2024.06.24
何かを読みたいのに本棚を通り過ぎたらもう戻るのが面倒で、結果スマホをいじりながら吉本ばななのnoteに課金してしまった。
うちはそんな広くないので本棚なんてすぐそこなのに…
先日29歳になった。
誕生日は、無条件におめでとうと言ってもらえるのでうれしい。おめでとうという言葉は、よい。
とはいえ、かつて憧れていた毎日なにかをお祝いしましょ、みたいなほっこりマインドはもうどこかへ行ってしまい、日々世の中のニュースを見ては暗澹たる気持ちになっているけれど、
さっき読んだ吉本ばななの日記に、「私の仕事は世の中を憂い嘆くことではないので…」みたいなことが書いてあって少しハッとした。
たしかに。
そりゃ社会を見つめること、政治を監視することは大事だけれど、でもそれで暗い気持ちになるのは私の仕事ではない。
それくらい図太くいたいと思った。
はてさて。
29歳。
さすがにもういよいよ生きてるなこれは、という感覚になる年齢。今までだって生きてたんだけど、これはもう本格的に物心もついてますわ、みたいな。
なんか、タトゥーとか入れてもそろそろ後悔しない絵柄が選べそうな年齢だなと思う。いや、まだかな。
とにかくなにか、少しだけ、長い呪縛から解かれ始めているような感覚になっている。きっとこのあともう少しでモヤが晴れそう、みたいな気持ちがずっと続いていくことが人生なのだろうとも思うけれど。
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