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TOEIC Part7を解く上でのコツ
読解問題。
Part5とPart6を高速で回答し、Part7に55分割く。
読む文章は多いが、答えは必ず文書中にある。
設問タイプ毎にヒントの探し方を習得し、スコアアップをする。
テスト形式
【出題数】54問
・シングルパッセージ: 10 set(各set 2~4問)
・ダブルパッセージ : 2 set(各set 5問)
・トリプルパッセージ: 3 set(各set 5問)
【目標回答時間】
各設問につき、1min~1min30sec。Part全体で55分。
【攻略のコツ】
1.文書と設問タイプを見極めて、時間配分。
Part7は時間管理が全てのカギ🔐
文書と設問タイプを見極める事が重要。
・回答根拠を見つけやすい設問は、確実に正解をする。
e.g.)文脈型問題、ピンポイント型問題、意図問題、同義語問題
・回答根拠を探すのに時間がかかる問題は、時間を区切って回答。
e.g.)選択肢照合型問題、NOT型問題、文位置選択問題
→読む文章量が多いダブル、トリプルパッセージも文脈問題、同義語問題は、すぐに解ける。
2.『キャッチ』&『サーチ』でヒントを探す。
個々の文書に取り組む際は、
①10sで文書を見て、目立つ情報をキャッチ。
②設問を1つ読み、文書の中で関連情報をサーチ。
※複数設問を読んでも、忘れる為、1問ずつ順に回答。
3.設問と選択肢を丁寧に読み、言い換えに注意。
選択肢に『文書内のヒント情報に含まれる単語』が選択肢に入っていたら罠の場合あり。
→単語だけを手掛かりにせず、設問と選択肢の内容を正確に理解する姿勢。
【技術1】文脈型問題
文書の概要を把握して、解く。冒頭に特に注意。
文脈型問題→文書の『概要』を問う問題
・文書が書かれた目的→冒頭を読めば、わかる事が多い。
(e.g.) I am writing to ~ →しかし、選択肢では、表現が抽象的である事に注意。
・文書の読み手
・文書が掲載されている場所
文書全体に目を通し、趣旨を把握した上で解くのが基本。
54問中5~10問出題。
【ポイント】お知らせは、『時期』『場所』『特別な事』『変更内容』に注目。
noticeの頻出テーマは、以下の通り。
・イベント案内→日付、開催場所、特別な事
・会社規則
・何らかのルール変更→いつから適用されるか?、どう変わるか?
【技術2】ピンポイント型問題
設問中のキーワードをスキャンして解く。
ピンポイント型問題→文書中の『特定情報の詳細』を問う質問。
(e.g.)
・イベントはいつ始まるか?
・Smithさんはどの部署で働いてるか?
回答手順
①設問に含まれる具体的な語句をキーワードとする。
→固有名詞(人名、社名、地名)、数字(日付、価格)等、具体的であるほど有用。
②文書をスキャン
→キーワードの周辺を読むと回答根拠が見つかる。
*回答根拠が複数箇所に分散している事もあり。
54問中15~25問出題。
【ポイント】メールや手紙では、最初の段落、各段落1行目と最終行に注目
メール、手紙、社内連絡票等のビジネス文書
→誰が誰に向けて書いているのか?確認。
*肩書き、部署名も文脈理解に役立つ。
最重要は、文書の目的。
→特にクレーム対応の文書は頻出。
(e.g.)配送の遅れ、商品の欠陥に関するお詫び
→今後の解決策、補償の方法が書かれている事が多い。
対顧客のビジネス文書は、論理構成がしっかりしており、目的や結論などの情報は、最初の段落に書かれている。
*各段落の1行目と最後の行を読む。
【技術3】選択肢照合型問題
全文を読んでから選択肢を見て、即決。
深追い厳禁。
選択肢照合型問題は、以下の形式。
・What is stated about ~?
・What is suggested/indicated about ~?
* "~"の部分がキーワード
→キーワードに関する記述を文書から探し、その部分を読んでから4つの選択肢を見て、正解と思う選択肢で即決。
*選択肢と文書の記述を1つずつ照合してる時間がない為。
→難問だと感じたら、無駄に時間を割かず、適当な記号をマークして次へ。
54問中9~18問出題。
【ポイント1】文書に書かれている事のみを根拠とし、勝手に推測をしない。
【ポイント2】フォームでは、『項目』を確認。
申込書、アンケートなどの記入式フォームは、手紙や記事と比べたら視覚的に情報を読み取れる為、素早く解ける。
1. フォームの目的を把握。
2. 記入すべき(しなくてよい)情報は何か?
→名前、住所、カード番号などフォームの項目を見れば、正解は容易。
*申込書→申込方法、アンケート→提出先が問われる事もある。
正解は、たいてい文書の最後。
メニュー、クーポン、レシートも項目名や金額等を確認する点で共通。
【技術4】NOT型問題
消去法で解く。時間がなければ、真っ先に捨て。
NOT型問題は、設問文にNOTが含まれる設問。
3/4の選択肢が文章の内容と一致。
→消去法で残った1つを正解とする。
4つの選択肢に目を通してから文書を読めば、解きやすくなる。
ピンポイント型と選択肢照合型がある。
→照合すべき情報がリスト形式になっていれば、正誤判断しやすいが、根拠が分散していれば、超難問。
→時間切れになるなら真っ先に捨て。
出題数は、54問中2~4問。(間違えても、ダメージ小)
【ポイント】広告では、『目的』『ターゲット』『申込方法』を探す。
広告は、以下の手順でチェック。
①何が宣伝されているのか?
