ブラックジャックで最初の1枚を使わない理由
ブラックジャックではカードの配給方式として大きく分けてシャッフルマシン(CSM)方式、シュー方式があります。
そのうち、シュー方式の場合は最初の1枚をオープンせずに消費します。
これは "burn card" と呼ばれるものですが、何の意味があるのでしょうか。
burn card の意味
「カードを燃やす」という物騒なネーミング。
大雑把に言えばburn card は、何らかの方法で最初のカードを知っているプレイヤーに有利にならないようにするためのものです。
普通、最初のカードなんて分かるはずもないのですが、万が一に備えているわけです。
というのも、最初のカードがハイカードと分かっていれば期待値は余裕でプラスです。
そうなら思いっきり大きく賭けられてしまいます。
burn card はゲーム全体に影響があるのか
最初のカードを除くことでシュー全体、つまりゲーム全体に影響があるように思うかもしれません。
しかし、そんなことはありません。
たまたまある時は最初のカードがピクチャーで、除かれてしまったばかりに若干プレーヤーに損になるということがあるかもしれません。
しかし別のある時には最初にローカードが除かれてプレーヤーに有利になることもあります。
そして、最初に何が出るかはランダムなのでその影響の期待値はゼロになるわけです。
別の見方をすれば、最初のカードを最後にまわすのと同じです。
最後の方のカードは使わない(ペネトレーション)ので、そこにハイカードが貯まっているときはプレーヤーに不利になりますが、ローカードが貯まっていることもあるので変わりありません。
同じく、カウンティングにも影響はありません。
まとめ
最初のカードを使わずに捨てられても慌てないように。笑
ええやつなんで、サポートしたってください