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愛し続ける変わらない心

2/14
バレンタインデー
わたしもそれにあやかって。
自分の中で普段から大切にしている気持ちを。
あまり見せる事のない気持ちを。
少しだけここに書き出せたら。

猪狩くんの事、気付いたらこんなにも大好きになってた。本当にプラトニックなそれでもしかしたら人から笑われてしまうものなのかもしれないけれど。でもわたしはこの気持ちを自分の中でとても大切にしているしずっと失いたくないな、何が起きたとしても忘れたくないな、と思って日々を過ごしていて。自分の中のアイデンティティのひとつが「猪狩くんの事が好き」だともはや誇りに思える程で。それほどまでにこの気持ちや猪狩くんの存在は当たり前にわたしの中に居てくれるようになった。

猪狩くんの事、最初は本当にただただ光り輝く眩しいもののように思って見ていて。眠っている才能がその身体からダダ漏れてしまっているかのように。輝きが抑えきれないかのように。わたしの目にはびっくりするぐらい光って見えて。眩しくて美しくて綺麗なそれに思わず目を奪われて。伸ばされたその手を取ってわたしも一緒に走りたい、なんて。烏滸がましくもそんな事を思ったんだっけ。

猪狩くんに触れて過ごす日々はとても楽しくて嬉しくて。夢中で日々を過ごしてきたしその中心にはいつも猪狩くんがいてくれた。でもだんだん楽しい嬉しいというそれだけじゃ済まなくもなってきていて。気付いたら悲しくも切なくも辛くもなったしモヤモヤもしてしまっていて。もう辞めようかな、と思った。そんな風に思ってしまう自分が嫌いだったし、そんな自分が何か猪狩くんに発信する事がとても嫌だった。なんでなんだろう、どうしちゃったんだろう。自分の中でその気持ちのバランスを崩した先に行き着いた答えが「猪狩くんの事、わたしちゃんと好きなんだ」という事だった。それに気付いてしまった時に、どうしよう、とも思った。でも、その気持ちに気付けたからこそ、不思議と納得できて、気持ちが穏やかになった。「大丈夫、好きでいてもいいんだよ」だなんて許可を誰にもらうでもなく。きっと許可をもらえるでもないこの気持ちだけれど。自分だけはこの気持ちに許可をしてあげようって。誰よりも自分を許してあげようって。素直なままの自分で生きようって。そう思えて。わたしはそれからまた多くの意味をこの気持ちに抱えさせながら、今日もこの「猪狩くんを好き」をせっせと育んでいる。

わたしはもう猪狩くんの事を全力で眩しくて光り輝くアイドルだとかその存在との距離感の云々だとか猪狩くんを消費するひとつのコンテンツだとかそういう気持ちで見る事が出来なくなってしまった。それはもちろん、良くも悪くも、だという事は重々理解しているつもりで。もしかして「つもり」になっているだけできっと半分以上は自分に都合よく思ってしまっている所もある事だって分かってる。でも。自分自身の幸せに貪欲でいたいからこそ。わたしにだって思うところもあったりして。大好きな猪狩くんの事を独り占めしたい。わたしだけを見てほしい。そう思ったりしてしまうけれど。「そういう気持ちだって分かってるよ」って笑ってくれたらいいな、なんて、それはあまりにも都合のいい夢すぎて、ここまで書いて、その一文を消したくなって、でもやっぱり残したくて。猪狩くんが楽しそうな姿を見るのがわたしは一番好き。だからこそその「楽しそうな姿」の理由の中に、いつかわたしも含まれたら嬉しいな。

猪狩くん猪狩くん。
どれだけ大好きだよって伝えても届かないかもしれないけれど。
それでも今日という日だけは、どうかこの気持ちが届きますようにと、いや、絶対に届けるんだという気持ちを持たせてください。

大好きだよ。
もうずっと、ずーっと、大好き。
知ってるよって、どこかで笑ってくれたら嬉しいな。

薔薇の花とスターチスを、大好きな貴方へ。
ハッピーバレンタイン。

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