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令和5年度第1回電気通信主任技術者(伝送設備)問7(1)勉強ノート

問題文

(1)次の文章は、労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針(改正令和元年厚生労働省告示第54号)(以下、指針という。)について述べたものである。(ア)~(エ)に最も適したものを、下記の解答群から選び、その番号を記せ。ただし、同じ記号は、同じ解答を示す。(2点×4=8点)

 指針は、事業者が労働者の協力の下に一連の過程を定めて継続的に行う(ア)な安全衛生活動を促進することにより、労働災害の防止を図るとともに、労働者の健康の増進及び快適な職場環境の形成の促進を図り、もって事業場における安全衛生の水準の向上に資することを目的とする。
 指針で定義される労働安全衛生マネジメントシステムとは、事業場において、次の(ⅰ)~(ⅳ)に掲げる事項を体系的かつ継続的に実施する安全衛生管理に係る一連の(ア)活動に関する仕組みであって、生産管理等事業実施に係る管理と一体となって運用されるものをいう。

(ⅰ)安全衛生方針の表明
(ⅱ)(イ)等の調査及びその結果に基づき講ずる措置
(ⅲ)安全衛生目標の設定
(ⅳ)安全衛生計画の作成、実施、評価及び改善
 また、(ウ)とは、労働安全衛生マネジメントシステムに従って行う措置が適切に実施されているかどうかについて、安全衛生計画の期間を考慮して事業者が行う調査及び評価をいう。事業者は、(ウ)の結果を踏まえ、定期的に労働安全衛生マネジメントシステムの全般的な見直しを行い、労働安全衛生マネジメントシステムの妥当性及び有効性を確保するものとする。
 事業者は、安全衛生目標の設定並びに安全衛生計画の作成、実施、評価及び改善に当たり、(エ)等の活用等労働者の意見を反映する手順を定めるとともに、この手順に基づき、労働者の意見を反映するものとする。

<(ア)~(エ)の解答群>

①計画的②法定的③労使委員会④定期検査⑤5S活動⑥予防的
⑦工事調整会議⑧自主的⑨危険性又は有害性
⑩パフォーマンスレベル又は安全度水準⑪安全衛生委員会
⑫マネジメントシステム認証審査⑬労働災害調査
⑭重大事故又はヒヤリハット⑮システム監査⑯不安全状態又は不安全行動

解答

ア8イ9ウ15エ11

勉強ノート

労働安全衛生マネジメントシステムとは
・継続的な安全衛生管理を自主的に進めることにより
・労働災害の防止と労働者の健康の増進、快適な職場環境を形成し、事業場における安全衛生水準の向上を図る
ことを目的としている。

また、それには以下が必要であるらしいので覚えましょう。
1 安全衛生方針の表明
2 危険性または有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置
3 安全衛生目標の設定
4 安全衛生計画の作成、実施、評価及び改善

システム監査:システムが想定通りに維持運用管理されているかどうか、定期的に監査するもの
(システム監査ってPCとかソフトウェアだけだと思ってたら労働安全衛生マネジメントシステムとかも含むのですね・・・)

労働衛生委員会:労働安全衛生マネジメントシステムの目的達成のために労働者の意見を反映するために開く委員会だと解釈

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