2024 シティリーグ S2備忘録
初めまして。
鹿児島でポケカをしているなふと申します。
この度、2024 シティリーグ シーズン2で優勝という成績を収めることができました。
使用デッキは
アルセウスギラティナ
というデッキになります。
ダメージを与えながらエネ加速ができるアルセウスVSTARと、エネ2ロストするけど280点出すギラティナVSTAR、強くないわけがないポケモン同士を組み合わせたデッキになります。
それに加えて、ルールを持つポケモンの特性を無くす頂への雪道というスタジアムとお互いの手札を山に戻して4枚にするジャッジマンというサポートを同じターンに使えちゃう最悪（？）のデッキになります。
ルールを持つポケモンの特性に依存しているデッキが環境に多くみられるため、そのコンボを決めれば技すら打たれずターンを返されるということもしばしばあります。（もはやそれ狙い）
ただ、ジャッジマンをしても全部解決されることもあるのでそこはお祈りですね🙏🏻
次からリストの解説に行きます。
デッキリスト
ポケモン
・アルセウスV 4
何がなんでも最初に置きたいし手張りをしたいポケモン。4枚採用以外の選択肢はありません。
2ターン目にアルセウスVSTARの技トリニティノヴァを打ちたいのでスタートもできれば強いが、トドロクツキやミライドンなどの後1から220出してくるデッキが出てきてしまったためそういうデッキに対しては2体置かないといきなりお祈りが始まります。
・アルセウスVSTAR 4
180点出しながらエネ加速しちゃう、しかも特性で好きなカード2枚持ってこれちゃう頭おかしいポケモン代表の一つ。
このポケモンのおかげで雪道ジャッジマンができちゃうことも多々。（大抵入れ替え+ダブルターボなのも愛嬌）
3枚採用の構築もありますが、大事な場面でVSTARに触れなかった時に後悔するのが嫌だったので4枚採用にしました。
・ギラティナV、VSTAR 2-2
アルセウスでエネ加速した後に280出してくれる最強ポケモン。アルセウスで倒せないポケモンは大抵この子頼りです。（その為よくボスで呼ばれる人気者）
ギラティナVのひきさくで、ミミッキュなどを突破できるのも強いです。
・ビッパ、ビーダル、ホシガリス 2-2-1
ホシガリスの特性すあなにかくすで手札を1枚にした後、ビーダルの特性はたらくまえばで5か4枚引けます。最強。
たまにホシガリスが入ってない構築も見ますが、
この子が入ってないアルギラは回せねえ！ってくらい使用感は良いです。
今回のシティリーグでも優勝の瞬間を決めてくれたのはこの特性コンボでした。
ホシガリスはロストデッキに対して出すとヤミラミが美味しそうに食べます。
・ミカルゲ 1
たねのVポケモンの特性を止めるので環境デッキのトドロクツキ、ピジョリザ、鹿児島tier1カビゴンLO、ミュウなどによく刺さります。
ネオラントVのルミナスサイン、ロトムVのそくせきじゅうでん、ゲノセクトVのフュージョンシステムなどを止められるのがめちゃくちゃ偉いです。
リザ、ミュウなどには1ターン目に必ず出したい1枚です（出したら嫌な顔されます）
グッズ、ポケモンのどうぐ
・バトルVIPパス 4
1ターン目、手札が渋い時トップで引いたら思わず叫びながら踊り出してしまいたくなる最強の1枚。
他のアルギラ構築との違いがはっきり出るのがここだと思います。
大体の構築はネストボール4、ハイパーボール4（キャプチャーアロマが入っているのもあり）
ですが、環境的に最初に並べたいポケモンが多くなってきた為採用しました。
・ネストボール、ハイパーボール 2-4
バトルVIPパスが入っている為ネストは2枚にしました。ネスト4のパスなし構築も使っていましたが、途中でネストが腐りがちだったのでパス4ネスト2枚の方が自分には向いていました。
ハイパーボールは当たり前の4枚。
・ポケモンいれかえ、あなぬけのひも 1-1
最初に山を見る時、サイドに落ちてないか確認するカード達です。あなぬけのひもは使ったら強い盤面の時には大抵サイドに落ちてます。
・ワザマシン デヴォリューション 1
こちらもなかなかアルギラに入ってるのは珍しいのではと思います。
リザに対してはサイドを取らずダメージを蓄積して最後にデヴォリューションが強いと思い入れましたがシティ本番では使いませんでした。
サポート
・ナンジャモ 4
最後までジャッジマンとの枚数を悩んだカードです。終盤、サイド負けてる時には打ち続けたいので4枚にしました。
2ターン目、アルセウスが進化できる札が手札にない時に打てるのも強いです。
・ジャッジマン 3
本当は4枚欲しいが枠の都合で泣きの妥協枠。ピジョリザ、サーフゴー、ロスト、サーナイトなどのデッキに対して打ちたいサポートです。頂への雪道を貼ってる状態で打つと相手が止まることが本当に多いです。最高です。
