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ハンター6猿の良い所をこじつけてビースト6との差別化を図ろうという話【オートチェス】

※8/20 良い所 ハンター駒を重ねられる に追記しました。
※8/21 参考資料 https://youtu.be/SsVwrrxPr08

はじめに

 ある日の私は、いつものようにハンター進行をしていた。3Rでサンダーハンマーを作り、強い奴の盤面を覗き、勝利を信じてレベルを上げた。重なりの弱い盤面をレベルとアイテムと配置で補う。それはまさに完璧なハンター進行だった。後はビーストに移行し、5G駒を引くだけだった……。

 強引なレベル先行戦術の末、行き当たりばったりでたどり着いてしまった謎構成「ハンター6猿」。誰もがビースト6で良いと言う。いや、やってもいないのに弱いと決めつけるのは早計ではないか。現に私はビースト6より優れている点をいくつか発見している

 本記事は、「ハンター6猿」のいいところを無理やり洗い出し、ビースト6との差別化を図ろうというものである。しかしこれは飽くまでも差別化であり、「ハンター6猿」のほうが強いと言っているわけではないことに留意していただきたい。
 また、何より圧倒的に試行回数が足りない。実用段階にまで至っていない。机上論として、読み物として読むことをお勧めする。

少々長いですが、最後まで読んでいただけると幸いです。

ハンター6猿とは

 どうも皆さんこんにちは。toiroと申します。まずはハンター6猿ってなあに?という方向けに説明します。

 Fig.1に基本構成を示します。以下お品書きです。

  • スペースウォーカー(キャリー)

  • アクアハンターセイレーン(CC要員)

  • 闇のスピリット(雑に強い、ウォロ2)

  • 占い師呪術医(グレ2、ウォロ2)

  • ハンターの方々

 アイスプレートメイルを持った即打ちアクハンからセイレーンの石化へつなぎ、その間にで叩き潰そうというコンセプトです。フェイトローブを持っていない相手や、自陣から出てこない構成は1歩も動けず全滅します。Fig.2はデッキです。暫定版なので、宝石マジシャンやプロダジィのところが変わる可能性があります。ホーンやインセクトの択があった方が強いかもしれません。

Fig.1 ハンター6猿
Fig.2 デッキ

立ち回り

ハンター連勝します
そもそもハンター連勝できねえよ!という方もいるかもしれませんが、本記事の主題はそこではないのでざっくり説明で勘弁してください。

進行方法

3R~10R
1or2Rでデッキを選択し、3Rでアイテムを全て取り、場合によってはレベルを上げてハンター連勝します。7or8Rでレベル6に入れることが多いです。
怨影禁忌を取っておくと自分より強い盤面に配置で勝ちに行けるので利子の範囲で抱えておくことをお勧めします。バサカ霊刃影の魔王裏切りやその他アイテムを持ってる駒とかに合わせます。

11R~20R
11Rでレベル7 ケーブ2ハンター6
16Rでレベル8 ケーブ2ビースト2ハンター6
18or19Rでレベル9 ビースト4ハンター6orポン引き5G+ハンター6
みたいな感じにすることが多いです。ビースト4はできればを使いたいですが適当に引いたやつでいいです。特に狐はハンター6ビースト4が乗っていれば☆1でもめちゃくちゃ火力高いのでオススメです。精製ハンマーを使いまわせるのもポイント高いです。
16、17Rあたりまで連勝できれば及第点です。20まで続けば花丸です。メイジがいたらマリーンだそうな。

21R~25R
ここら辺から怪しくなってきます。が、ビースト4ハンター6が意外に強いので引きや重なり次第では全然戦えますし、攻撃力特化構成なので負けても敵の駒を結構減らせることが多いです。ケブ4の甘えたディバインや重なりの薄いビーストには結構勝てます。ウォリ9は勝てませんがかなり駒を減らせます。ホーン狐☆2メイジ9は諦めた方が気が楽です。セイレーンやスパクイが来ているときは21Rでハンター9を出すことも視野に入れたほうがいいかと思います。

連勝が維持できているときは23Rくらいにはレベル10にあげちゃうことが多いですが、不安だったらプリーストを出したりライフを盾にしながら25Rまで9レベルでお金を貯めて粘ればいいと思います。

26R~
5G駒を引きます。私たちは祈って待つことしかできません。
猿を引くまで狐☆2で代用というのはありだと思います。

アイテム

3R
サンダーハンマー鋼の鎧ブレードブレイサーのどれかを作って入ることが多いです。全部作れるときは基本サンダー作ればいいと思います。鋼かブレイサーの択は、タンクが重なっていたらブレイサー、それ以外は鋼とか?知らんけど。

