OW 基礎の基礎 負けない立ち回り

この記事はブロンズからゴールドくらいのプレイヤーを対象とした一般的な立ち回りについてのものです。ヒーロー解説やアンチピックなどは世の素晴らしい記事や動画などを調べてください。
また、長期的な成長には有害である内容を含みます。詳しくは記事最下部のサポキャリーについてのリンク先を確認してください。


意識するべきこと

負けない立ち回りをする上で意識するべきことはミスを減らすこと人数差を作る、埋めること、味方を見ることの3点です。以下それぞれの解説。


ミスを減らす

低レート帯では当然ながら敵もアホほどミスをしてきます。そのため、自分のミスを減らすことは間接的に自チームの勝利に貢献することになります。ミスを減らすために注意することは立ち位置とタイミングです。

立ち位置

可能な限り低リスクで中パフォーマンスの立ち位置で戦うことを意識しましょう。

低リスクな立ち位置とは相手のジャンプ1回で届かなかったり、遮蔽物で相手の射線を切れるような立ち位置です。逆に味方サポートからの射線が切れていたり、遮蔽物がない場所はリスクが高いです。

赤:遮蔽がなく高リスクの立ち位置
青:画面中央の遮蔽で射線が切れる低リスクの立ち位置

中パフォーマンスの立ち位置は(現実的なラインでの)スキルの最大射程付近です。
例えばシグマなら岩が当てられるライン、アッシュはダイナマイトが入るライン、アナであれば阻害瓶が入る位置を指します。また、キャスディのようにそのようなスキルのないヒーローは距離減衰の範囲内での最大射程が目安です。

阻害瓶やグレネードが入れやすくパフォーマンスの高い立ち位置

タイミング

低レートにおいて先撃ちのスキル1つで戦況が決定することはほぼありません。相手のミスを誘発するためにもカウンターでの行動を意識しましょう。
以下はウィンストンの例です。

手前の高台で孤立するアッシュにジャンプしてコーチガンを切らせる
ドームで耐える
コーチガンがないアッシュが孤立していたので跳んで倒す

他にもトレーサーやゲンジで中距離からアナに絡んで阻害瓶を使わせた後にスキルを使って近距離で倒しきるような例もあります。


人数差を作る、埋める

スコアボードを見ることで(いるならば)相手のキャリーと雑魚を確認することができます。相手の雑魚を倒すことで人数有利を作ることができ、キャリーをスキルで抑えることで人数差を埋めることができます。

人数差を作る

相手の雑魚を倒すことで有利な状態で当たり合いを進めることができます。ただし当たり合いの序盤で倒せないと判断した場合は、無理に攻めることなく味方が撃っている相手を対処しましょう。

雑魚はスコアボードの数字やキルログでのファーストデスを目安に探しましょう。いない場合もありますが低レート帯には結構います。

人数差を埋める

相手のキャリーも雑魚と同じようにスコアボードなどで探すことができます。オンファイアや自分を何回も倒している相手もキャリーと見なして良いです。

低レート帯のキャリーのほとんどはフィジカル強者ではなく単に強ポジを使っているだけです。(スマーフを除く)
そのため阻害瓶や不和、ダイブ系ヒーローなどで強ポジからおろすことで人数差を埋めることができます。
このとき強ポジを取り返そうとすると負けることが多いので最低限おろすことを目的にして行動しましょう。

強ポジからはおろしたい


味方を見ること

以上のことは相手から勝利を遠ざけるための行動であり、実際に勝利するためには自チームの誰かがキャリーする必要があります。
負けないための立ち回りで自分がキャリーすることは難しいので味方がキャリーしやすい環境をつくりましょう。
これらの動きは先のものに比べて難しいですができると勝率の安定に繋がります。

味方をケアする、合わせる

戦線の一番前でハイリスクハイリターンな行動をしている味方をケアすることで味方がキャリーする可能性を高めることができます。
また、味方が削っている相手を集中して狙う(フォーカスする)ことで少ないダメージでキルを起こせるので積極的に加勢していきましょう。

奥の部屋でゲンジが交戦
ドゥームが加勢
ソルジャーも加勢してジャンクラット、D.vaを2キルして勝ち


おわりに

以上が負けを減らすための立ち回りです。さらに勝つための立ち回りとして自分で試合を動かしてキャリーする動きがありますが、そのような立ち回りはトロールになる可能性もあります。
キャリーした時の快感は得難いものなので試合に慣れてきて立ち位置の選択や強ポジの管理などができるようになったらぜひキャリーする立ち回りにも挑戦してみてください。

誤字や内容についてのコメント、批判などありましたらX(@_hamushi)までお願いします。


キャリーについての参考になる記事1、サポキャリーについて

参考になる記事2、ダメージやキルだけがキャリーではない

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