BOYになりたい
OKAMOTO'S『Dancing Boy』のMVを観た。
この曲は先日発売されたアルバム「BOY」のラストを飾る一曲だった。
MVは、デビュー10周年を迎えるOKAMOTO'Sと縁のある方々の顔が次々と映り出されてゆく何とも新感覚なビデオだった(BOØWYのオマージュだということを知らなかった為このような感想になってしまった)。
初めはこの人は誰なんだろうと思ってしまうような顔ぶればかりだったのが、早々に吉澤嘉代子さんの顔に切り替わった瞬間、私は不覚にもゾッとした。こんな粋なMVがあるのかと。
映される人々は皆、顔も違うし職業も違う。
しかし、共通しているのは皆それぞれ夢を持ちこれまでも今も時代を突き進んでいる“BOY”だということ。
単純に羨ましいと思った。それは、私もこのビデオに映りたかったとかそんなことではなく、このBOYのような生き方を私は出来ているのだろうか、と思ったからだ。
オカモトレイジさんの呟いた「このMVには確実にあなたもいる。」という言葉を見たとき思わず泣いてしまった。
私が生きている今は、引き返せない程まだ遠くないじゃないか。この曲の歌詞のように、自分の速度で、これから訪れる刺激ばかりの毎日を恐れず、踊るように生きていきたいと心から思う。このMVに出会えて本当に良かった。OKAMOTO'Sありがとう。
ところで今日、4月30日は平成最後の日らしい。
“平成最後”という括りを付けることで何でも受け入れられるような世間の風潮が嫌いだ。しかし、平成最後の日を迎えた今、改めてこの時代を同じ平成生まれの彼らと共に生きることが出来たこと、出会うべくして出会った人たちと沢山の思い出を作れたこと、そして、そんな人々と新しい時代を迎えられることを誇りに思う。時代が変わるなんて規模がデカすぎて全く想像がつかないけれど、これから先も彼らの音楽と共に生きてゆくということはきっと間違いのない事実になるだろう。どんなときも前を向き進んでいく彼らに置いていかれないように、私も小走りで彼らの背中を追いかけていきたい。私はOKAMOTO'Sのことが大好きだ。
#OKAMOTOS