この組み合わせが強すぎてデッキ名が雪道ジャッジマンになることも多々あります。
・ボスの指令 4
ここを3枚にして妥協枠を4にするかも迷いましたがアルギラの負け筋の多くがボスが引けないことなので4枚にしました。
今回の優勝も、4枚にしていたことで決まったようなものなので妥協しないで正解でした。
・チェレンの気くばり 1
序盤のバーニングダーク180点などを無かったことにできるのが強いです。
CL京都で優勝して話題になったロストカイオーガにもワンチャン作れます。
シティ準決勝で負け筋を消すことができたカードなのでお気に入りの1枚です。
スタジアム
・頂への雪道 3
ルールを持つポケモンの特性をなくすというバグレベルの強さ。強すぎてアルギラと悟られた瞬間警戒されます。これも本当に妥協したくなかったのですがまず自分が回らないと貼れないので悲しみの3枚。相手の手札が多い時は解決されがちなので手札干渉系と組み合わせて貼りたいです。あとは自分が事故って何もできなさそうな時は後1やけくそで貼ることもあります。
シティでも当たり前に大活躍でした。
今回のレギュ落ちで最も悲しいカード。再録待ってます。
エネルギー
・基本超エネルギー、草エネルギー 4-4
ギラティナの技ロストインパクトが超、草、無色の3エネ必要な為。
・ダブルターボエネルギー 4
アルセウスが先2トリニティノヴァを打つために必要なカード。後1でアルセスタートできて尚且つこのエネルギーが貼れたら盤面にエネが増やせるのも強いです。ロストインパクトのコストもこれ1枚で済んじゃいます。
大抵アルセウスの特性スターバースで持ってこないといけないカードでもあります。
・Vガードエネルギー 2
Vからの技のダメージを−30してくれる強いカード。環境的にVがあまりいない為入れてないor1枚の構築もあると思います。
対ロスギラでロストインパクトを1回耐えることができるので逆転を狙うこともできます。
アルギラの1番の壁が1ターン目にアルセウスに手張りできないことだったので、不安解消の為の2枚採用。実際、シティでは1ターン目に手張りできなかったのは8戦中1戦しかなかったです。
当日のマッチング
1戦目 アルセウスブースター ○
鹿児島では有名なアルセウス使いの方だった為、1戦目から命のかけたじゃんけんの覚悟をしました。無事勝利し、先に雪道を貼りつつデッキが回ってくれたので順当にサイドを取り勝利。
2戦目 ロスギラ ×
先行を取られ、1ターン目に雪道を貼られてしまいそのまま何もできず敗北。いつも貼ってニヤニヤしてた罰が返ってきましたね。
ここで負けてしまったのでトナメ上がりは絶望的かなと少し落ち込みました。
3戦目 サーフゴー ○
序盤で事故らせたい対面ではありますがこちらが盤面を作るのに少し手間取りあまり妨害ができませんでした。アルセウスがワンパンされると思ったタイミングで相手がサーフゴーの技、ゴールドラッシュで計算ミスをしてしまったようで250点で1発耐える。ここからは巻き返しなんとかサイドを取り切り勝利。
4戦目 サーフゴー ○
この対戦はジャッジマンなどを打っていたのですが相手がしっかり解決札を温存しており雪道が剥がされまくりました。2回連続ワンパンされてしまい盤面がかなり弱くなってしまったのも痛かったですが、自分のエネ管理が甘かったせいでギラティナが技を打てなくなってしまい負け確盤面。
情けない終わり方だなーと思いながら最後の足掻きでナンジャモを打ったところ相手が手札と山札を混ぜてしまいジャッジ案件。
サイドペナルティで3枚もらい、まさかのそのままストレート勝ち。
こちらが声が小さかったかなと申し訳なかったですが、相手の方がとてもいい方で救われました。
5戦目 サーフゴー ○
この最終戦で全てが決まる…！と思い気合を入れるも3戦連続サーフゴーで横転。
気を取り直しつつも先行を取られVIPパスもしっかり打たれ負けたかな〜と思いました。
手札には雪道があった為ここはジャッジマンを打って少しでも妨害をしたい…！と思いましたがナンジャモしかなかったため仕方なく雪道貼って6枚ドロー。
6枚引かれたら流石に解決札あるだろ…と思いながらも番を返したところ相手の動きが止まり、その間にこちらは技を打ち続けることができ勝利。途中で妨害挟み続けれたのが良かったです。
2戦目負けからの4-1フィニッシュ。
まさかのトナメあるか…！？と思い成績表をみたところ…
！！！！！！！！！！
ギリッギリの8位で上がることができました。
すべての神に感謝。
そこからはお昼休憩。疲れと緊張で胃に何も入らずラムネをひたすら食べてました。
トーナメント 1回戦目 サーフゴー ○
本日4回目のサーフゴー。カロリー高すぎるって。
