エデン条約編の(おそらくは激しく間違えた)読み解き方(1)

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前回のおさらい。

・ブルアカの生徒たちは、自分たちの「元ネタ」たる存在と、それが記述された記録とに支配されている。
・『エデン条約編』の物語は当初、黙示録など、新約聖書に記された展開に縛られていた。
・ヒフミのように、その「新約聖書の記述」を別のもので上書きしようとした不貞の連中がいる。

ここまで「元ネタ」という言葉で表現していた「〝箱舟〟たるキヴォトスに保存されていて、生徒たちのアバターの原型となる、Archived Blueprintとでも呼ぶべき因子」は、のちのストーリーで「本質」「神秘」「崇高」「恐怖」「テラー」などなどと呼ばれているアレらをまとめたような概念だが、ここでそれらの言葉を使うと少々意味がズレかねないこともあり、以降しばらくは「原型」で統一することとする。

というわけで、つづき。
前回は遠回りな基礎知識の話ばかりだったから、今回はいきなり本筋いきます。



■アズサの物語

色々な立場と、色々な役割を背負った者たちが、複雑に絡み合って『エデン条約編』のストーリーを展開している。

その中のひとつ、まずはここから始めよう。
エデン条約にまつわる本来の物語における最重要人物。
すべての引き金を引く存在。
そして、その役割から引きずりおろされた、一人の少女の話である。

・ホワイトライダーの話

アズサの「原型」(キヴォトスに保存された因子)は、ヨハネの黙示録6章に語られる「白い馬の乗り手」であろう。
別名ホワイトライダー。メガテニストなら何度か戦って三途の川に叩き込まれたことがあるかもしれない。

小羊がその七つの封印の一つを解いた時、わたしが見ていると、四つの生き物の一つが、雷のような声で「きたれ」と呼ぶのを聞いた。
そして見ていると、見よ、白い馬が出てきた。そして、それに乗っている者は、弓を手に持っており、また冠を与えられて、勝利の上にもなお勝利を得えようとして出かけた。

新共同訳・ヨハネの黙示録 6章1~2節

前回も引用した、このこれである。

ヨハネの黙示録は、5章までが「最後の戦いが来るから心構えをしなさい」と説く話で、6章以降が「こんなやべえのが続々出てきて大変なことになるぞ」と語る話である。
そして、その6章の頭に出てくるのが、このホワイトライダー。
つまり、「黙示録の戦いの幕開けを告げる役割を担う者」である。

なお、黙示録の四騎士という呼び名がある通り、同じように「世界最後の戦争の始まりを告げる」乗り手は、あと三体登場する。
赤い馬の乗り手、黒い馬の乗り手、青白い馬の乗り手である。
それぞれ紛争、飢饉、死を象徴し、ヒヨリ、ミサキ、サオリが対応する。

「……一人、足りなくない?」

ソウデスネ。
アリウス・スクワッドの最後の一人、「特別な彼女」については、また別の役割を与えられている。ので、説明は後日に譲る。

……なんか、前回からこうやって説明を後ろに回しまくってるけど、ほんとに最後まで書けるのかこの記事。

・アズサに与えられた役割の話

さて、
「黙示録の展開の通りに進むようになっているキヴォトス」で、
「黙示録の戦いの先鋒の役割を与えられたアズサ」は、
どういうことになったか。

ご存じの通りである。
「お前が引き金を引くんだ」と延々言われ続け、嫌だと言っても聞いてもらえず、どうにかこうにか拒んだと思っても、結局のところ、自覚のないところで役割を果たしてしまうのである。
まったく陰鬱な物語だよ! なんか言ってやってくださいよヒフミさん!