②その商品、サービスが、誰のためのものか?
③コンタクト手段
→tel, mail, websiteなどが明記されている。
④『詳しい情報を知る方法』、『割引、特典を受ける方法』
→ほぼ間違いなく最後の数行に書かれている。
【技術5】意図問題
ターゲットの文直前の『問い掛け』と直後の『補足』を確認。
『意図問題』→smartphone、PC messageのやり取りやチャットの特定の文(target)を引用し、意図を問う問題。
targetは、チャットの別参加者による問い掛け(質問・依頼・提案)に対する返答である事が多い。
→問い掛けを特定し、返答として適切な内容の選択肢を選ぶ。
*選択肢が絞りきれない時は、target直後に追加ヒントあり。
54問中2問出題。(text message, chatは2set、意図問題が必ず1問)
【ポイント】chatでは、参加人数に注意。
出題2setの詳細は以下の通り。
・2問→チャットの参加者は、2人。
・4問→チャットの参加者は、2~5人。
*3人以上のchatは、送信が前後する事がある為、問い掛けと返答(target)が必ずしも連続しない事に注意。
→4問のchatでは、参加人数が2人 or 3人以上か冒頭に要確認。
【技術6】文位置選択問題
挿入文内の『繋がり語句』に注目し、空所前後を確認。
文を無理なく挿入できる位置を文書中の4箇所にある[number(1,2,3,4)]の中から選ぶ設問。
3問または4問文書の最終設問として、合計2問出題。
→難易度が高いため、時間が足りなければ、すぐに捨て。
【回答手順】
①先に他の設問を解き、文書テーマと展開を頭に入れて、挿入文を読む。
②挿入文に接続副詞、代名詞、this event等繋がりを示す語句が含まれていれば、ヒント。
③各空所の直前の文と噛み合うかチェック。
*空所の後ろにある繋がりを示す語句がヒントになる事もある。
【ポイント】記事は段落毎の役割と展開を抑えながら読む。
新聞や雑誌の記事は、視覚的特養が乏しく、一目で情報を捉える事ができない為、しっかり読む必要がある。
トピックの頻出は、以下の通り。
・企業や施設の開業、新サービスの案内
・地元の政治家、企業家、芸術家などの人物紹介
・イベント開催案内
記事は、長い文章である事が多く、以下設問タイプが頻出。
・選択肢照合型問題
・NOT型問題
・文位置選択問題
→段落毎に内容を要約し、役割と展開を意識しながら読む。
【技術7】選んだ語句を代入し、文意が通るかチェック。
設問で指定された文書中の語句(target word)の同義語を選ぶ設問。
→主にdouble, triple passageで出題。
【回答手順】
①"target word"が含まれる文をよく読む。
②文意に合う同義語を選択肢から選ぶ。
③選んだ語を元の文に挿入して、確認。
【注意点】
①語句の知識を問う問題であると同時に、読解問題である事に注意。
→選択肢には、違う文脈であれば、正解になり得る語句が複数ある為、文脈を軽視すると間違える。
②30~40sで解ける為、時間がなくても、飛ばさない。
54問中2~5問出題。
【ポイント】ヒント分散型の設問
複数のヒントを関連づけて、回答する設問がある。
→文書の一部を理解しても、正解できないようになっている為、回答に時間がかかる。
(e.g.)
・When was the seminar held?
→文書後半にlast monthとあっても、選択肢がIn Julyとあれば、その文書がいつ書かれたか?チェックしなければ解けない。
【技術8】double/triple passage(DP,TP)、一文書型問題
設問の表現から『一文書型問題』を特定し、within 1minで解く。
複数文書問題の5設問のうち、2~4問は、1文書の情報だけで解ける『1文書型(Single passage question: SPQ)』。
DP 2 setとTP 3 setの合計25問中15~17問を占め、約半数が設問表現からSPQと判断可能!
以下は、SPQ。
①設問文中に参照すべき文書が明記されている。
(e.g.)according to the article, in the first e-mail
②DPの最初の2問、TPの最初の1問。
③目的を問う問題
④同義語問題
→『catch』『search』でヒントを探して解く。(single passageと同様)
【技術9】double passage/ 複数文書型問題
選択肢から解きやすさを見極める。
参照すべき文書が明記されていない設問は全て、複数文書の情報を統合して回答する『複数文書型』の設問(Multiple-passage question: MPQ)の可能性がある。
・DP→5問中1~2問(3問目以降が多い)
MPQは、SPQより難しいが、選択肢が短く、同質の情報がリスト上に並んでいる場合は、解きやすい。
・一方の文書に選択肢のリスト情報が含まれている。
→もう一方の文書から設問のkeywordを検索
*keyword周辺にlistから1つ選ぶ為の『条件』が書かれている。
【注意点】選択肢が長文の時は、難しいMPQのため、時間がなければ次へ。
【技術10】triple passage/複数文書型問題
最初の1minで各文書の概要を掴む。
MPQは、5問中2~3問出題。(2問目以降)
解き方は、DPと同様だが、ヒントがどの文書に含まれているか?見極める事が重要。
【ポイント】最初の1min以内で各文書の概要を把握。
①文書タイプ
②トピック
③書き手
④読み手
→把握後、設問を確認し、ヒントを探しに戻る。
時間をかけ過ぎないようSPQを優先的に解く。