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【ライブレポ】新津由衣 傑作展(2024/5/4-5)1日目
”すごいものを見てしまった”
この一言に尽きるといっても過言ではない、そんなライブでした。
5/4.5と2日間にわたって計4公演行われた新津由衣さんによるヘッドフォンライブ「傑作展」
1日目は【独奏】Neat's Bedroom Orchestraと題して、主にNeat's名義で活動されていた曲を中心にその名の通り「独奏」で行われるライブ。
2日目は【合奏】~傑作展~ Trio ensemble と題して、Gt.石崎光さん、Key.ejiさんを迎えての3人編成でのライブでした。
私は1日目の夜公演と2日目の昼公演に参加してきたのですが、今も余韻ひったひたで、この気持ちを忘れたくなくて初めてライブレポなるものを書いてみます。
*1日目
この日は夜公演に参加。
開場時には昼間のうだるような暑さは和らいでいて、会場のMATERIAL内も快適でした。
元々倉庫として使われていた場所と聞いていたので熱がこもったりしないのかなと思っていましたが、その心配は杞憂で、なんなら途中から涼しいくらいでした。
着いて早々グッズたちを購入。
なんと言っても一番のお目当ては【一点物カメラ】!!!!
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ゆいさんの撮った写真が10枚入ってるって、もうやばくないですか?
これをグッズにしようという発想がすごい。
現像しないと分からない=買った人にしか分からないというプレミア感もいいですよね~~
写真を撮る労力も考えるとこの規模感でしかできないものだとも思うので、ほんとゆいさんありがとうの気持ちでいっぱいです。
・・・語りすぎました。
いざライブスタート。
この日はグリーンのチュールトップスに白のパンツ、そこにシルバーのパンプスを合わせた軽やかな妖精さんみたいな衣装でした。
ライブのコンセプトにあった「ステージと客席の境界線がない」をそのまま体現するかのように、ステージを自由自在に駆け回ったり、ベッドの上で寝転んでみたり、新津由衣のライブを見に来たというよりは「新津由衣の世界に入り込んだ」という言葉がしっくりくるくらい、とにかくありとあらゆる方法で私たちを巻き込んでいく、その姿に脱帽でした。
ほんとにすごかった~~~!!!
はじめは遠慮して用意されたスツールに座っていたお客さんも、ゆいさんの「みんな近くにきて~~」の一言を機に床に座ってみたり、踊ってみたり、移動してみたりと自分の心の赴くままに堪能していたのが印象的でした。
個人的にはあぐらをかいて座って歌うゆいさんの目の前であぐらをかいて座って、その歌声をこれでもかと堪能できたことが幸せでした。
ライブが進むにつれて日が沈み、代わりに登場した照明が「Bedroom Orchestra」の名にふさわしいくらい幻想的でエモーショナルで、もう感無量でした。
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会場のコンクリートの無機質な感じや、ヘッドフォンを装着している没入感も相まって、一瞬自分が今どこにいるか分からなくなるような、ほんとにゆいさんの部屋にお邪魔してるような、そんな感覚。
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始まる前、感動して泣いちゃうのかなとか思ってたのですが、涙がでる暇もないくらいこの世界観にどっぷり浸かっていて、終わったときは放心状態でした。
ライブ終わりの「帰りたくない」という気持ちのさらに上をいく、「あ、魔法が解けちゃった」感でいっぱいで、普段はイヤホンでその人の音源を聴きながら帰るのですが、この日はライブの余韻を上書きしたくなくて無音で帰りました。
頭の中では今日繰り広げられたゆいさんの世界を無限ループさせてました。幸せだった〜〜
2日目に続きます。
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