君の名は。
僕は基本的に考え方が文系なので、不定期に憧れと敬意を込めて理系の本を読むことにしています。
※その割には僕は結構理系だと思われることが多いのですが、それは僕の私服がゲームの無課金アバターと同じ配色でしかないからでしょうか?
中学時代で数学の知識が停止し(それもほぼ忘れました。)、高校物理のテストは公式だけを暗記して全部の数字を代入し、一番それっぽい回答を入れるだけで先生に「お前は理系に向いている」と騙しにかかったレベルで理系の知識が退化しているので、読む内容に苦戦しながらも、すごい領域で物事を考えるなぁと思いながら理系の本を読んでいます。
ちょっと前にそのタイミングが訪れたので、『100人の囚人と1個の電球』という論理パズルみたいな本を読んでました。有名なモンティホール問題や予期できない処刑といったものを論理学的に解説する本なのですが、一部の問題は簡単な数式とか計算とか場合分けとか出てくるんですよ。
僕は文系なので当然そこで苦戦するんですが、優しい筆者なので、その際に例を入れてくれます。人A,B,Cとかが出てくるとちゃんと人名に例えてわかりやすくしてくれます。
『それではアン、ボブ、キャロラインという3人の囚人の場合を考えよう。』
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。
キャロラインって誰よ。
もうこの時点から論旨よりもキャロラインが気になって仕方ないんですよ。
ABCに対応してイニシャルを取ってるのはわかります。アンとボブはなんとなく聞いたことがあるので、身近な例として機能してるんですけど、キャロラインってこちとら耳に馴染まないんですよ。
これってたぶん日本人でいうと
「人物あ、い、うをここでは
・阿部
・井上
・漆原
としよう。」
って内田とか上田を差し置いてが漆原出てきてる状態だと思うんですよね。
まぁ海外からしたらキャロラインって結構人口としては多いのかもしれません。
でもこっちの拙い記憶力では中学の教科書『NEW CROWN』でしか外人の名前ほとんど記憶してないんですよ。
こちとら登場人物トム、ケン、クミの3人に加えた中国のヤン・メイリンとケニアのムカミ・カマウしか知らないんですよ。ヨーロッパ圏少なすぎん?
ここまで書いてみたんですけど、Cから始まる外人の名前って案外浮かびません。以前も書きましたが、僕は英語も苦手なんで、イニシャルがCとKどっちなのかぱっとわかってないですしね。ちょっと考えてみたけど、「キャンディーキャンディー」しか出てきませんでした。
関係ないですけど、キャンディーキャンディーの歌詞って「そばかすなんて気にしないわ」って始まりますけど、自分から言い出すあたり絶対気にしてますよね?
後半に至っては「いじわるなんて気にしないわ 悪口だって だって だって へっちゃらよ」って言いながら「星を数えているとちょっぴり寂しい」と大人顔負けの哀愁漂わせてますしね。
まぁ、「キャロラインって単語からここまで考えてしまっている自分を知るとがっつり切ない」ですけどね。
※キャロラインの話ばかりしてしまいましたが、論理パズル本としても面白いので、ぜひ読んでみてほしいです。
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