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【アスペクト】アスペクトを読むには?

アスペクトは難解です。
アスペクトを読むとは、星と星の繋がりからエネルギーの流れを読むことです。
一定のルールの上で繋がれたその複雑な線は幾何学図形のよう。

アスペクトを読むには、ホロスコープ上に描かれた天体の、ひとつひとつを理解する必要があります。むしろ、理解していないと読めません。

宇宙はオーケストラだという例はよく聞きます。
各々の役割を果たし、調和しながら動くことで、オーケストラは成立します。
天体を楽器に例えるならば、その楽器がどんなものかを知る必要がありますね。

アスペクトは、天体同士が特別な角度を作った時に成立します。
星々は、特別な角度を作った時に、エネルギーを伝え合うのです。

セオリーとして、天体の力関係を理解することが必要となります。

先日の記事に少し書きましたが、基本的には

トランスサタニアン(冥王星・海王星・天王星)

社会天体(土星・木星)

個人天体(火星・太陽・金星・水星)

という流れです。

社会天体同士、個人天体同士というのは、力関係として多少はありますが、相互に影響し合うと考えます。
月は受け取るのみと言われますが、それは月が無意識や感情といった内面的な性質を象徴するからです。

外部の刺激や出来事が気持ちを変化させます。しかし、その気持ちの変化が私たちの反応や行動に大きく影響するので、ある意味どの天体同士のアスペクトでも「相互に影響を与えている」ともいえます。
先生と生徒のような関係と例えれば分かりやすいでしょうか…。先生(土星)と生徒(水星)がアスペクトを組むと、先生からの影響の方が強いのは強いです。教える立場である以上、知識量や生きてきた年数が違います。が、先生も必ず生徒からの影響を受けています。

大人(太陽)と赤ちゃん(月)もそうです。
生まれたばかりの赤ちゃんは完全に受け身ですが、大人は影響を受けています。

え?分かりにくいかな?大丈夫?🥹

そんなこと言い出したらアスペクト関係なく全ての天体は関わりがあるのですが、アスペクトがあるということは“強調されている”ということです。

この辺の理解は、だいぶ躓いてきたのでどうにか分かりやすく伝えたいという気持ちだけはありますが余計にややこしくしているような気もします。



トランスサタニアンの天体は、より広い世代や社会全体に影響を与える傾向があります。社会天体は、社会構造や文化、価値観に関連しています。
なぜかというと、これらの天体の動きがゆっくりだからです。
同じ年代で誕生日が近い方であれば、同じアスペクトを形成していることが多いです。

個人天体と月はより個人的な影響を持つので、直接的な日常生活や感情、行動に結びついています。天体の動きが早いので、個人差が大きいです。
月に関しては、同じ誕生日でも星座が変わることがあります。水星や金星は太陽よりも早く動くので、1週間誕生日が違うと天体の配置は結構変わります。


慣れてくると、アスペクトの状況をパッと見ただけで天体の状態を何となく感じられるようになります。ハードアスペクトがたくさんある天体の年齢域は、厳しいし試練がたくさんあったんじゃないかなぁとかね。

次回はオーブについて書きます。

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