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もっと評価されてもいい

気付いたら夏の現場が始まり、それはあっという間に終わってしまった。まるで台風のようで。風が強いなぁ。雨が降り出したなぁ。雷が鳴り出したなぁ。そんな事をぼんやり見て、そして見届けているうちに、台風という名の夏の現場は過ぎ去ってしまった。本当にあっという間だった。例年以上にあっという間だと感じる夏の現場期間だった。今、ようやく落ち着いてきたからこそ書ける事をここに書き記そうと思って。わたしはいそいそとnoteを立ち上げた。

この夏、何が起きていたのか?
言葉で説明するのは難しい。
でも、簡潔に。伝えたい。

『優斗のコロナ陽性が判明したのは夏の現場が始める3日前。決まっているコンサートはどうするか?決行するか?中止するか?のジャッジをメンバーは迫られ、優斗抜きの4人でもやろうと決意。優斗が復帰できるまでは4人での公演。それも準備していたセットリストは置いておいて。そこからわざわざ全く新しいものを一から作り上げて。そして優斗が戻ってきたら従来予定されていた内容とチェンジ。深夜におよぶリハーサル。バッタバタの中でHiHi Jetsは予定されていた全25公演を全てやり遂げた。』

ざっと振り返ってざっと書き出すとこんな具合だった。とにかく目まぐるしかった。メンバーも、もちろん、わたし自身も。今振り返ると本当に立派だと思う。ここまでの事を成し遂げた彼らは。

さて。
これまで同じ公演内で(一部ガチャ以外に)全くの別物セトリを組んで(それも2日で仕上げて)やり通したグループはいただろうか?これまでジュニアの時点でセットリストの全てを自身のオリジナル曲のみで行ったグループはいただろうか?過去の誰かの栄光と比べて称賛するのはあまりにもつまらないと分かっていながらも、やっぱりそうして比較しては凄いよ立派だよと褒め称えたくなってしまう。だってそれぐらい凄い事を彼らは成し遂げたんだから。

でも実際はどうだろう。
多ステがどうの、前半後半セトリ変更がどうの、ファンサがどうの、挨拶がどうの。他のグループの見学に5人で行ってはどうの。聞こえてくる大きな声はあまりにも幼稚で身勝手なものばかりだった。この夏のコンサートの感想、それを聞きたかっただけなのに気付いたらそんな声ばかりが渦巻いていた。そしてわたしも例に漏れず、その中の一つの声になっていたのかもしれないけれど。。。

何をするにも遅いことなんて絶対にない。
だからわたしは今こうして落ち着いて改めて振り返っている。そして、彼らがこの夏成し遂げた事の大きさに改めて感動している。当たり前のことなんてない。だからこそ、この夏の現場が「当たり前のように」執り行われて完走できたこと。「当たり前のように」前半後半で全く別物のコンサートを見られたこと。「当たり前のように」最後までやり遂げたこと。全部ぜんぶ、当たり前なんかじゃない。

だからこそ、今一度。この夏を振り返って。わたしなりに感じたことを改めてまとめたいと思った。ありがとう、お疲れ様。そんな気持ちを込めて。

取り急ぎ。
今年も素敵な夏の思い出をありがとう。

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