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さあ、咲き誇れ

忘れることなどできない2日間がやってくる。そんな2日間へ。



東京ドーム公演が決まった時に真っ先に頭に浮かびました。



繋ぐ

2nd TOUR 2022 “As you know?”東京ドーム公演から約2年。再び、櫻坂が再び東京ドームへ舞い降りる。

この2年間、2024年のドーム公演までの
道のりを表すとしたら私なら「繋ぐ」になると思った。
でもこれが全てじゃなく、
この2年を「繋ぐ」だけで表すことはできなくて
本当にたくさんの幸せを貰って
全てが楽しかったなあって心から思う2年間だった。

偉大すぎる前キャプテンが残した
言葉通りの2年間でもあった。
大好きで、本当に大好きな、
櫻坂の波が伝搬していくことが嬉しかったなあ。

そんな櫻坂の魅力がもっともっと色んな方に伝わっていってほしいなと心から思っています。

菅井友香 卒業セレモニー スピーチより



2022 → 2023

この2年間で、櫻坂だけでなく世の中も変わっていった。
前回のドーム公演では、歓声を上げることができなかった。
2nd TOURはコロナ禍だからこその魅せ方で
最高だったなあと今でも思うけど
一つ心残りがあるのなら感情の表現方法が限られていたことだろう。
ライブを見ていると、沢山の感情で溢れてしまうのに
喜怒哀楽を完全に表現することは叶わなかった。

3rd TOURではツアーとして初めて歓声を出すことができた。
初めは迷いながらも、だんだんと大きくなっていく歓声。
公演を重ねるごとに歓声とパフォーマンスの相乗効果は増していく。

そして、新たに加入した三期生が魅せるパフォーマンス。
声を出すってこんなに楽しいんだって改めて気付かされた「夏の近道」

三期生のドキュメンタリーでは
「櫻坂46が大好きという気持ちだけで
本当に櫻坂46のメンバーになれるのか?」
という問いで始まり、
自信も実力も体力も何もかも十分でないのに
必死に立ち向かい、喰らいつく11人を見て
彼女たちの未来を見続けたいと思った。

そんな彼女たちがもうこのパフォーマンスを見せるのかって驚いたし、怖さに近い感覚を覚えるほどのもので。

でも現実は非情だった。
会場をなかなか埋めることができなかった。
櫻坂が好きだからこそ、
置かれている状況が十分なものではないと思った。
もっともっと広まってほしいって。

でも櫻坂が好きで魅了されている私たちだから
櫻坂がもっと様々な場所で輝けるグループだと知っている私たちだからこそ目の前の櫻坂のことを信じずにはいられなかった。

そんな最中、Start over!発売を機に櫻坂の魅力は急激に伝搬していく。
大好きなグループがもっと大きくなるチャンスだと、生きてきた環境、価値観も全く違う人たちが集まっているのに、「櫻坂が好き」というたった一つの理由でファンダムが同じ方向を向いた。

確実にこれまでとは違った期間だった。
数字だけじゃなく、櫻坂を取り巻く環境が変わっていった。

そして個人としては櫻坂だけでなく、
櫻坂が大好きな人たちともどこまででも行きたい
って思うようになったのはこの頃からだったような。

新たな挑戦もした。
海外へと足を踏み入れた。
そこで何を感じ、
何を得たのかなんてどうでもよくなるほど
海外にいるメンバーが楽しそうで本当に良かった。
ずっと前を向き、歩き続けてきた彼女たちへのご褒美だったのかな。

新せ界も開催した。
櫻坂の強みの一つであるクリエイティブに目を向け、
歴史と未来を描いていく物語展。
これまでの歩みを大事に抱きしめている展示は私たちの心を打った。
櫻坂を支え、一緒に創造していく人たちへの解像度が上がり、より櫻坂のことが好きになった。

そして、紅白に返り咲くことも決まった。
あの発表を知った時の感情を今でも忘れることができない。
年の瀬まで櫻坂の姿を見ることができるという事実が嬉しかった。

ZOZOマリンが満員となった、3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE。
寒空の下、圧倒され、思わず立ち尽くしてしまうほどのパフォーマンスが繰り広げられた。
忘れたくない瞬間が多すぎる2日間。
これまでの葛藤も悔しさも赤裸々に語り、
「本当に特別な1年でした」と締めた
最後のMCは2023年の櫻坂を表す名場面になった。

「自分たちの道をまっすぐに歩いて来た」櫻坂だから特別な年になった2023年。そして、期待感と高揚感を抱え2024年へ。



2023 → 2024

「さあ、どこまで行こうか?」
という台詞で幕を開けた2024年。
櫻坂はどこへ向かい、連れていってくれるのか素直に楽しみだった。

そして、何歳の頃に戻りたいのか?が発売された。
「夢を見るなら、先の未来がいい」と真っ直ぐな眼差しで未来を見据えた。

別れもあった。
でもただただ寂しいなって、別れじゃなかった。
最後まで櫻坂の良さを引き出すライブだった。
抽象から具象まで表現する新たな櫻坂を見ることができた。

4th ARENA TOURが始まった。
各会場埋め尽くされる会場、熱狂と静寂。
櫻坂はいつだって「今」が最高到達点だと言わんばかりのもので。

想いも、願いも、希望も「今」に繋ぎ、遂に櫻坂が東京ドームへ。



in 東京ドーム

欅坂として1回、櫻坂として1回、東京ドーム公演を行っている。

2019年の東京ドーム公演では
欅坂の世界観を全面押し出し、欅坂を爆発させた。

2022年の東京ドーム公演では
櫻坂を確立、存在証明し、欅坂と櫻坂を繋げた。

では2024年の東京ドームは何を魅せてくれるのだろう。何に期待したいだろう。

この2日間を思う存分楽しみ、櫻坂の「今」を魅せ続けて。

と私は願う。何かと比較するのではなく、「今」を魅せてほしいし、私も「今」を全身で感じ取るから。

そして、楽しかったこれまでと、未来への期待を込め、今、満開の桜を咲き誇ろう。私たちは櫻坂とどこまでも行くよ。



小さな背中に 大きな夢を乗せて
ここまで来たんだよ

思い通りの未来だけじゃないけど
楽しかったよね 全てが

息を切らし ただ 走り続け
追いかけてたのは 胸の熱さだろう

もう一回のない。 そんな瞬間が
ずっと 繋がってくように
何を描こうか? 何をしようか?
なんて 想像してみるけど

きっと きっと

SPYAIR / オレンジ


僕が叫ぶこの声には たとえ意味などなかろうと
君にただ届けと願う 心が叫ぶのやめないの

願うだけ ただ願うだけ 君の夢が咲き誇るまで
願うだけ そう願うだけ 君の夢は僕のでもあるから

RADWIMPS / カタルシスト


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