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ママ・ヨ・ケロ

カルメン・ミランダのナイスな楽曲。
動画サイトでいろんな映像をあさった。

カルメンは1940~50年代にアメリカを席巻したブラジルの歌手らしい。
「ブラジルの女性のイメージ」をアメリカ商業主義的なステレオタイプとして売ったとして自国で叩かれて滅入ってしまった人らしい。
日本ではあまり知られていないが、当時のアメリカ、ブラジルでは大スター。映画にも出まくって歌った。スターの名前が道に刻まれている「あの場所」にもしっかり名前がある。

パイナップルみたいな帽子をかぶってブドウみたいなネックレスやブレスレットをぶら下げて歌い踊るカルメンはとても華やかで美しい。
歌もうまい。
なんとなく江利チエミ、美空ひばり、前田美波里を彷彿とさせるビジュアルと歌声だ。

こんな曲が流れる家は楽しいだろうな、この頃のアメリカは面白かっただろうな、と無責任に思いをはせる。

つらい毎日の記録