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全ては偶然じゃなくて必然

きっとね、こんなにもグループも個人ももれなく好きで、大きな声で胸を張って大好きだと言えるようになったグループは、そしてこんなにも熱を上げて応援したのは、わたしにとって初めてだったのかもしれない。

わたし自身の気持ちの整理の為に、少しだけ振り返らせてください。支離滅裂ですみません。

さくちゃんがHiHi Jetsに加入して、HiHi Jetsが五人として活動を開始したのが2018年の2月。それから目まぐるしく濃厚ながらも本当にあっという間にここまで駆け抜けて来た感じがしていて。でもひとつひとつを振り返るとそこには五人がきちんと地に足つけて着実に歩み進めた軌跡があって。本当にいろんな事があったね。楽しいも嬉しいも、悲しいもつらいも悔しいも。本当に、本当にたくさんの事があった。

さくちゃんが会見に現れて正式にグループ加入して、そして初めての舞台は新橋演舞場で行われていた滝沢歌舞伎だったかな。わたしはそれをドキドキしながら客席から見守ったっけ。その後に行われたクリエ公演から急速にギアを上げて「五人」としての色を作り上げて、二段跳び、三段跳びというスピード感で、グループは上へ上へと駆け上がっていったね。

2024年9月19日12時に、ゆうとが10月1日0時をもってグループから脱退する事、そして事務所を退所する事が発表されて。わたしはどうしようもなくなってしまってその日は仕事を早退して。その週末には気持ちの整理をつけるために旅行に出掛けたりもした。正直どうしたらいいのか、どうするのが自分の中での正解なのかが全く見えなかった。自分を守る為に旅に出た。

でも。
旅先のホテルで改めて振り返ってみたの。2018年2月からの事を。ひとつずつ、ゆっくりと。そしたら自分でもびっくりするぐらい、楽しかったと、幸せだと思える事しかなかった。むしろもうそれしか浮かばなかった。五人が楽しそうに見せてくれた笑顔しか浮かばなかった。わたしがあの時ああしてれば、グループとしてこうなっていれば、だなんて、たらればや後悔はひとつもなかった。当時つらく苦しく悲しい事が起きてどうしたらいいのか分からなくなっても、わたしはいがりくんやグループに懸命に寄り添いたいと思って。今振り返れば、そのひとつひとつだってとても大切な思い出になっていて。そしてそれらを乗り越えられたからこそ、今こうしてニコニコと振り返る事が出来ているんだと思う。

グループとしてのオリジナル曲だって今では本当にたくさん数えられないぐらい抱えるようになったけれど、わたしにとってはそのひとつひとつの楽曲に思い出がしっかりあって。ひとつひとつの衣装に思い入れがあって。その振り付けだって。照明だって。一曲一曲を初披露した瞬間の事、いまだにどれも鮮明に覚えてる。グループとしてのオリジナル曲をもらえる度に、それを新曲として披露してくれる度に、グループとしての個性が強くなっていったように感じて、わたしはとてもとても嬉しかった。

お手紙も本当にたくさん書いたな。もう今ではお手紙文化がなくなってしまったけれど、本人たちがきっと軽く引くぐらい、わたしはまるで息をするようにお手紙を書いてたっけ。大丈夫かなって心配して毎日のように劇場へ足を運んではお手紙BOXに投函した事もあったな。すごくかっこよかったよって、素敵だったよって伝えた事。この写真がすごくよかったよって書いた事。挑戦したラップかっこよかったって伝えた事。待ってるからねって一緒に待とうねって祈りながら綴った事。逆にお手紙だからこそ、ここはあんまりよくないと思うよと伝えた事。いがりくんには本当に何度も何度も大好きだよって頑張れって文字に書いて伝えてきた。五人のHiHi Jetsがわたしも大好きだよって伝えてきた。それはわたしが五人のHiHi Jetsの未来に期待していたから。そこに夢を乗せて一緒に走ってきたから。

わたしが見てきた限り、五人は最初から今の形の完成された綺麗な関係性ではなかった。ぶつかって喧嘩して不穏な空気を感じた時の方がグループ史の中では多かったようにも思う。それでも悲しい事だってつらい事だって五人で考えて乗り越えてきて。だからこそ今の穏やかで優しくて楽しい空気感や関係性が出来上がっているとわたしは思っていて。グループとしての成長や、ひいては個々人の人としての成長を見守られた事が本当に嬉しかったな。

わたしの中ではいついかなる時も五人が五人である事が最高だった。五人は本当に輝いていた。五人が五人としてパフォーマンスをする事で、言葉では言い表す事が出来ないようなチカラを感じてきた。眩しさを、未来を、たくさん感じた。ただ五人でいる事に尊さを感じてきた。五人でいる姿を見るのが本当に大好きだった。そしてそれがあったからこそ、個人のお仕事だって可能な限りで応援してきた。みずきの舞台を見に広島まで行った事もあったな。ゆうとの始球式だって足繁く通ったな。個人のドラマもしっかり見て、その活躍にたくさん嬉しい涙を流して。そうしてきたのも、他の誰でもない五人に拘った五人が、それぞれ個人の場での活躍をグループに還元したいと考えていたからで。だからこそわたしは個人のお仕事にまで踏み込んで見てきた所もあったのかもしれない。…いや、それはただの綺麗事で、わたしの素直な気持ちは、ただ五人みんなの事が大好きだから、だ。それに尽きるね。

たくさんの素敵な景色を見せてくれてありがとう。
いつもどんな時でも優しさをくれてありがとう。
五人のHiHi Jetsを応援するの、本当に楽しかったなー。
グループっていいなって思わせてくれてありがとう。
たくさんのありがとうしかないよ。
本当にありがとう。

どこまでも「五」に拘って駆け抜けたHiHi Jetsへ。
わたしが最後に、五人に贈る歌。
KAT-TUN「PERFECT」
Hey! Say! 7「ただ前へ」
亀梨和也「絆」
嵐「oh yeah!」
SUPER EIGHT「がむしゃら行進曲」
歌詞を、最初から最後まで、どうか噛み締めて。
この曲たちも、五人が教えてくれたね。

みんなが五に拘ってくれて本当に嬉しかった。
わたしに生きる光を与えてくれて、本当にありがとう。
君達の明日の未来が、どうか輝かしいものでありますように。

でも、これで終わりじゃないから。
これからもまた一緒に生きていきましょうね。
一緒に目の前の扉をまたひとつずつ開けていこう。
これからもどうぞよろしくね。

五人のHiHi Jets、今もこれからもずっと愛してるよ。
あ、恋愛感情一切抜きでね。

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