてえだ!!」
ヒイロ:「うわぁ……」
スピットファイア:「あともう2,3発積んでおいてくれりゃあ姐さんも出世できるんだけどな……」名残惜しげに撃ち殻に口づけ
ノゾミ:『聞こえてるわよ』ナムサン! 通信は常時接続状態だ!
スピットファイア:『(繋がってんのかよ!)』
PL:地獄耳!
敵NPCの手番
クローンヤクザ:「ザッケンナコラー!」
・特攻突撃:ダメージ3、自傷ダメージ2、近接時のみ使用可能、車体を対象とし自動成功する
並走していたヤクザベンツが……ナムサン! 急ハンドルしマッポカーに体当たりをしかける!KRAAAAAAAAAASSH!!
スピットファイア・ヒイロ:「「ンアーーーッ!!?」」
マッポカーの装甲はぶつかった方もただでは済まない、だがマッポカーの装甲に大きな凹みが出来た!
スピットファイア:「クソッ…無事か!?ヒイロ!?」
ヒイロ:「な、なんとか……」
咄嗟に車内を覗き込むと、ヒイロがヒビ割れで白くなった窓ガラスの向こうで額をさすっている。大丈夫、ケガの内には入らない。
スピットファイア:「オーライ、舌噛まないようにな!」
(体力:9→6)
カンバギ:『いいぞ、一気に仕留めるぞ!』
・ロケットランチャー:ダメージ3、連射1、回避難易度H、残弾2
・マシンガン:ダメージ1、連射3、難易度N
NinjaSlayer : (6B6>=4) → 1,6,5,2,5,5 → 成功数4
NinjaSlayer : (3B6>=4) → 5,5,4 → 成功数3
カンバギ:「死ねーーッ!」
車から身を乗り出したカンバギがロケットランチャーを発射!!
BRATATATATATATATTATATATA!ロケットランチャーに合わせるように銃弾の雨が降り注ぐ!
スピットファイア:「クソッ…!!」
回避:
NinjaSlayer : (4B6>=4) → 1,2,1,6 → 成功数1
NinjaSlayer : (4B6>=3) → 6,1,4,4 → 成功数3
カンバギ:「や、やったか……!?」
爆風を抜けて見えてきたのは……無傷のマッポカー!
カンバギ:「ブ、ブ、ブッダファック! ロ、ロケットランチャーを防ぎやがっただと!!?」
マッポカーの車上に仁王立ちした赤毛のニンジャは得意気な血振るいの後、カタナを鞘に納め、不敵な顔でカンバギにキツネサインを送る!
カンバギ:「ウオーーーーッ!!」
スピットファイアの手番(2回目)
スピットファイア:隣の車仕留めておこう。ショットガンだ
NinjaSlayer : (8B6>=4) → 4,4,4,5,6,4,2,3 → 成功数6
BLAM!!
閃光と共に窓ガラスが血に染まる!コントロールを失ったヤクザベンツはそのまま側壁にクラッシュ、爆発四散!
ノゾミ:『聞こえる? アカネ』
ノゾミ:『ランデブーポイントが見つかったわ。オコトー埠頭よ』
ノゾミ:『あそこには今夜麻薬取締でかなりのマッポが集結してる。後ろのヤクザにいくら政治的なバックがいようと、マッポの集団をまるごと排除はできない。合流できれば貴方たちに手出しもできなくなるはずよ』
スピットファイア:「ツキが回ってきた…!」
ノゾミ:『あなた達を迎えるためにマッポを配備することは許されてないけど、マッポが集まってるところに貴方達が出向く分には問題ないからね~♪』機嫌の良い口笛がインカムから聞こえてくる。
スピットファイア:『それならお邪魔させてもらいますよ!差し入れの一つも無いのが悪いけど!』
目的地を得たマッポカーがさらに加速!
スピットファイア:「飛ばせ飛ばせ!安全運転なんてクソくらえだ!」
カンバギ:「があああ~~~~! クソッ! クソッ!」
カンバギ:「……なに、え、あ、はい。アイエッ!」
カンバギ:「ア、アイエエエ! ア、アイエッ! そ、そこをなんとか、アイエエエエエ!!」
スピットファイア:「何考えてるか知らないけど、今はトンズラが最優先だ!」
スピットファイア:「(ヒイロの安全さえ確保できれば、お返しは後からでもできる!)」
ヒイロ:「アカネ! 無事でよかった!」車内に戻った君にヒイロが抱きついてくる。
スピットファイア:「無事か?撃たれてない?」
ヒイロ:「ダイジョブ、たんこぶできちゃったけど」額をさすっている
ヒイロ:「アカネも傷は……無いみたいね、良かった」
スピットファイア:「ああ、大丈夫だ。……大丈夫、絶対家に帰してやるからな……」ヒイロの頭に手を伸ばしながら目の前の道と夜景を睨み続ける
カンバギ:「ああ、行っちまう、逃げちまう、俺の出世が……」
カンバギ:「……へへ、今は逃げるがいいさ。どうせお前たちも死ぬんだ……へへ、ヘッヘヘヘヘ……」
カンバギ:「ニンジャだろうとなんだろうと……」
カンバギ:「ソウカイヤからは逃げられない」
【バーン・アンド・ラン・アンド・バーン】#1終わり #2に続く
あとがき
編者兼PLの楓です。今回も前後編になりました。
前回シルバーカラスに尻尾巻いて逃げた後に特訓したであろうイアイが遂にお披露目です!高速走行する車の上で!そんな事ある??
じゃじゃ馬ミーツおてんばwithヤクザ。カーチェイスをやりたいとおねだりしたらこうなった。これまで体験した事の無い戦闘形式で新鮮に楽しめました!スピットファイアは絶対バズーカとか好きだと思う(確信)
カンバギ=サンの不穏な呟きに見送られてアカネ達は合流地点へと向かいます。しかしここはネオサイタマ、何も起きないはずがなく…
女達の逃避行は後編へと続きます!
【おことわり】スピットファイア/アカネはartbreederと在庫処分、ヒイロ・カネモノはこあくまめーかー2nd、マスハナ・ノゾミは警鐘が鳴ってるをそれぞれ顔アイコンに使用しています。【感謝】
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