この試合が唯一、1ターン目に手張りができなかったです。トリニティチャージで盤面を形成するも、返しにパルキアVSTARのあくうのうねりでアルセウス取られ最悪の展開に。手札も半端じゃないくらい渋かったのでギラティナでアビスシークをしようと前に出したところ大アホをかまします。
自らベンチにポケモンを広げパルキアの打点をしっかり220点にあげてしまいました。
もちろんパルキアでギラティナまで取られサイドは2-6とこっからどうやって勝つねん状態に。
後ろにいたアルセウスをVSTARに進化し、全てをかけた雪道ナンジャモを放ちました。その結果、相手が完全に止まりその間にサイドが追いつき勝利。このデッキの強さを再認識した試合でした。
準決勝 ピジョリザ ○
最初にミカルゲを置き、ロトムを止めることに成功する好スタート。
ところが雪道を貼っても相手が貼り替えてきてマッハサーチされまくります。
やっぱりここまでくると簡単にはいかないぜ…！と思いつつこちらもやりたいことはできてました。
ここでお相手が前にダメージが乗っているにも関わらずボスで後ろを呼び出し、ギラティナ、アルセウス共に240点乗ってる状態に。今思えばデヴォリューションの動きでしかないのですがその時は全く頭にありませんでした。
手札にはチェレンの気くばり、ジャッジマンがありどちらを打つか悩んだ後チェレンを選択。
このチェレンで負け筋を消すことができ、そのあとはボスなどを使い勝利。
対戦相手の方からデヴォリューションを狙っていたと聞き、チェレンの大事さを再認識しました。
決勝 ピジョリザ ○
まさか自分がここまで行けるとは思わず緊張でどうにかなりそうでしたが、周りのみんなから声援をもらい気合を入れ決勝戦に臨みます。
無事先行を取れ、スタートアルセ、初手はVIPパス、エネ、ビーダルがありなかなかの好ハンド。
頼もしかったです。
1ターン目、VIPパスでビッパ、ミカルゲを並べることに成功。アルセウスにエネを貼り、番を返す。
相手もVIPパスを使い盤面を広げてたが、ロトムを止めることができていた為そのまま番が返ってくる。
2ターン目、ビーダルに進化しホシガリスも盤面に出る。手札にハイパーボールはあったがチェレンをコストにしないといけなかった為、そのままはたらくまえばで2ドロー。その内1枚がダブルターボエネルギーで偉すぎて声が出そうになりました。
無事、アルセウスも進化、スターバースでお決まりの2枚を持ってきて、そのまま必殺雪道ジャッジマン！こちらはベンチにギラティナもいる状態で強めの盤面に。
返しで相手がロトムに封印石を貼るも温存。
あまりサイドを取りたくないとは思っていましたが流石に封印石を残し続ける択はなかった為、ボスロトムからのロストインパクト。
そこからは相手が完全に止まり、ヒトカゲのまるやけを連打。
こちらは順当にサイドを取っていき残り1枚。ただこのタイミングで相手のリザードンが1体完成してしまいギラティナをワンパンされる、後ろにはヒトカゲがおりボスかあなぬけのひもで勝ち（ボスは3枚目までトラッシュにあり残り1枚）、逆に引けなければ盤面が一気に逆転され負ける場面でした。
命のドローで引いたのはナンジャモ、ここでナンジャモを打って手札を下に送りあなぬけのひもを引きにいくか迷いましたが、ビーダルでボスを引いた時が腐る為その択は取らずホシガリスのすあなにかくすを使用→どちらも引かず全てを賭けたはたらくまえばを使い…
ボスの指令を引き込むことに成功！
後ろのヒトカゲを呼び、そのままトリニティノヴァ宣言で優勝！
見守ってくれていたチームメンバーと思わず叫びながら喜んでしまいました。（あの時は失礼しました…）
色々な大会にアルギラで出ることも多かったですが最高戦績は3位でした。
Eレギュ最後の卒業式として出たシティで優勝できて本当にいい最後を飾れたなと思います。
60枚、全部強い最高のデッキでした。
アルギラ、今までありがとう！！！！
初の優勝、そしてかなり破天荒なシティだったなと思いnoteを書かせていただきました。
文章力がなく読みにくいものになったとは思いますがここまで読んでいただきありがとうございました！
記憶力も乏しい為間違えているところもあると思います。何かおかしいところがあれば早急に直しますので@_gengerogeまでお願いしますm(_ _)m
〜最後に〜
最後まで構築を一緒に考えてくれて、練習にも連れて行ってくれたK1VAさん（@K1VAteam1）
当日も応援に来ていただき、練習にも付き合っていただいたtsukiさん（@tsuki_pokeC）
お守りをくれて、当日も応援に駆けつけてくれたもえはむちゃん（@yuki_ameri）
シティ中たくさんの応援をくれて、すぐにお祝いもしてくれた一派の皆さん
✨本当にありがとうございました✨
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？