「アズサちゃんが人殺しになるのは嫌です……」
「そんな暗くて陰鬱なお話、私は嫌なんです」
「それが真実だって、この世界の本質だって言われても、私は好きじゃないんです!」

『ブルーアーカイブ』エデン条約編・第?話

はい、前回に引き続き二度目の出演ありがとうございました。

もちろんヒフミは、黙示録のことも、ホワイトライダーという役割のことも知らないまま、この啖呵を切っている。
しかし、「物語の本筋(黙示録)のことなんて知ったこっちゃない」という主張なので、本当に本筋について知らなくても問題はない。

そして、この主張に巻き込まれた多くの少女たちによって、物語は(表面上はエデン条約機構が)大きく改竄されていく……という形になる。

これが、『エデン条約編』の、もっともわかりやすく表側を流れていた物語のひとつだった。



■ヒフミの物語

アズサの物語は、ヒフミの物語と隣接している。
ゆえに、こちらについても紐解いていかねば、双方ともに全容は見えない。

ヒフミの宣言とエデン条約機構の締結、および場を支配していた物語の改竄は、『エデン条約編』第3章の要である。
3章のすべては、あのシーンのあの瞬間に集約した。
しかし、すべてが集約する要であるならば当然、それはノリと勢いだけのものであってはならない。主人公補正だとかご都合主義だとかの産物であってもならない。
仮に一見してそう見えたとしても、裏側にはしっかり、「メタの戦いにおいて物語の本筋を跳ね除けられるだけの裏付け」を用意されていなければならない。

ただ、あのシーンを読んだプレイヤーの大半は、「どういう理屈でああなったのか」まではピンと来ていなかったのではないかと思う。
伏線はあった。積み立てられたものは確かにあった。
だが、それらは、「これがそうです」という名札をつけずにそこに置かれた。展開の熱さに駆り立てられるように読んだ人々の目に留まるような書き方をされていなかった。

本項では、そのへんの一部を拾い上げてみる。

・ヒフミは何者なのか、の話

キヴォトスの生徒たちには元ネタがあり、元ネタに支配されている……という話を、ここまでさんざんやってきた。
そしてヒフミは、おそらく初期状態では、有名どころの元ネタを持っていない。
ヘイローを背負ったアバターである以上、もちろん原型は存在するだろう。だがそれは有名な天使などではない。「幸福な・祝福された・愛された」平凡な一個人であるという以上の役割を持っていなかったはずなのである。

しかし、『エデン条約編』開始前に、彼女にひとつの転機が訪れた。
それが何だか、わかるだろうか?

そう、紙袋をかぶったのである。

仲間たちとともに、銀行に押し入ったのである。

リーダーとして、大犯罪をやってのけたのである。

「うへ~ここまでは計画通り!次のステップに進もうー!
 リーダーのファウストさん、指示を願う!」
「えっ!?えっ!?ファウストって、わ、私ですか?リーダーですか?私が!?」

『ブルーアーカイブ』対策委員会編・第1章第14話

その時に彼女が名乗ることになった名前は、「ファウスト」。

ほとんどのプレイヤーは、この時、「あーはいはいギルギアのパロディね」としか思わなかっただろう。
この形の紙袋をかぶったファウストといえば、もちろん真っ先にそこが連想されるはずだからだ。

閉じた世界の物語にあまり露骨な別作品パロディを持ち込まないでほしいよなーと、冷めた感想を抱きすらしたかもしれない。
少なくとも私はそうだった。
「シナリオ良いぞと言われてこのゲーム始めたけど、ここでそんなありきたりなことやられてもなー」などと考えていた。

これがミスディレクションだったなんて、誰が思うよ。

大声でもう一度言いたい気分なので、繰り返す。

これがミスディレクションだったなんて、誰が思うよ!!!????


