心の琴線に触れたような
偶然の答えが教えてくれた、感じさせてくれた感情。
私の中に確かにある、触れたことのない部分を触れられたような。
まずは玲ちゃんのブログを是非読んでほしいな。
偶然の答えの正解のような、
でもそれは一つの答えに過ぎないような、
そんな内容に感じました。
だからこそ大切なブログの一つに。
偶然
絶対 運命だって 僕が確信したのは
あんな人混みの中で君とばったり会ったこと
渋谷に出かけるなんて滅多にない僕なのに
あの日の予定変更して 一人で行ったんだ
珍しく渋谷に出かけたところから始まる。
友達との予定をリスケし渋谷へと向かったのか、それとも1人で思い立って渋谷に出かけたのか、人によって捉え方は違うけれど、確かに「偶然」が始まった瞬間。
そして渋谷に出かけたことで物語が始まる。
スペイン坂を降りて 帰ろうと思った時
階段を登って来た君と目が合った
人混みの中、「君」と目が合う。
これは「偶然」なんかじゃなく、「必然」だったのかもしれない。
渋谷なんて旅行でしか行かないし、そもそも数回しか足を運んだことしかないけれど、確かに浮かぶ情景と心情。
「偶然」と「必然」
「運命」と「幻」
経験したことがなくても、感じることのできる空気感こそが、偶然の答えでしか触れることのできない世界のような。
僕たちはなぜだか 笑ってしまったね
この瞬間、私の中で動き出す、感情。
「偶然」だけど「運命」だと錯覚してしまう。
「始まりの合図」が鳴ってしまう。
会うことで「始まった」のか、
「始まっている」から会ったのか、
そんなことはどうでもいいんだ。
そうだと、確かに感じる鼓動が教えてくれる。
「何でここにいるの?」お互いに驚いて
偶然の確率 計算しても答えは出ない
待ち合わせたって 会えないことがある
それなのに 何か不思議な力に(引き寄せられて)
自分のその秘密に気づかされる
思考なんて超えた、
不思議な力で、引き寄せられてしまう。
それがこの瞬間で、初めて気づいた秘密であり、想い。
MVでは同性愛、私にとっては過去の恋愛に重なり、いずれまた経験する感情なのかもしれない。
それでも確かに触れたことのある、心の奥底にしまっていた胸の内。
センター街の方へ 二人で歩きながら
もし誰かに見られたら誤解されちゃうね
「お前たち付き合ってんの?」って、
もしかしたら「偶然」が引き合わせてくれそうな。
おそらく「幻」になってしまうけれど、
それでも、そこに確かに存在した「幻」ならば。
唐突に思ったよ 冷やかされたいって…
冷やかされることが、嬉しい。
それは今の状況が「幻想」であるからこそ。
今の2人では、叶わない理由がある。
どんな理由なのかはわからない、私のせいなのか。あなたのせいなのか。2人のせいなのか。「〜のせい」なんて表現したくないけれど、確かに存在する叶わないという現実。
ここで会ったことに きっと意味があるんだ
偶然はいつでも何かの答え教えてくれる
思っていたって言い出せないことばかり
でも今日だけはどこか違う(僕じゃない僕)
どこからか勇気が出て来るんだ
会ったことに意味があると信じる。
「偶然」でなく「必然」なのか、
これは「運命」に繋がっていくのか、
「幻」で終わるのか。
叶わない現実を知りながら、
「偶然」に答えを求め、勇気を出していく。
どうせならば僕たちはこのまま
付き合っちゃってもいいよねなんて
冗談っぽく言葉にはしてみたけど どうなんだろう?
君が頷いて見えたよ それは本気なのかな
この次会えるのは 必然であって欲しい
勇気を出しても、冗談でしか伝えることができなかった。
「偶然」じゃなく「必然」だと願っていたけど、
やっぱり「偶然」であり、
「運命」なんかじゃなく「幻」だった。
だから願う、次は「必然」でありたいと。
「何でここにいるの?」お互いに驚いて
偶然の確率 計算しても答えは出ない
待ち合わせたって 会えないことがある
それなのに 何か不思議な力に(引き寄せられて)
自分のその秘密に気づかされる
ラスサビは「必然」を願い、想像する未来だ。
私は、この2人が結ばれることはないと思う。
同じことが起きたとしても、同じ思考を繰り返し、また願ってしまう。
諦めが生んだ、希望。でもそれは「希望」に過ぎない。
それでも再びあなたのことを想い、「偶然の答え」を求める。
結ばれることはないって言ったけど、
私はそれだとしても、2人が結ばれることを願ってしまう。
「恋愛はタイミング」なんてよく言うけど、2人がタイミングによって「偶然」から「必然」になり、勇気を出して、この瞬間が「運命」へと変わっていってほしい。
結ばれなかったとしても、
きっと、この恋愛を思い出した時、
あんな時もあったと思える日が来るから。
そのために2人が幸せでいてくれれば。
答え
「答え」がなかったことがこの曲の救いです。
この曲はただ、私たちの琴線に触れてくれる。
特にライブで見ると、毎回触れてくる琴線の種類が違くて、だからこそライブで見たい曲で、卒コンで見ることができて本当に嬉しかったです。
最後になるけど、
偶然の答えに登場する2人が
本当に結ばれているといいな、
私たちの知らない場所で、偶然が「答え」になっているといいなと願います。
そう強く思わせてくれたのは、玲ちゃんのお陰です。
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