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SixTONES初のドーム公演に寄せて

とうとう4月になった。

1月4日の「慣声の法則」ツアー初日、横浜アリーナで発表されたドームの追加公演。
あれからあっという間に3ヶ月が経ち、いよいよその日を目前に迎えている。

昨年の6月6日(すとーんずの日)にファンクラブに入会し、今回のアリーナツアーで初めてライブの申込をした。名義は自分のもの一つ。
東北の田舎に住んでいるので、行ける公演は北海道・宮城・横浜ぐらいかと思ってそれらの15公演全てに申し込んだが全滅だった。
行きやすい・行きづらいを考慮せずに、広島や愛知も申し込むべきだったと後悔した。

そもそも、SixTONESが毎年ツアーをやる1月~3月は仕事が繁忙期で、休みも取りづらい。
まあ、今回ダメでもいつか行けるだろう、次のツアーは全公演申し込んでみようと思っていた矢先の追加ドーム情報だった。
アリツアの反省を生かして、今回は即座に大阪・東京の全公演を申し込んだ。

当落の日。

ファンクラブから届いたメールには、「当選」の文字があった。
冗談抜きで手が震えたし目を疑った。
今回も1名義での応募。当たらない方が当然だと思っていた。
4月23日(日)、東京ドーム。いわゆる“オーラス”が当たっていた。

その日、Twitterには「全滅」の文字が溢れていた。
アリツアの時には自分も「全滅」ツイートをしたし、悔しく悲しい気持ちはよく分かったので、当たったとは言いづらかった。
当たった喜びを叫ぶのも、落ちた悲しみを叫ぶのも自由なんだから気にしなくても良かったのかもしれないけれど。

2枚取ったチケット。同行者に名乗りを上げたのは、すっかりスト担になった旦那ではなく、6歳の姪っ子だった。
正月に会った時、私が寝ても覚めてもSixTONESに狂っているのを見て興味を持ったらしい。
「あれから、家でずっとYou Tube見るようになった」と姪っ子の母親である私の妹から連絡が来た。
姪っ子は関東圏に住んでいるため、大阪公演が当たったら内緒で旦那と行くつもりだったが、東京ドームだったので一応声をかけてみたら、「行きたい!」と即答だった。

小さな子どもをライブに連れて行くメリット、デメリットはネットに溢れていて、それらをよくよく熟考した結果、妹夫婦が「行かせてみよう」という判断をした。
You Tube見た結果、誰が好き?と聞いたら、「京本大我くん!王子様みたいだから!」とのこと(「一番ヤベーの選んだな……」と旦那)。
きょものと、自分用に髙地のうちわ、姪っ子のためのペンライトを追加で注文。
先日無事に届き、新幹線のチケットも取り、あとは行くだけだ。

私にとっては、10年ぶり3度目の東京ドームになる。
Backstreet Boysを2回(1階スタンドと2階席)、YUKIちゃんのソロ10周年(アリーナ席)で1回行った。
1階スタンドとアリーナ席はめちゃくちゃ良くて、あれだけ大きいドームでも肉眼でちゃんと見えた。
2階席はやっぱりモニターですら小さくて、まあこの会場にいられるだけいいよね、と思いながら見ていた記憶がある。
今までは紙チケだったから事前に席が分かっていたけれど、デジチケも初めてだし行かないと席が分からないライブも初めてで、調べることがとにかく多い。

水道橋駅で働いていたこともあるから、ドームの大きさも入退場の大変さも、公演前後の駅の凄まじい混雑具合も知っている。だけど、ジャニーズのライブとなるとまた未知だ。雰囲気から何から全然変わってくるんだろうか。
姪っ子を無事に楽しませ、送り届けるミッションもあるので、楽しみも心配も半々だ。

でも、メンバーが折に触れ「やりたい」と言っていたドーム公演。
その場に立ち会えるだけでもありがたい。
いつか生で見てみたいと思っていたが、こんなに早くこんな形で叶うとは思っていなかった。
もしかして今年はツイてるのかもしれないと一瞬思ったが、髙地の舞台は案の定全滅だったので人生そう上手くはいかないのだと悟った。

次にいつこんなチャンスがあるか分からない。もしかしたら最初で最後になるかもしれないと思いながら、目に焼きつけてこようと思う。