・物語としての『ファウスト』と、ウリエルの話

さて、ファウストの名前が出たところで、『ファウスト』の話である。
世にいるファウストという名前のキャラクターたちすべての、原典の中の原典である、ファウスト博士を主人公とした古典のお話である。
前回の記事でちょっとだけ顔見世したやつだ。

もちろんこれ自体は、新約聖書そのものではない。
新約聖書を元ネタに敷いているというだけの、ゲーテによって書かれた、超広義でいえば二次創作の物語である。

ただまあ、現代である21世紀の我々の目から見ると、そんなに区別しなければいけないようなものではない。時代に差はあれど両方ともに歴史があることに違いはないし、神学の議論の場には双方が区別なく登場する。
乱暴に例えるなら、本編リリースのだいぶ後に追加発売されたDLCだ。
厳密には本編の一部ではないけど、世界観を拡張してくれるし新しいものを提供してくれるし、一般プレイヤー的にはとりたてて区別をする必要を感じられない。そういう感じのやつだ。

どういう物語か。
超絶すごい錬金術師であり、天使や悪魔にモテまくり、「幸福な、祝福された」を意味する名を持つファウストという人間が、人類代表として理性を試される。
具体的には、若者の肉体を得て、青春をやりなおす。
やりなおしたその青春の中で満足し、「時よ止まれ」と口にしてしまったら賭けはメフィストの勝ち。しなかったらファウストの、ひいては人間の理性を信じた神サイドの勝ち。
ざっくりそういう話である。

繰り返すが『ファウスト』は、新約聖書の一部ではない。
その二次創作である。
だからその登場人物たちは、新約聖書に登場するものと同一ではない。
ファウストやメフィストフェレスはとても有名だが、言ってしまえば、二次創作のオリキャラでしかない。
キヴォトスのアーカイブに保存された原型たちの中に、彼らのための枠はなかったはずだ

なかったはずだ、というのはつまり。
状況を変えやがったやつがいたということである。

犯人のヒントは、当の『ファウスト』の序幕にいきなり隠れている。

『ファウスト』序幕は、ラファエル・ミカエル・ガブリエルの三天使が主の前で歌っているところから始まる。
そこに悪魔メフィストフェレスがひょっこり現れて、あいつを堕落させてみようと思います的な勝負を持ちかける。神や天使はファウストのことをやたら評価しているので、できるもんならやってみい的にこの勝負を受ける。

さあ何をお賭けになります。もし旦那様が、
あの男をそろりと私の道に連れこむことをお許しくださるなら、
あれを旦那様から奪い取ってごらんに入れますが。

岩波文庫『ファウスト 第一部』より

ところで。
この序幕の話を聞いて、
「ラファエル・ミカエル・ガブリエル……あれ? ひとり足りなくない?」
そう思う人もいるはずだ。
ゲームに登場する大天使という場合、ウリエルを含む四大天使を示すことが多いからだ。

実際には、◯大天使という枠組みは、いくつかのバリエーションをとる。
一般に二大天使といった場合、『ダニエル書』に記述があったミカエルとガブリエルのみをカウントする。
三大天使という場合、『トビト書』に記述のあったラファエルを追加する。
四大天使という場合、さらに、外典にのみ記述のあるウリエルを追加する。
七大天使という枠組みもあるが、これはもう、文書や伝承によって追加メンバーがまちまちである。メンバーの入れ替わりの激しいアイドルグループのごとくだ。

そして『ファウスト』序幕において登場するのは、三大天使である。
いちおうはこの三名に負けない有名どころであるはずのウリエルは、それでも、この座組には呼ばれない。

ウリエルには、少々特殊なエピソードがある。
8世紀の一時期に、天使信仰を悪しとした当時の教皇じきじきに「あいつ堕天使な」と宣言されたことがあったのだ。
(実際にはこの時堕天使宣言を受けた天使はもっと大勢いたが、その中で一番のビッグネームということで、この話をするときはだいたいウリエルが全責任を背負わされた代表扱いされているような気がする。かわいそう)

前のほうで少々触れたが、キヴォトスには、
ラファエルを原型とした少女としてナギサが、
ミカエルを原型とした少女としてミカが、
ガブリエルを原型とした少女としてセイアが、
それぞれ存在している。
言わずと知れたティーパーティーの面々である。まあこの三名に関してはあからさまな名前を冠しているので疑問の余地がない。

