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わたしが好きな君のまま

猪狩くんのステージでの目ヂカラの強さがわたしは好きだ。
一人でも多くの人を、自分の、自分達のパフォーマンスで魅了してやろうというその闘志。熱意。輝き。この世のプラスな言葉を全て並べても足りないぐらい、猪狩くんはステージに立つとその目の奥からぐんっと輝く。わたしが好きになったその瞬間。猪狩くんのその吸引力の強い、惹きつける力の強い、その強い眼差しに、わたしは惹きつけられた。まんまと。引っかかったのだ。

その反面で。
猪狩くんを好きになった当初から、猪狩くんのナイーブで繊細でちょっとだけ自信のないように見受けられるところがわたしは好きで。人としての未熟で弱いような、それは誰しもが持っているそういう感情が見え隠れするたびに、勝手に親近感を沸かせては、また好きになる。「頑張って欲しい」「応援したい」と思ってしまう。

わたしが好きになった当初から今を比べると、猪狩くんのパブリックイメージは随分と変わっていったように見受けられる。なんとなくちょっと地味で、ジャニーズっぽくなくて、でも口だけはどこか達者で。ちょっとした発言が拾われてはそれを揶揄われて。でも。強く逞しく、そして、美しく。グループのブレーンであり、グループのファンであり、グループと共に生きる決意をした人。猪狩くんが言葉を武器として明確に発信する場が増えれば増えるほど、そういったキャラクターが真っ直ぐに世間に受け入れられた。その姿は、とても自信に溢れていて、バイタリティ溢れていて、希望に満ち満ちたものとして捉える人が大半だと思う。いっそ気持ちが熱すぎて、ちょっとその温度感は…と思う人もいるかもしれない。それぐらいの、熱い人。

そんな猪狩くんが、五騎当千DVDのメイキングで見せた姿。そこには、初めてのアリーナクラスでのコンサートを控えた本番前に「緊張でご飯が喉を通らない」と発言する姿があった。本番前に円陣を組む時にも、緊張の表情が表れていた。その姿が、今の猪狩くんのパブリックイメージとは少しだけ離れていて、そしてそれは、わたしが好きになったあの頃の猪狩くんの姿と重なって。「ナイーブで繊細でちょっとだけ自信のないように見受けられるところ」。まさにそのままの猪狩くんがそこにいた。

きっとそうなんだろうなと思っていた。でも。成長が著しくて。眩しくて。だからもう、と思ったり。でもやっぱり、変わっていなかった。猪狩くんは猪狩くんだ。どれだけ立派になったとしても、わたしから見えるその中枢は変わらないのかもしれないな、と思った。頑張って欲しい、応援したい、そして何より、愛おしい。

支えていけるファンでありたいな。猪狩くんが抱える不安や心配を取り除いてあげられるぐらいのファンでありたいな。応援してるから大丈夫だよ。緊張する必要なんてないんだよ。今日も、今も、ここにいるよ。そうやって優しい愛の溢れる言葉で包み込んであげたい。

猪狩くん、仕事復帰本当に本当におめでとう。お帰りなさい。この日が来ることがわたしにとってはとてもとても長い日々でした。本当によかった。また、一緒に、突き進もうね。愛してるよ、猪狩くん。

(7/24の花は百合。百合の花言葉は「純粋」「無垢」。)

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