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令和5年度第1回電気通信主任技術者(伝送設備)問6(1)勉強ノート

問題文

(1)次の文章は、イーサネットの概要について述べたものである。(ア)~(ウ)に最も適したものを、下記の解答群から選び、その番号を記せ。

 イーサネットは、通信規格の一つであり、OSI参照モデルにおける物理層とデータリンク層をサポートしている。
 イーサネットがサポートする物理層の規格には、使用される伝送媒体や伝送速度が異なる仕様がある。例えば、10GBASE-LRでは伝送媒体として(ア)が使用され、伝送速度は最大10Gbit/s、伝送距離は最大10kmとなっている。
 データリンク層で扱われるイーサネットフレームにおいて、宛先及び送信元のアドレスとして用いられるMACアドレスは6Byteの長さを持ち、上位の3Byteは、(イ)といわれ、これによりネットワークインタフェースカードの製造メーカなどを識別することができる。
 イーサネットフレームは、一般に、有効フレームの宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、タイプ/フレーム長フィールド、データフィールド、有効フレームのデータに誤りがないかどうかを検査するためのFCSなどで構成される。IPヘッダ及びTCPヘッダを含めたデータフィールドの最大データサイズは(ウ)といわれ、デフォルト値は、一般に、1,500Byteである。

<(ア)~(ウ)の解答群>

①SYN②ツイストペア③MAU④MSS
⑤OUI⑥プリアンブル⑦LLC⑧MTU
⑨マルチモード光ファイバ⑩パディング
⑪シングルモード光ファイバ⑫プラスチック光ファイバ

解答

ア11 イ5 ウ8

勉強ノート


10GBASE-SR 光ファイバ:MMF(300m)
10GBASE-LR 光ファイバ:SMF(10km)
10GBASE-ER 光ファイバ:SMF(40km)
10GBASE-T UTP/STP(100m)


MACアドレスは前半24bitが各メーカーに割り当てられたOUI
後半24bitがメーカーが個々の機器に重複しないように割り当てられた固有の数字になっている。


通信機器が一度に送信できる最大のデータサイズはMTUと呼ばれ、1500バイトまでとなっている。


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