三名のティーパーティーが、三大天使を背負っている。
ところで、ここに、四人目のトリニティ学生が新メンバーとして加わるかもしれなかったというエピソードを、覚えているだろうか。

そして、この三名に続く大天使に数えられるはずだったウリエルだが。
「ずっとまじめでした」と原典に記されていた他の三名と違って、原型に堕天エピソードがあるので、やろうと思えば役割を放棄して逃げ出すことが可能だったのである。

そう!
ウリエルを原型とし、その役割を背負うはずだった少女も、「ティーパーティの候補であったが、いきなりはっちゃけちゃったから資格を失って自由人になっちゃった」が可能だったのである!
可能だったからといって、やるかどうかは本人の意志次第だろうけど!
ふつうやらないよね!? まわりに迷惑かかるしね!? 思いついても自制心ってものが働くよね!!!???

……そう。普通は、思いついてもやらないはずなのだ。
そうだよな、ハナコ?

・ハナコの物語

というわけで、こいつだ。
本来は、「神の炎」の異名を持つ、まじめな大天使ウリエルの役割を担うはずだった。なのにそれをポイと投げ捨てて、「堕天使」ウリエルの道を軽やかステップ。裸ワイシャツの元優等生。
今日もニコニコ笑顔で楽園追放を楽しむ、それは本来お前の役割じゃないんだよアダムとイブとついでにサタンにあやまれ超あやまれ。

彼女は『エデン条約編』序盤において、不真面目な不良生徒として登場する。
補修組でありながらテストに合格する意思がなく、楽しく日々を過ごすことを優先する。さらには、その道に仲間たちを誘いもする。

ラファエル(ナギサ)のお気に入りの人間であるファウスト(ヒフミ)のそばで、堕落の道を囁いたりもしつつ、共に試練(テスト)に挑む生活を過ごしたのだ。

メフィストじゃん。
そんなのもう、完全にメフィストフェレスじゃん。

ウリエルを演れって言われてトリニティに配役されたんだろ、お前。
なんでまったく違う、しかもよりによって二次創作のオリキャラを演り始めてんのよお前。
そういう話である。

・人間ファウストという役割の話

ハナコがメフィストフェレスを演ってしまった。
それが、それだけのことが、状況をちょっとおかしくする。
いやまあハナコはいつだって状況をちょっとおかしくするやつだが、今回のこれは少し意味合いが違う。

「メフィストフェレスという悪魔」の原型がキヴォトスに保存されていなくて、メフィストフェレスを背負ったアバターの生徒が現れることはない。
それでも、ウリエルを放棄したばかやろうが、メフィストフェレスのアバターを演じてしまったら、どうなるか。

ファウストにも同じことが言えてしまうのだ。

ファウストの原型はキヴォトスに保存されていない。ファウストを元ネタとしてキヴォトスに生まれ落ちる生徒はいない。
しかし、ファウストのように愛される一個人が、ファウストのアバターを演じてしまったら、どうなるか。

開幕の準備が、整ってしまった。

「今ここで、私の本当の姿をお見せします!!!」
「私の正体、それは……」
「『覆面水着団』のリーダー、ファウストです!!」

『ブルーアーカイブ』エデン条約編・第3章19話

「黙示録なんてやめて『ファウスト』やろうよ!!!」

つまり、あの時の彼女は、こう宣言していたに等しいのである。
めちゃくちゃである。
筋が通っていない。

「序盤の主要登場人物は揃ってるからいつでも始められるよ! あ、私が主人公のファウストやるからよろしくね!」

そういう問題じゃねえんだよ。おまえ自分が何言ってんのかわかってんのか。
いやヒフミは本当に何もわかっていない。自分が名乗るファウストなる名前に何かの意味があるなどとは想像もしていない。
でも、何もわかっていないまま、そういう意味のことを言ってしまった。

