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嫌いと義理と情とか

出産祝いで軽く10万以上吹き飛んだ。
立場的に払う額の設定額、
すなわち相場の額が多いのが理由だが。
そしてほぼ同時期に出産したからだ。

相場より少ない場合、何故だか
少ない=好きじゃない=どうでもいい
貰い主は私をどうでもいいと思っている
と、よくわからない論法でジャッジされる。

嫌いならそもそも贈りもしないだろう。
義理?当り前じゃないか。
相手が義理以外で私に何かするのか?

重なるとかなりな金額となった。
しかも双子までいる。
秘書でも居れば頼むかもしれないが
そんな立場でも無く自分でデパートに行き
今のシーズンなら来年夏に着れるものにしようとか
スタイ(よだれかけ)は汚れが目立たないものがいいとか
それぞれもらう側の趣味を考慮しつつ買う。

出産日に最大1か月差があったが贈った時期は同じ。
理由はあの人はこれ位貰ったとかの比較をお互いしないため。

相場が悪い訳じゃない。
貰う額で
自分をどう感じているのかチェックして
今後付き合うべき態度など、
その価値を値踏みされる側の気持ちなど
まるでお構いなし。

祝えてもらえたのに。いいじゃんそれで。
だけど不謹慎にジャッジしているなんて。

贈った相手は思ってもみない。



重い病気をした子のその後の様子伺いを兼ねて
ちょっとしたプレゼントを贈る。
金沢旅行でお見舞いに行った相手。
半年経過したので気になっていた。


するとオンライン飲み会で
一緒に出掛けた子と呑めるようにと
同行した相手と自分の双方に贈ったという
お酒が届いた。
自分は自宅でお酒を飲まない。
でもありがとうを言う。

相手はSNSであげるであろう。
こんな素敵なお酒を貰ったと。
しかし自分は知っている
値段を見て、他に贈答品として渡している事を。
多分半月もしないうちにそのお酒を
誰かに渡すだろう。



50を過ぎると義理がより重要になる。
義理として相手が満足するパフォーマンスを
しなければならない。

若いうちは好きな子になにかするのは必死だけど
どうでもいい人にはどうでもいいという行動を
多分するだろうし、していたと思う。
そしてそれで済んできた。

この歳になり渡すものは
相手が喜ぶ値段とセンス、
皆にこんなに愛されている感を伝える事ができる品物。

義理で送る出産祝いも
忘れていませんを伝えるプレゼントも

どっちみちこの歳になると

全てただの
義理になってしまうものなのかもしれない。










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