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令和5年度第1回電気通信主任技術者(伝送設備)問5(1)勉強ノート

問題文

問5 次の問いに答えよ。 (小計15点) 
(1) 次の文章は、DBMSにおけるトランザクション処理の概要について述べたものである。

(ア)~(ウ)に最も適したものを、下記の解答群から選び、その番号を記せ。ただし、同じ記号は、同じ解答を示す。 (2点×3=6点) 

DBMSの基本的な機能の一つにトランザクション管理機能がある。 
トランザクションは、データベースの参照・更新処理を含むひとまとまりの処理単位であり、(ア)特性といわれる性質を備えている。(ア)特性のうち、(イ)は、トランザクションの処理が、完全に実行されて完了するか又は全く実行されなかったかのようにトランザクション実行前の状態に戻るかのいずれかが保証される性質をいう。また、耐久性は、トランザクションが実行を終了すれば、更新などの処理結果がシステム障害により損なわれない ことを保証する性質をいう。 

(イ)と耐久性を実現するための処理にトランザクションの障害回復処理がある。トランザクションの障害回復処理において、障害発生直前のチェックポイントから障害発生時まで の間にコミット済みのトランザクションに対して、ログファイルを参照しデータベースへの反映を行う処理は、(ウ)といわれる。 

<(ア)~(ウ)の解答群> 

① 品 質 ② 完全性 ③ ACID ④ ロールバック 
⑤ 可用性 ⑥ トラヒック ⑦ SQL処理 ⑧ レプリケーション
⑨ 原子性 ⑩ リストア ⑪ 一貫性 ⑫ ロールフォワード 

解答

(ア)3(イ)9(ウ)12

勉強ノート

ACID特性とは、トランザクション処理の4つの特性のことであり、
Atomicity(原子性)、Consistency(一貫性)、Isolation(独立性)、Durability(耐久性)の頭文字をつなぎ合わせたもの。

原子性とは、不可分性のことであり、中途半端にはならないということですかね。

ロールフォワードとロールバックという言葉がありますが、
ロールバックは障害発生したら取り消して元に戻すこと
ロールフォワードはバックアップを適用して障害の起きる前に戻して、それ以降の処理を再現し、復活させること。


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