その後
フェイトローブアイスプレートメイルあたり。16R以降でメイジ9と当たるときは15Rでフェイトローブ作ったりします。プレメは最終的にアクハンが使うので作れるタイミングで作って良し。それまでは狐☆1やセイレーン☆1に持たせておけばok。

は作れるやつから作っていこう。
折れた剣だけ精製ハンマー用に1本残しとけばok。

上位アイテム
トルハン
如意棒怒りの斧エタニティ氷棘ペン鎌、全部当たりです。つまり外れはないです。好きな奴から作っていけばok。個人的にはトルハンを取る判断をすることが多いです。酋長も好き。

良い所

 さて、前置きが長くなりましたがいよいよ本題です。ズバリこの構成の良い所を列挙していきます。こじつけに聞こえるかもしれませんが、いや確かにこじつけ気味ではありますが、紛れもなく良い所なので。

ハンター駒を重ねられる

 ハンター連勝をしていて、こう思ったことはないですか?
「ウィンドレンジャー2枚来たけど、重ねたらお金損するしなー」
「アンブラめっちゃ来るやん、アンデいかないぞ??」
「利子割るしライフルマンの2枚目売るかー」
 はい、重ねて良くなります抱えることを正当化できます。ハンター連勝の寿命は駒の重なりと概ね比例します。重なりの良いハンター6は余裕で25Rまで戦えます。心置きなく重ねて連勝してください。ライフを守ってください。

※追記
序盤は利子しっかりとりましょう。特に3Gハンター駒は利子絡んだら売ったほうがいいです。10R6レベル20G、15R7レベル50Gを目安にしましょう。
お金がないことにはレベル先行できないので。

ビースト駒を集めなくてよい

 ハンター連勝からビースト6へ移行するときこういう経験はないですか?
「利子割るけど人狼売っていいか?」
「一応ビースト6出るけど、一つも重なってないや」
「芋虫一生☆1なんだけど」
「熊ドルいつまで☆2やねん」
 全て経験談です。当たり前です。後から集め始めてるんだから。
かと言って、じゃあ何Rからビーストを集めるのが正解なのか利子が絡んだらどうするのか。集めるったって、レベル先行したいハンター8や9レベルでしっかり駒を重ねたいビーストは矛盾します。何Rまでハンターをやるのか移行直前に引いたハンター駒を重ねるのか重なってないビースト6で戦えるのか、その場その場でのアドリブ性が高くなりプレイを煩雑化させます。

 ならいっそ、本来ビースト駒を抱えているはずの分のお金を経験値に振ってしまい、さっさと5G駒を引いてしまおうという話です。
ただし狐だけは持っておいて、猿を引くまでハンター6狐☆2でつなぐのは良いと思います。

ビースト6より火力が高い瞬間がある

ビースト6ハンター6ビースト2、ついでにハンター6ビースト4の火力を比較します。と言ってもただの計算です。
左側が猿☆1に剣2本を持たせた場合、右側が猿☆2に剣2本を持たせた場合のものです。図中青線がビースト6、オレンジがハンター6ビースト2、グレーがハンター6ビースト4です。ヘブンアタックは考慮せず、単純なダメージのみをプロットしました。ので縦軸はあまり参考にならないかもしれません。飽くまでもビースト6による攻撃力×1.4+スタックとハンター6ビースト2による(攻撃力+90)×1.15の比較だと思ってください。
 配色やレイアウトがキモイのは許してください。2分で作ったので……
 一応プライドで縦軸は揃えましたが横軸がそろっていないので非常に見にくいです。ごめんなさい。直しません。あと計算が間違っていたらごめんなさい。

Fig.3 ダメージ比較


 何が言いたいかというと、ハンター6ビースト4最強!!

という訳ではないです。時間軸を追加するとグレ2にやスタンによる一方的な攻撃時間によってまた変わるのでここでは議論しません。

 比較すべきは青線とオレンジ線です。
 猿☆2の場合、ビースト6の効果によって伸びる攻撃力が増えるので、5回目の攻撃あたりでハンター6ビースト2を追い越します。もちろん他の駒が稼いだスタックも考慮すればもう少しダメージは上がります。
 じゃあ猿☆2になったらビースト6のほうが強いの?と言われると基本そう思っていただいていいと思います。が、後衛駒なんかはスタックが溜まりづらいですし、猿のヘブンアタックを5回受けて立っている駒はそういないので何とも言えません。ハンター6のほうがダメージが大きい状態で倒しきれることもしばしばあるかと。(敵キャリー以外)

 しかし、今注目すべきはここでもありません。猿☆1です。猿☆1の場合、12回目の攻撃まではハンター6のほうがダメージが大きく、それ以降はビースト6が追い越します。ハンター進行から猿を引いてきて、すぐに☆2になりますか?少なくとも私はなりません。重なっていないビースト駒が縦軸に大きな影響を与える程スタックを稼ぎますか?私はそうは思いません。

