心の琴線に触れたような

偶然の答えが教えてくれた、感じさせてくれた感情。
私の中に確かにある、触れたことのない部分を触れられたような。

まずは玲ちゃんのブログを是非読んでほしいな。

偶然の答えの正解のような、
でもそれは一つの答えに過ぎないような、
そんな内容に感じました。
だからこそ大切なブログの一つに。


偶然

絶対 運命だって 僕が確信したのは
あんな人混みの中で君とばったり会ったこと
渋谷に出かけるなんて滅多にない僕なのに
あの日の予定変更して 一人で行ったんだ

櫻坂46 / 偶然の答え

珍しく渋谷に出かけたところから始まる。
友達との予定をリスケし渋谷へと向かったのか、それとも1人で思い立って渋谷に出かけたのか、人によって捉え方は違うけれど、確かに「偶然」が始まった瞬間。

そして渋谷に出かけたことで物語が始まる。


スペイン坂を降りて 帰ろうと思った時
階段を登って来た君と目が合った

櫻坂46 / 偶然の答え

人混みの中、「君」と目が合う。
これは「偶然」なんかじゃなく、「必然」だったのかもしれない。

渋谷なんて旅行でしか行かないし、そもそも数回しか足を運んだことしかないけれど、確かに浮かぶ情景と心情。

「偶然」と「必然」
「運命」と「幻」

経験したことがなくても、感じることのできる空気感こそが、偶然の答えでしか触れることのできない世界のような。


僕たちはなぜだか 笑ってしまったね

櫻坂46 / 偶然の答え

この瞬間、私の中で動き出す、感情。
「偶然」だけど「運命」だと錯覚してしまう。

「始まりの合図」が鳴ってしまう。

会うことで「始まった」のか、
「始まっている」から会ったのか、
そんなことはどうでもいいんだ。
そうだと、確かに感じる鼓動が教えてくれる。


「何でここにいるの?」お互いに驚いて
偶然の確率 計算しても答えは出ない
待ち合わせたって 会えないことがある
それなのに 何か不思議な力に(引き寄せられて)
自分のその秘密に気づかされる

櫻坂46 / 偶然の答え

思考なんて超えた、
不思議な力で、引き寄せられてしまう。

それがこの瞬間で、初めて気づいた秘密であり、想い。

MVでは同性愛、私にとっては過去の恋愛に重なり、いずれまた経験する感情なのかもしれない。

それでも確かに触れたことのある、心の奥底にしまっていた胸の内。


センター街の方へ 二人で歩きながら
もし誰かに見られたら誤解されちゃうね

櫻坂46 / 偶然の答え

「お前たち付き合ってんの?」って、
もしかしたら「偶然」が引き合わせてくれそうな。

おそらく「幻」になってしまうけれど、
それでも、そこに確かに存在した「幻」ならば。


唐突に思ったよ 冷やかされたいって…

櫻坂46 / 偶然の答え

冷やかされることが、嬉しい。
それは今の状況が「幻想」であるからこそ。

今の2人では、叶わない理由がある。

どんな理由なのかはわからない、私のせいなのか。あなたのせいなのか。2人のせいなのか。「〜のせい」なんて表現したくないけれど、確かに存在する叶わないという現実。


ここで会ったことに きっと意味があるんだ
偶然はいつでも何かの答え教えてくれる
思っていたって言い出せないことばかり
でも今日だけはどこか違う(僕じゃない僕)
どこからか勇気が出て来るんだ

櫻坂46 / 偶然の答え

会ったことに意味があると信じる。

「偶然」でなく「必然」なのか、
これは「運命」に繋がっていくのか、
「幻」で終わるのか。

叶わない現実を知りながら、
「偶然」に答えを求め、勇気を出していく。


どうせならば僕たちはこのまま
付き合っちゃってもいいよねなんて
冗談っぽく言葉にはしてみたけど どうなんだろう?
君が頷いて見えたよ それは本気なのかな
この次会えるのは 必然であって欲しい

櫻坂46 / 偶然の答え

勇気を出しても、冗談でしか伝えることができなかった。

「偶然」じゃなく「必然」だと願っていたけど、
やっぱり「偶然」であり、
「運命」なんかじゃなく「幻」だった。

だから願う、次は「必然」でありたいと。


「何でここにいるの?」お互いに驚いて
偶然の確率 計算しても答えは出ない
待ち合わせたって 会えないことがある
それなのに 何か不思議な力に(引き寄せられて)
自分のその秘密に気づかされる

櫻坂46 / 偶然の答え

ラスサビは「必然」を願い、想像する未来だ。

私は、この2人が結ばれることはないと思う。

同じことが起きたとしても、同じ思考を繰り返し、また願ってしまう。

諦めが生んだ、希望。でもそれは「希望」に過ぎない。
それでも再びあなたのことを想い、「偶然の答え」を求める。

結ばれることはないって言ったけど、
私はそれだとしても、2人が結ばれることを願ってしまう。

「恋愛はタイミング」なんてよく言うけど、2人がタイミングによって「偶然」から「必然」になり、勇気を出して、この瞬間が「運命」へと変わっていってほしい。

結ばれなかったとしても、
きっと、この恋愛を思い出した時、
あんな時もあったと思える日が来るから。
そのために2人が幸せでいてくれれば。





答え

「答え」がなかったことがこの曲の救いです。
この曲はただ、私たちの琴線に触れてくれる。

特にライブで見ると、毎回触れてくる琴線の種類が違くて、だからこそライブで見たい曲で、卒コンで見ることができて本当に嬉しかったです。

最後になるけど、
偶然の答えに登場する2人が
本当に結ばれているといいな、
私たちの知らない場所で、偶然が「答え」になっているといいなと願います。

そう強く思わせてくれたのは、玲ちゃんのお陰です。


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