そして、隣で先生が「オッケー」と頷いてしまった。

「……先生、君はあくまで立ち向かうつもりかい?」
「生徒たちが他の何でもなく……」
「……ただ、生徒たちであるために?」
〝そうあるべきだって、私は信じてるから〟

『ブルーアーカイブ』エデン条約編・第3章15話

単にヒフミが宣言しただけなら、それだけなら、何にもならない。
しかし、前の記事で触れた通り、新約聖書というものは歴史上幾度となく手を加えられ、変化してきたものだ。
そして、『エデン条約編』におけるキーワード、エデン条約機構(Eden Treaty Organization:ETO)の更新は、まさにその「しい束」を意味する。
あの場を支配していた「新約聖書」という物語を書き直すことができる、唯一無二のタイミングだったのだ、あれは。

“ここに宣言する。”
“私たちが、新しいエデン条約機構(ETO)。”

「契約を曲解し、歪曲し、望み通りの結果を捏造する……」
「『大人』のやり方には『大人』のやりかたで、か……」

『ブルーアーカイブ』エデン条約編・第3章19話

その「新約聖書を書き直せる瞬間を作る」こそが、長い時間をかけて黒幕ベアトリーチェが仕掛けてきた陰謀の本質だった。
そして、プレイヤーの代理人であるはずの先生が、プレイヤーにも内緒でこの陰謀の成果をかすめとり、曲解と歪曲と捏造を駆使し、ヒフミの決意を後押しする形で〝そういうこと〟にしてしまった。

そんでもって。
ここで、先ほどの、アズサの物語の話の続きになる。
黙示録の中においての彼女の役割はどうしようもなくホワイトライダーで、そこからはどうやっても逃げられなかった。定められていた。
しかしだ。キヴォトスで展開していた物語の演目が『ヨハネの黙示録』から『ファウスト』に変わったことで、ホワイトライダーの役目がなくなってしまったのだ。

やらなければならないことがなくなったなら、どうするか。
提案はすでに為されている。

「友情で苦難を乗り越え」
「努力がきちんと報われて」
「辛いことは慰めて、お友達と慰め合って……!」
「苦しいことがあっても……誰もが最後は、笑顔になれるような!」
「そんなハッピーエンドが私は好きなんです!!」

『ブルーアーカイブ』エデン条約編・第3章19話

主役様が斯く仰せだ。登場人物各位は、速やかにこの物語に参画せよ。
お幸せにな。

・その『ファウスト』すらも結局捻じ曲げられるオチの話


おおむねイイハナシダナーで進んできたこの話には、実はひどいオチがつく。

最終的にすべての状況を上書きするのに等しい使われ方をした『ファウスト』という物語だが。
これの本編も、本来はかなり陰鬱な物語である。というか、確かに青春物語なのだが、ベースは悲劇なのである。当時の流行だね。

だが、それはそれでこれはこれ、なのかもしれない。
なにせもともとキヴォトスのアーカイブにない物語なのだから、好き勝手に二次創作を「これが私の『ファウスト』です!」と言い張って書いていっても問題はないのかもしれない。
そもそも、用意できていた役は天使と悪魔だけ。序盤以降に必要になる人間の役はまったく準備できてなかった。つまり、物語が悲劇を迎えるところまで続けることが最初から不可能だったわけだし。

改竄したはずの物語が実はただの白紙でしかなくて、青空を映して同じ色に輝いている、と。アオハルアオハル。
ちょいとポエムが過ぎる解釈ではあるが、そこまで含めて、ヒフミらしいオチだとも思えなくもない。

あるいは、
「時間よ止まれ、お前は美しい」
有名なこの言葉をヒフミが口にした瞬間、本当にそういうことになるのかもしれない。
だとしても、我々プレイヤーがそれを目撃することになるとは、あまり思えないが。





7000字を超えたので、以下次回。
次があればな!


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