 この結果が意味するところは、ずばり重なってないビースト6をやるくらいならハンターやっとけ。ということです。レベル先行で駒の重なりが薄い状態で10レベルを迎える本構成ではこの形を経由するメリットが非常に大きいです。キャリーが狐でも同じです。狐☆2の攻撃力は猿☆1と☆2の丁度中間あたりです。それこそハンター6ビースト4でいいです。

 もちろんビースト駒が重なっていたらスタックも溜まるし騎士への打点も増えるのでビーストのほうがいいと思います。

アクハンセイレーン闇グレ2ウォロ2ができる

 ビースト6、アクハン、セイレーン、闇、占い師、あれ、1枠足りない。

 そうなんです。ビーストでアクハンセイレーン闇グレ2ウォロ2をやろうと思うと11レベル必要です。これにはビーストをやっているときに何度も頭を悩ませました。

 セイレーンを抜くことが多かったですが、今の環境はメイジ系の構成をやっている人が多く、できればマリーンはつけておきたいです。
 じゃあグレを抜くか、それも嫌です。猿は攻撃速度が早ければ早いほどスタン性能が上がり強くなります。

 ウォロもあったほうがいいのは自明です。相手が如意棒を持っていたらその限りではないですが、そもそも闇が強すぎるのでわざわざ抜くことはありません。

 さて、ハンター6猿。これができます。シナジーが美しすぎる。個人的にこれが一番ポイント高いです。

不死の射手で慈悲ペンを避けれる

 ビースト6をやっているとき、猿の慈悲ペンを誰で避けますか?第一候補は熊のドルイドだと思います。しかし実際どうでしょう。以下の図に簡単にまとめました。剣の後の数字は剣の本数を表しており、剣1は精製ハンマー剣2は精製ハンマー+メイスを想定しています。基本的に3本目以降を持たせることは無いと思ってください。

Fig.4 猿熊比較
Fig.5 猿射手比較

 それではFig.4を見てください。熊は素で猿より攻撃力が低いので、猿が持っている剣の本数+1の剣が必要です。たまたま落ちてきたゴスブレを持たせたとしても、剣2本を越えられません。そもそも熊が☆3にならない人は話になりません。私の事です。

 一方で、Fig.5をご覧ください。射手はパッシブで攻撃力が1.45倍されるので、アイテムと相性が良いです。同数の剣を持たせれば猿の攻撃力を越えますし、ゴスブレ1本で猿の剣2本を越えます。剣3本、または剣+ゴスブレで猿の剣+如意棒を越えます。

 若干の差ではありますが、確かに熊よりも慈悲ペン避けが容易です。
平和の涙避けたいけど、如意棒外すのはなあ……って言って1歩も動けずに負けた経験はありませんか?不確実ではあるものの、これは1位の取りやすさに直結します。

最終構成を後出しジャンケンで決めれる

 こちらの構成、ぱっと見10枠構成に見えますが実はそうではありません。アクハン、セイレーン以外のハンター駒4種(場合によってはセイレーンも含めて5種)は自由枠だと思ってください。飽くまでもレベル先行という進行の都合上ハンター6がそのまま引き継がれているというだけです。そしてハンター6のままでも最後まで戦い抜けるパワーがあるというだけです。

 がしかし、ハンターとはそもそも移行するものだということを忘れてはなりません。ハンターから移行するタイミングを5Gを引いた後に遅らせてもよいんじゃない?ということです。ハンター6猿は、まだ一段階進化を残しています。

 ハンター駒を終盤まで使いつぶすことで本来移行に使うはずだったお金が浮きます。熊や芋虫、人狼などの3、4G駒を重ねるために使うはずだったお金が浮くのです。序盤連勝で守ったライフも含めれば、かなりのリソースがあります。卓に合わせて後出しジャンケンで適切な構成移行ができれば弱いわけがありません。

プリーストで耐えれる

 これはこの構成ならでは、という訳ではありませんが、占い師がいるのでかなりライフを守れます。連勝が途切れた後、9レベルをスキップしている間に隙が生まれるのでプリーストと相性がいいです。何ならプリで耐えてるだけで周りが落ちて上位入れることもしばしば。

悪い所

あえて書きません。自分でやって確かめてみてください。

まとめ

 長くなりましたが、これにて終わります。本記事は暫定版というか、机上論的な側面が強く、経験値が乏しいです。しかし数回やった感じかなり感触が良かったのでまとめました。しばらくやってみて、ダメそうだったらひっそりと削除しようと思っています。なくなっていたら察してください。

それでは。


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