一ノ瀬海くんのピアノに取り憑かれている

今、「ピアノの森」という作品のピアノ集を聞いていて

私のお気に入りは

王道だと思うが

やはり一ノ瀬海のピアノである

特に

ピアノ協奏曲第一番ホ短調作品11第一楽章〜第三楽章

つまり

ショパンコンクールのファイナルで弾いた3曲と

英雄ポロネーズがとても好きである

ピアノは習っていたが、ショパンは弾いたことないので

このアニメで初めてショパンの曲をじっくり聴くことになったのだが

ショパンがすごいのか

ピアニストの方々がすごいのか

もちろんどちらもである

ただ

一ノ瀬海のピアノがやっぱり一番聴きたくなる

背景を知っているからだろうか

音楽の聴き方って色々あるけれど

私は奏者のバックグラウンドに注目するのだろうか

彼のピアノを聴いていると

効果的に響き渡る高音や

流れるような連譜や

芯のある音にとても惹かれる

楽譜を見ながら追ってくと

優等生じゃないピアノってこういうことか

という気づきを得る

私は楽譜通りが正義だと思っていたから

この発見は大きくて

正しく弾いてる人よりも

一ノ瀬海のピアノに惹かれるのだから

その域にいつか到達してみたい

好きなピアノができたから

自分でももっとピアノを楽しみたくなった

ワクワクをくれて本当にありがとう

いつも美しいピアノをありがとう

今も、少し丁寧に弾いた和音が体に響いてきた

聴くときは少し緊張するけれど

このほど良い緊張がクセになる

中毒性ってこういうことか

ずっと聴いてるもんな

1時間ぐらいあるのに

中毒性のある曲を生み出せる人ってすごいと思う

中毒性のあるパフォーマンスを生み出せる人ってすごいと思う

リスペクトしかありません

私はそれを享受することしかできないので

彼らが幸せに暮らせるように

環境を整える仕事をしたいですね

彼らを支える仕事をしたいですね

高音になるにつれて優しいタッチになる、、、

下降音形の時の滑らかさがすごく好きだなあ

とにかく私は一ノ瀬海のピアノに取り憑かれたのである

アニメにもそういうキャラいたな

ピアノってあんなに素敵な音が出るのか

いいなあ

第三楽章に入りました

軽やかで、ワクワクするような

でも繊細で

この胸を締め付けられるような感覚

ちょっと切なさも入ってるのかな

壮大なオケとも相まってとても際立っている

無理に存在を示していないんだけど

目立ってしまうみたいな

目を向けてしまう

そういう美しさかな